9417463南米アマゾンの熱帯雨林で外界から孤立して暮らす先住民が、違法採金者6人を弓矢で射殺した。ブラジル当局が18日、明らかにした。殺害を実行したのはベネズエラ国境に近いブラジル北部ロライマ州で暮らす先住民ヤノマミの人々。



アマゾン孤立先住民、違法採金者6人を弓矢で射殺


ブラジル国立先住民保護財団FUNAIの報道官はAFPに「ヤノマミの団体から人が死亡したと報告があり、FUNAIのチームが現地に向かう準備中だ」と述べた。ロライマ州警察の報道官によると、争いの原因は不明だという。

先住民族の権利保障を訴える国際組織によると、ヤノマミの人口は3万5000人と推定され、アマゾン孤立先住民の中では最大級とされる。


ヤノマミの集落と武器で飛行機を狙う住民
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新たな病気を持ち込み、川や森を汚染していると批判されている違法採金者らは、ヤノマミの人々が先祖代々暮らしてきた土地への侵入を続けている。また、ヤノマミの人々の土地の境界には牧場が迫ってきているという。


金を採掘する無法者 「ガリンペイロ」