11月20日に「行列のできる法律相談所・本気で怒られた人実名告白 私あの人にダメ出しされましたSP」(日本テレビ系列)が放送された。
MCはフットボールアワーの後藤輝基、日本テレビアナウンサーの徳島えりか。
ゲストに関ジャニ∞の大倉忠義、雨上がり決死隊の宮迫博之、東野幸治などが出演した。
今回は、ゲストが本気でダメ出しされたことを告白するという企画。
トップバッターは関ジャニ∞の大倉忠義。
大倉は「24時間テレビ」(日本テレビ系列)で美しすぎる涙を流し、そこからの笑顔が話題になったという。
最近では、「24時間テレビ」内で放送されたドラマ「はなちゃんのみそ汁」で癌と戦いながら幼い娘にみそ汁の作り方を教える主人公の安武千恵(尾野真千子)の夫、安武信吾を見事に演じた。
しかし大倉は、2004年に関ジャニ∞としてデビューした当時は、芝居がかなり苦手だったとのこと。
そんなときに舞い込んできた仕事が、時代劇「必殺仕事人2007」(テレビ朝日系列)での「からくり屋の源太」という役だった。
仕事人の一人という重要な役柄だが、大倉は「時代劇初めての僕に、こんな大役務まるのかな…」と不安だったそうだ。
そんな中、撮影に入ったのだが、その不安は的中してしまう。
時代劇の知識がない大倉は、砂利の上に膝立ちで座るシーンで「カット! 手が死んでる…膝の上の手は握っとかんと!」と監督からさっそくダメ出し。
そればかりか、瞬きをすれば「アカンアカン、瞬きしたらアカン! 緊張感なくなんねんっ」と、なんと照明のスタッフからもダメ出しを受けてしまったそうだ。
そこから他のスタッフからのダメ出しも続き、次第に自信をなくしていったという大倉。
だが、その様子をみていた主演の中村主水役の藤田まことがやってきて「大倉くん、いいよ。君は、カメラの向うのお客さんの顔が見えてる」と褒めてくれたのだという。
大倉は思いきって胸の不安を藤田に打ち明けた。「あの、僕、時代劇が初めてなんですが、本当に大丈夫でしょうか。」
すると藤田は大きく笑い、「はははっ。大丈夫や」と言って大倉の肩を叩いたのだ。
それから大倉は自分の出番がないときでも藤田の演技を見て勉強したという。
だが、2年後、ショックな出来事が起きた。大倉は突然プロデューサーに呼ばれ「源太は殉職することになったから」と告げられたのだ。
連ドラの途中で、自分だけ殉職になったのは自分の演技が至らないからだと思った大倉は、悔しくて誰にも相談できなかったという。
だが大倉はプロデューサーからある事実を教えられた。
なんと藤田が大倉の殉職に反対したのだという。「大倉くんを殺すならオレを降ろせッ!! これじゃ育つものも育たないだろ」と藤田は大倉の知らないところでプロデューサーに直談判してくれていたのだ。
監督の話ではキャスティングのことで藤田が怒ったことは一度もなかったとのことだった。
その思いを汲んだ大倉は、17時間にも及ぶ撮影で壮絶なラストを演じきった。
藤田は撮影の最後で「これからも縁を作って芝居を続けてくれよ」と伝え、大倉は「はいっ」と力強く頷いた。
その翌年、藤田は大動脈破裂でこの世を去ったが、大倉は藤田の言葉を胸に役者としての努力を続けているという。
スタジオではフット後藤が「やっぱりああやって裏で怒ってくれたのはむちゃくちゃうれしかったですか?」と聞くと、大倉は「うれしかったですね」と目を潤ませて答えていた。
(担当・松岡ほっしー)
MCはフットボールアワーの後藤輝基、日本テレビアナウンサーの徳島えりか。
ゲストに関ジャニ∞の大倉忠義、雨上がり決死隊の宮迫博之、東野幸治などが出演した。
今回は、ゲストが本気でダメ出しされたことを告白するという企画。
トップバッターは関ジャニ∞の大倉忠義。
大倉は「24時間テレビ」(日本テレビ系列)で美しすぎる涙を流し、そこからの笑顔が話題になったという。
最近では、「24時間テレビ」内で放送されたドラマ「はなちゃんのみそ汁」で癌と戦いながら幼い娘にみそ汁の作り方を教える主人公の安武千恵(尾野真千子)の夫、安武信吾を見事に演じた。
しかし大倉は、2004年に関ジャニ∞としてデビューした当時は、芝居がかなり苦手だったとのこと。
ダメ出し連発に自信失う大倉を励ました大物
そんなときに舞い込んできた仕事が、時代劇「必殺仕事人2007」(テレビ朝日系列)での「からくり屋の源太」という役だった。
仕事人の一人という重要な役柄だが、大倉は「時代劇初めての僕に、こんな大役務まるのかな…」と不安だったそうだ。
そんな中、撮影に入ったのだが、その不安は的中してしまう。
時代劇の知識がない大倉は、砂利の上に膝立ちで座るシーンで「カット! 手が死んでる…膝の上の手は握っとかんと!」と監督からさっそくダメ出し。
そればかりか、瞬きをすれば「アカンアカン、瞬きしたらアカン! 緊張感なくなんねんっ」と、なんと照明のスタッフからもダメ出しを受けてしまったそうだ。
そこから他のスタッフからのダメ出しも続き、次第に自信をなくしていったという大倉。
だが、その様子をみていた主演の中村主水役の藤田まことがやってきて「大倉くん、いいよ。君は、カメラの向うのお客さんの顔が見えてる」と褒めてくれたのだという。
大倉は思いきって胸の不安を藤田に打ち明けた。「あの、僕、時代劇が初めてなんですが、本当に大丈夫でしょうか。」
すると藤田は大きく笑い、「はははっ。大丈夫や」と言って大倉の肩を叩いたのだ。
それから大倉は自分の出番がないときでも藤田の演技を見て勉強したという。
●関ジャニ大倉、藤田まこととの思い出に目を潤ませる
だが、2年後、ショックな出来事が起きた。大倉は突然プロデューサーに呼ばれ「源太は殉職することになったから」と告げられたのだ。
連ドラの途中で、自分だけ殉職になったのは自分の演技が至らないからだと思った大倉は、悔しくて誰にも相談できなかったという。
だが大倉はプロデューサーからある事実を教えられた。
なんと藤田が大倉の殉職に反対したのだという。「大倉くんを殺すならオレを降ろせッ!! これじゃ育つものも育たないだろ」と藤田は大倉の知らないところでプロデューサーに直談判してくれていたのだ。
監督の話ではキャスティングのことで藤田が怒ったことは一度もなかったとのことだった。
その思いを汲んだ大倉は、17時間にも及ぶ撮影で壮絶なラストを演じきった。
藤田は撮影の最後で「これからも縁を作って芝居を続けてくれよ」と伝え、大倉は「はいっ」と力強く頷いた。
その翌年、藤田は大動脈破裂でこの世を去ったが、大倉は藤田の言葉を胸に役者としての努力を続けているという。
スタジオではフット後藤が「やっぱりああやって裏で怒ってくれたのはむちゃくちゃうれしかったですか?」と聞くと、大倉は「うれしかったですね」と目を潤ませて答えていた。
(担当・松岡ほっしー)
(記事提供元:Yomerumo)
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コメント
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大倉くんと、そして「はぐれ刑事」で村上くんを可愛がっていただき、本当にありがとうございました。