真美「アーミネーター」
真美「そうなんだよー!見てよこれ!」
亜美「...」
伊織「やけに姿勢がいいし...おとなしいわね」
真美「どうすればいいのかもう真美にはわかんないよ...」
伊織「いつからなの?」
真美「昨日の夜からだよ...」
真美「亜美ー、そろそろお風呂はいらないとー」
亜美「...」
真美「なんだもう準備してたのー?それなら言ってくれれb」
亜美「...」スチャ
真美「」
真美「...そんな真っ黒なサングラスどうしたの...?」
亜美「...」
亜美「風呂に行こう」
真美「え」
真美「...うん」
亜美「b」ブクブク
真美「あ、亜美ぃーー?!」
亜美「」ブクブク
真美「溺れる!溺れるよ亜美!」
亜美「っはぁ!」ザバー
真美「な、なにやってんのさ亜美ー...」
亜美「...」
真美「と、とにかく身体洗ってきなよ、ね?」
亜美「...」コク
真美(どうしたんだろう...)
亜美「......」
真美「...」
亜美「伏せろ!」
真美「?!」ビクッ
亜美「...」ブシャアアア
真美「ちょっ!う、ぶばばばばば!」バシャバシャ
亜美「...」
真美「な、何すんの亜美!」
亜美「...伏せろと言ったろ」
真美「言ってから一秒もしない内にシャワー向けてきたっしょ?!」
真美「ご丁寧に水圧切り替えてくれちゃってさ!」
亜美「...」
真美「だんまりかこらー!」
亜美「......」
亜美「さっさと失せろ、ベイビー」
真美「はああ?!」
亜美「ガタガタ言うなクソ野郎」ブシャアアア
真美「ちょっとぉ?!うわあああ!」バシャバシャ
真美「そうなんだよ~...」
伊織(亜美はターミネーターにでもなったの?)
真美「このダボダボな革ジャンだって数日前は家のどこにもなかったしこのブッカブカのブーツだって突然だしてきたんだよ?」
伊織「わざわざ買ってきたのかしら...?」
亜美「...」
伊織「というか暑さも感じないのかしら?ここ結構暖かいのに」
真美「まるでロボットだよー...」
亜美「...」ピク
伊織「ん?」
真美「どしたの?いおりん」
伊織「今ロボットって言葉に反応したような...」
亜美「...」
真美「今の亜美が何かに反応するわけないっしょ~」
真美「昨日だって喋りかけても無視か」
伊織「ガタガタ言うなクソ野郎」
真美「それそれ」
伊織(ターミネーターよね...)
伊織「私にどうしろっていうのよ...」
真美「いおりんの力で治すんだよ!いや!治してください!」
伊織「そんなこと言われたって...」
亜美「......」キリッ
真美「ほら、こんなサングラスかけてキリッとした亜美嫌っしょ?」
伊織「私は似合ってると思うわ」
真美「そういうことじゃないよー!」
真美「ホントにどうしちゃったのさ亜美ー...」
真美「?」
伊織「亜美がさっきから手に持ってるケースは何かしら」
真美「あ、ホントだ、なんか細長いの持ってる」
亜美「...」
伊織「亜美?何これ」
亜美「...」バサ
伊織真美「?!」
伊織(バラと...)
真美「銃?!」
亜美「...」グシャ
伊織(オーバーな動作でバラ踏んじゃったわ...)
亜美「伏せろ」
伊織「は?」
亜美「」スッ
伊織真美「?!」
真美(モノホン?!)
伊織(いや、よく出来てるけど偽物よね...)
真美「ちょっと?!危うく死人が出るとこだったっしょ?!」
伊織「出ないわよ」
亜美「亜美はターミネーターだ」
伊織「あ、やっぱり?」
真美「亜美がこんなことするなんて...人を撃つなんてしちゃダメっしょ?!」
亜美「なぜ」
伊織(あ、でもこれちょっと面白いことになるかも)
真美「なぜってなんでもだよ!」
亜美「なぜ」
真美「あぁーみぃ~!!」
伊織(えっとここは...)
伊織「右手を挙げて人を撃たないって約束しなさい」
亜美「!!」
伊織(あ、嬉しそうな顔してる)
亜美「...」ヒョイ
亜美「人を撃たないと約束する」
真美「えっ」
真美「真美のいうことは聞いてくんないのに...」グスッ
亜美「...」
伊織(亜美がちょっと心配そうな顔してるわね...)
伊織「真美、ちょっと耳貸しなさい」
伊織「そうよ、ターミネーターの真似をしてるのよ...多分」
真美「じゃあ病気とかじゃなくってわざとやってんの?」
伊織「まぁ、そりゃそうでしょうね」
真美「...よかったぁ~」ハァ
伊織(本気で心配してたのね...)
真美「じゃあ今はとりあえず合わせればいいんだね?」
伊織「そうね、気が済むまでやってやろうじゃない」
亜美「...」
伊織真美(今何を求めてるかがわからない...)
伊織(喉乾いたのね...)
真美「飲み物...」ガチャ
真美「げっ」
伊織「どうしたのよ真美」
真美「冷蔵庫にただの炭酸水しか入ってないよー...」
伊織「いいじゃないそれで」
真美「亜美これ嫌いだから多分今これ持ってくと...」
伊織「あのショットガンで撃ってくるわね...」
伊織「弾入ってないけど」ボソ
真美「うぅ...」
伊織「しかたないわ」
真美「?」
伊織「正直になにもなかったって言うのよ」
真美「えー?!」
真美「ま、真美には荷が重いよいおりん...」
伊織「何言ってんのよ、あんたの可愛い妹でしょ」
真美「いやそりゃ可愛いけど...」
伊織(......)
伊織「ほら、わかったら行く!」ドン
真美「うあうあ~!押さないでよー!」
真美「飲み物は...その...なかったよ......」
亜美「...」チラ
伊織(な、なにかしら...)
亜美「...」
伊織(あ、あれ、すごい敵意を感じる)
亜美「...」
亜美「ではまた来る」サッサッサ
伊織(あっ...)
真美「ちょ、ちょっと亜美?!」
亜美「...来た」
真美「と、とりあえず降りてくれると...」
亜美「...」ペシ
真美「あう...」
亜美「...」
真美「え、ええっとぉ...」
亜美「...」ペシッ
真美「あう...」
亜美「...」
真美「...」
亜美「...」サッ
真美(え...銃?)
亜美「...」カシャッ
真美「わ、わかった!買ってくる!コンビニでなんか買ってくる!」
伊織(さっき撃たないって誓ったばかりじゃない...)
亜美「...」サッ
伊織(ちょっと亜美が調子に乗ってきてる気がする...)
亜美「なんだ」
伊織「ちょっとサングラス外してもらえる?」
亜美「...」スチャ
伊織「」
伊織(すっごい丁寧なメイクが左目にしてあるわね...)
伊織(てかこいつ1と2どっちのT800なの?)
亜美「...」チラ
真美「うひぃ?!」ビク
真美(め、眼がとんでもないことになってるよ亜美ーー?!)
亜美「...」
真美「あ、あの、だ、ダイナソーダで...いいよね?」
亜美「...」
亜美「...」コク
真美(よかったぁ...)
伊織(ターミネーターとは思えないくらい美味しそうに飲むわね)
亜美「ぷはぁ」
真美「いおり~ん...」
伊織「ん?」
真美「これいつまで続くんだろ...」
伊織「さぁ?ちゃんと面倒見なさいよ、お姉ちゃん?」
真美「うへぇ、こういうときだけお姉ちゃんって言うのやめてよ~...」
亜美「...」
伊織「ほら、見てるわよ?」
真美「ど、どしたの?亜美?」
亜美「...」ヒョイ
真美「え、ペットボトル?」
伊織「捨てろってことじゃないの?」
真美「ええ?!自分でy」
亜美「」カシャ
真美「はい!いますぐ捨てさせていただきます!」
伊織(なんであんな偽物の銃を怖がってるのかしら...)
亜美「...」
伊織「ちょっと調子乗ってきてるでしょ」
コメント一覧
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- 2016年11月23日 23:22
- すこ
-
- 2016年11月23日 23:30
- 良かった、ターカネーターがコロ氏にこなくて…
ででん!でん!ででん!
-
- 2016年11月23日 23:31
- ターミネーター2が好きな人は是非サラコナークロニクルを見て欲しい
ぶっちゃけ打ち切りエンドだがあれはあれでいい終わり方だったと思う
-
- 2016年11月23日 23:42
- 亜美よピヨちゃんならもっと乗ってくれたかもしれんな、いやこのいおりんも詳しすぎるけど
-
- 2016年11月23日 23:42
- 貴音「あいるびぃばっく」
というSSが前にあってな。
-
- 2016年11月23日 23:44
- うん、お風呂で「b」はやったよ
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