UJ2016年12月号 ローゼンメイデン0-第8階-感想(赤いアイツもいるよ)
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要所要所で話を引き締めてくれる水銀燈が貫録のUJ表紙。
コミックス1巻の表紙は、ストーリーの内容的にも当然のように翠星石が独占。
単行本収載話中での金糸雀と雛苺は賑やかしにも近い感じでしたが、マッドティーパーティーでプリティぶりを発揮。
蒼星石は、ジュン時代での結菱老人との強烈な絆にとらわれていた時には見せる機会が少なかった
素直で柔らかい、薔薇乙女最後の良心ぶりがいい感じです。
ジュン時代で蒼星石が薔薇屋敷関係で頑固になった時に、翠星石があれだけ狼狽していたのも
こんなに仲良くしていたのにという思いがあったればこそだったのでしょうか。
真紅ちゃんは寝てました。ウルジャン最新話でも寝てました。結菱坊ちゃんだけが真紅にご執心でした。
でも坊っちゃんは真紅一筋とか言いながらブレがちで、契約できるなら水銀燈とか他の薔薇乙女でもいいみたいです。
しかし、第1希望は真紅だけれども機会があれば他の薔薇乙女でも契約したいというのは、逆にブレていないかもです。
「華が双眼鏡で目があった相手」というのも真紅ですね、間違いない。
あまりの主人公冷遇に、血走った目で現世をにらみつけていたに違いありません。たまげたなぁ。
そして、時代背景的に姉妹とは顔合わせできないだろうと思っていた雪華綺晶ですが
攫われた幼女が目を調べられていたので、ひょっとしてひょっとすると今後にチラリと登場する可能性も。
ただ、第0ドールらしき歌う人形も目を閉じていたことからして、幼女の目が調べられていたのは
雪華綺晶関係というよりも、第0ドールを完全体にするためだとか、そういう理由かもしれません。
もしくは幼女誘拐犯の兎頭の怪人が東方常敏みたいな、お目目ペロリストだったのでしょう。 - 赤いアイツ展
- ローゼン0で真紅成分が補給できない以上
中野ブロードウェイ「墓場の画廊」で開催中の赤いアイツ展で真紅成分を補給するしかありませんでした。
ひたすら流れ続けるレッドファイト。壁にはレッドマンの貴重な六面図チックな写真。
倒れているレッドマン「たおレッドマン」の足裏の写真もあり
レッドマニストや怪獣は、多分これだけでほぼイキかけることでしょう。レッドキック的な意味で。
フリースペースに描かれた来場客の真っ赤な誓い。竹藪のイカルスと、くしざし!カネゴン。
大人がささっと描いた絵柄のように見えますが、画廊には小さなお友達もそれなりに来ていたので
子供の絵である可能性も僅かながら存在しています。後者だとすれば、赤いアイツが残した業はあまりにも深いです。
赤いアイツ展で購入したマグカップ、オマケで貰えたお面。
これでローゼン0の1巻表紙に赤さが足りない寂しさもまぎれます。ありがとうレッドマン。さようならレッドマン。
以上、ウルジャンとほとんど関係なかった今月の与太話です。本当にありがとうございました。
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