1. 湖の丘から見つめる複数の黒い影


影は影でも大量の影だ。
1860年代に建設されたアメリカのミズーリ州・グレンコーのロウワー・フォート・ロードやゾンビ・ロードは、地元でも有名な道だ。
そしてそこから3Kmほど離れた林道では、1950年代から黒い人間がよく目撃されるそうだ。
更に旅行者の中には、その場所で突然姿を消す者も多いという。

そして上の奇妙な写真は、ゾンビ・ロードを旅行中のトム・ハルステッド氏が撮影したもの。
一つだけならまだしも、多くの影が我々を見つめているように見える。

ハルステッド氏がこの写真の撮影時、間違いなく周りに人はおらず、しかもこの丘の周りは水で囲まれているという。
というかそもそも、湖に反射している景色に人影は映っていないので、普通の人間でないことは確かだろう。


2. グレイ・マン


サウスカロライナ州では、冒頭でご紹介したグレイ・マンの伝説は有名だ。

彼は1800年代初頭、ポーリーズ・アイランドの近くで、沼にはまり命を落とした若い男の幽霊といわれている。以来、彼はこの海岸線の近くを彷徨っているらしい。

興味深いのはグレイ・マンの出現理由だ。
どうやら、彼は大きな災害やハリケーンの前に現れるという噂があるらしい。

最近では1989年に見られた直後にハリケーン"ヒューゴ"が起こり、2016年にはハリケーン"マシュー"に先駆けて目撃されている。

彼はひょっとして災害を警告する未来人なのか？
日本で見られる「黒い人間」と何か関連はあるのだろうか―。


3. 元豪華客船の黒い影


この写真は、クイーン・メリー号で撮影された有名な心霊写真だ。

現在はアメリカ西海岸にあるロング・ビーチで、ホテルやレストランとして運営されているクイーン・メリー号だが、実は「最も取り憑かれた船」としても知られている。

1942年、クイーン・メリー号の過失によって、軽巡洋艦キュラソーと衝突。
しかしクイーン・メリー号は救助に加わることなくこれを無視し、結局338人が亡くなる痛ましい事故となった。しかもこの事故は、戦後まで隠蔽されていたのだ。

もしかしたら338人の犠牲者の恨みが、今もこの船を漂っているのかもしれない。


4. 刑務所の黒い影


1866年に開館したウェストバージニア州のマウンズビル刑務所は、数年にわたり多くの危険な犯罪者を収容してきた。
そして1995年に閉鎖されて以来、度重なる超常現象が注目され、超常現象目当ての観光客や超常現象を研究している人々に開放されている。

この写真は、”Mountaineer Paranormal”のポーリー・ギアが刑務所内の調査中に撮影されたもの。 ギアは、この写真が撮影された時点では誰もいなかったと言い、出入口に立っている影の人を説明することができなかった。

これは元受刑者の魂なのか？それとも何か全く別のものなのだろうか―。


5. 黒い影は自殺した看護師か？呪われた療養所




アメリカ・ケンタッキー州にあるウェブリー・ヒルズ療養所。
1961年、結核患者の療養所として建てられたが、今は閉鎖され「最も呪われた病院」として知られている。

よく目撃されているのは、「ティムニー」と呼ばれるボール遊びが好きな少年と、502号室でクビを吊ったといわれる看護師だ。また、同じ502号室から飛び降りた看護師もよく目撃されているという。
恐るべし、502号室。

それにしても、気のせいだろうか。
両方の影の頭上に、ナースキャップのようなものが見えるのは―。



[via: theghostdiaries.com]

 

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