戻る

このページは以下URLのキャッシュです
http://japanese.engadget.com/2016/11/29/dronegun/


不審ドローンを強制的に離陸地へ戻す電波銃DroneGun。追いかけて犯人の居場所特定も可能 - Engadget 日本版

Sponsored Contents

変ガジェットの最新記事

Image credit:

不審ドローンを強制的に離陸地へ戻す電波銃DroneGun。追いかけて犯人の居場所特定も可能

弾は出ないので撃墜はできません

Munenori Taniguchi
6 時間前 in robots
666 シェア
229
310
16
6
105

注目記事

人気記事


豪シドニーおよび米バージニア州に拠点を置くDroneSheildが、2kmという超ロングな射程距離を備えるライフル型電波銃DroneGunを発表しました。飛行禁止の危険区域に侵入する不審ドローンを遠隔から安全に着陸させることができると主張します。

DroneGunは背中に背負ったバックパック型電池の電源を利用して飛来した不審ドローンに電波を浴びせて制御を奪うことができます。説明文によれば、多数のメーカー製ドローンに対応しており、強制的にビデオ撮影を停止させたり、GPS/GLONASSの信号をジャムらせることもできます。

コントロールを奪ったドローンは強制的にその場に着陸させたり、飛び立った場所へ引き上げさせることも可能。その行方を負っていけば、自然と操縦者を捕まえることもできるわけです。

また、これまでにあったドローン対策砲のようにドローンを撃墜しないのもDroneGunの大きな特徴かもしれません。いくら不審な行動や違法な飛行をするドローンとは言え、ものによっては相当に高価です。これまでにあったドローン撃退グッズのように安易に撃墜・破損させてしまった場合、実はギリギリ許可区域内を飛んでいたことが証明されて相手から金銭的な補償を求められないとも限りません。
 
 
紹介動画では屈強な傭兵風のマッチョマンがDroneGunを抱えているものの、その重さは6kg弱とみかけによらず軽め。VR用の背負い式PCが4.9kgなので、2kgぐらいの差です。

DroneSheildは空港近辺の警備やドローンを使った爆弾テロなどにDroneGunが大きな威力を発揮するとアピールしています。ただ、ひとつDroneGunの問題としてあげられるのは、それがFCC(Federal Communications Commission、連邦通信委員会)の認証を通っていないこと。FCCを通していないのであれば、おそらく日本のVCCI(Voluntary Control Council for Information Technology Equipment、情報処理装置等電波障害自主規制協議会)の審査も受けていないと考えて良さそうです。

天の川銀河ヒッチハイクガイド・ロボットが武装犯の銃をこっそり奪って事件解決・対ドローン電波銃(画像ピックアップ49)

投網式対ドローンバズーカ『SkyWall 100』が登場、空港に進入する危険なドローンをネットを飛ばして捕獲

不審ドローン対策の切り札になるか。オランダ警察、鷲にドローン捕獲を訓練中

動画:不審ドローン対策用の投網型ドローン捕獲ドローン。ミシガン工科大学が開発
666 シェア
229
310
16
6
105

Sponsored Contents