2016年11月19日
『ニンテンドースイッチ向けにソニックアドベンチャー3が欲しいというコラム記事』が掲載中。
1998年、ソニックを3Dゲーム化する上で、ドリームキャストでどのようなゲームを生み出すかを考えた際、当時セガに在籍していた中裕司氏が『未来基準』と銘打って制作されていたのがこのソニックアドベンチャーで当時のスクウェアだった坂口氏、チュンソフトの中村氏など蒼々たる顔ぶれが制作発表会に顔を出し、一部初公開になったシーンを見て驚いていたのが印象的でした。
そして、ドリームキャストのロンチから1ヵ月後の12月になんとかリリースに漕ぎ着け、世界的大ヒットを記録、ソニックの復帰作品となります。その後、続編となるソニックアドベンチャー2が開発され、前作から技術的な改善とステージの練りこみがより一層強くなり、60フレーム化で爽快感あるステージ構成になっていて、また音楽もノリノリで素晴らしいものに仕上がっていました。
この作品も世界的大ヒットをしたんですが、ドリームキャスト終了と共に、どういう運命を辿るのか?という中、先に展開されたのがニンテンドーゲームキューブへの移植でした。ソニックアドベンチャー2バトルとして改善も施した1作は、ゲーム性の豊かさとソニックの知名度が生きて、世界で400万本の大ヒットを記録、これ以降ソニックがこれ以上のヒットをしたタイトルが出ていないものになっています。
ただ、お子様が触れているのを店先のDEMOなどで見ていたんですが、ちょっと難しすぎて手を引いてしまっている部分があったので、その辺は改善の余地があるのかもしれないですね。wiiUでもソニックロストワールドが出ていますが、妙に難しい部分などが相変わらずあったので、その辺はセガらしさを感じますねぇ。
ゲームとして、ソニックだけではないプレイアブルキャラクターも魅力的で、テイルズ、ナックルズ、エミーなど、様々なシュチュエーションで練りこまれたステージを遊ぶのはとても痛快で、ゲームをバラエティにしてくれただけではなく、ゲームそのもののグレードを引き立たせる一面があったので、そのよさを生かして、3がもし作られる事があるならば、発展系を見てみたいところです。
ソニックアドベンチャー2の後にマルチプラットで出たソニックヒーローズは事実上の失敗作に終わってしまっていたので、ゲーム性も考えられてはいたものの、面白みという意味ではクオリティダウンは否めなかったので、そのまま3を継続してくれていたほうがソニックファンやゲーム好きにも満足され、そして受けもよかったでしょうね。今から作るとなっても海外ゲーマーは歓迎してくれるはずなので、PS4&XBOXOne&ニンテンドースイッチで作っているソニック2017とは別に平行してソニックアドベンチャー3をニンテンドースイッチでまた再びカムバックして欲しいブランドの1つといえますね。
| [ゲーム]任天堂関連記事 | 20時00分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑