米アップルは17日(現地時間)、新たな「iPhone 6 Plus」のディスプレイ修理プログラムを提供することを発表しました。
「Touch Disease」を発症した「iPhone 6 Plus」
今年8月頃より、iPhone 6 Plusにおいてディスプレイの一部が不意に点滅し出したり、タッチ入力を精確に認識しなくなる不具合が一部ユーザーの間で発生し、“Touch Disease(タッチ病)” としてその存在が広く世間に知れ渡ることとなりました。
しかしながら、多くの修理を求めるユーザーの声に対して、米アップルはその症状を「修理保証の対象外」として、新たな端末を購入することを勧告。その対応に憤ったユーザーたちによって、修理の実施を求める集団訴訟が起こされるに至りました。
そして、今回の発表はTouch Diseaseの存在を公式に認めるものであり、発表日をもって、上述の不具合が発生した端末であっても149ドル(国内では1万4800円)にて修理を受けることが可能となります。
なお、公式発表によると、Touch Diseaseは表面の硬い場所や物などに端末を落下させた場合や、何らかの衝撃や圧力が加えられた際などに “発病” する可能性があるとのこと。防護ケースを装着させるなどの手立てが有効な予防策となりそうです。
[アップル via Phone Arena]
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