9425380年末年始の風物詩、屋外で第三者に餅を振る舞う餅つきイベントを禁じる地域が出てきた。



餅をちぎったり丸めたりして手に触れる工程が多いため菌などが付きやすく、集団食中毒が発生する恐れがあるとして、一部の自治体が判断した。

農家やJA職員、消費者からは「祭りで餅つきができないのは寂しい」「衛生管理は重要だが、規制をかけるのは行き過ぎだ」といった声が上がっている。

厚生労働省監視安全課によると、餅を原因にした食中毒は2013年が4件(1件が桜餅)、14年が桜餅で1件、15年が1件発生。13年のうち1件は「餅つき会」のイベントが原因と特定されている。


餅つきイベント









都市近郊のある県では、イベントなどでついた餅を不特定多数の人に振る舞うことを原則禁止している。「餅つき自体を否定しているわけではないが、食中毒予防の観点に立った判断」と説明。

縁日祭礼で民間団体が屋外で餅つきをすることを禁止する基準を設けた都市もある。担当者は「餅つきが原因で食中毒が発生したら、翌年からイベント自体を開催できなくなる」と口をそろえる。

(source: 日本農業新聞 - 餅つき禁止!? 年末年始恒例なのに 自治体規制に住民反発も

2014年 山口組 餅つき