MobileSyrupは23日(現地時間)、台湾HTC製のVRヘッドセット「HTC Vive」の販売台数が、14万台を突破したことが公式に明らかにされたことを伝えています。
HTCにおいてスマートフォン事業の代表取締役を務めるチアリン・チャン氏は今回、投資家とのカンファレンスコールの中で、HTC Viveが既に14万台以上を売り上げ、きちんと利益も計上していることを明らかにしました。
しかしながら今回、同氏は具体的な数字についての明言を避けており、今年の年末商戦においても好調な売れ行きが期待されると発言するにとどめています。
なお、HTC Viveは専用コントローラーなどの周辺機器を揃えると1149ドル(約13万円)にもなる高価なデバイスですが、14万台という数字を大きいと見るか小さいと見るかは判断に困るところでしょうか。
また、「Oculus Rift」など既に幾つもの競合製品が市場に送り出されていますが、未だにどの製品も “絶対的な覇権” を握れていません。長らく経営不振に喘ぐHTCにとって、この状況は非常に大きなチャンスであると言えそうです。
[Seeeing Alpha via MobileSyrup via Phone Arena]
ソーシャルシェア
著者