福島第一原発による事故後、福島県から神奈川県横浜市に避難した小学生

イジメを長らく受け続けた件で、当時の手記が公開されました。

画像:【手記の一部】
手記の一部
http://mainichi.jp/articles/20161116/k00/00m/040/063000c

現在中学1年生になる男子生徒が、避難時の小学2年生~5年生まで、横浜市で原発を理由に

ひどいイジメを受けたとされる件。

画像:【福島の子供たち】
福島の子供たち
http://www.ibtimes.co.uk/japan-marks-third-anniversary-tsunami-fukushima-disaster-1439861

15日、生徒側の代理人弁護士は当時ノート3ページに渡り書かれた生徒の手記について、一部

を公表しました。

【生徒の手記】

「(加害児童生徒の)3人から…お金をもってこいと言われた」

「○○○(加害児童生徒名)からは メールでも 言われた」

「人目が きにならないとこで もってこいと 言われた」

「お金 もってこいと言われたとき すごい いらいらと くやしさが あったけど ていこうすると またいじめがはじまるとおもって なにもできずに ただこわくてしょうがなかった」

「ばいしょう金あるだろ と言われ むかつくし、ていこうできなかったのも くやしい」

「○○○(加害児童生徒名) ○○(加害児童生徒名) には いつも けられたり、なぐられたり ランドセルふりま(わ)される、 かいだんではおされたりして いつもどこでおわるか わかんなかったので こわかった。」

「ばいきんあつかいされて、 ほうしゃのうだとおもって いつもつらかった。 福島の人は いじめられるとおもった。 なにも ていこうできなかった」

「いままで いろんな はなしを してきたけど (学校は)しんようしてくれなかった」

「なんかいも せんせいに 言(お)うとすると むしされてた」

「いままでなんかいも死のうとおもった。でも、しんさいでいっぱい死んだからつらいけどぼくはいきるときめた」

今回、公表を決意した生徒は

「同じようにいじめられている子どもの励みになれば」

との思いだそう。

なお、イジメには恐喝などもあり、5年生時には遊ぶ金として、1回あたり5~10万円を約10回、

10人前後に現金を持ってくるよう強要され、支払わされたとされています。

小学2~5年生という4年間、担任も学校側もイジメについての対応が無責任だったようです。

この事件を思い出しました。