米クアルコムは18日(現地時間)、最新世代の急速充電技術「Quick Charge 4」を発表しました。
プレスリリースによると、Quick Charge 4は「Quick Charge 3.0」比で最大20%高速かつ最大30%高効率な充電を実現しており、およそ5分間の充電で5時間以上もの端末動作を可能にするほか、15分間以下の充電で、完全放電状態から50%まで充電することも可能にするとのことです。
また、クアルコムは今回、Quick Charge 4を生み出すにあたり、専用の電源管理用のICチップ「SMB1380」および「SMB1381」を開発。
さらに、第3世代へと進化した独自の電源管理技術「Intelligent Negotiation for Optimum Voltage(INOV)」と合わさり、端末本体および各種充電機器の温度や電圧、電流の状態に応じて最適な給電を行うとともに、過充電などによる事故や破損の発生を未然に防ぐとされています。
なお、Quick Charge 4は、同日に発表された次世代フラッグシップSoC「Snapdragon 835」に実装される形で、2017年上半期中に登場する予定です。
[クアルコム]
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