警察「飲酒運転で捕まったやつには罰としてニッケルバックを聞かせる!」ニッケルバック「えっ」
■強制的に聴かせます
そんなに嫌われているのかニッケルバック?というわけでカナダからのニュース。警察が飲酒運転防止のために、違反者にはニッケルバックの曲をしこたま聴かせると発表し話題になっています。
今回の発表はカナダのケンジントン・ポリスサービスによるもの。ちなみにニッケルバックはカナダのバンドで、世界的にもヒットを飛ばしている有名なアーティスト・・・だと思っていたんですが。ケンジントン警察では、先日オフィシャルのフェイスブックにこんなメッセージを出したのです。
ということで、感謝には及びませんよ。もしもお酒を飲んだ後に運転するような愚かな市民がいた場合、我々はチャド・クルーガーとその一味(ニッケルバックのことです)のご機嫌なサウンドを強制的に聞かせる、という最高のプレゼントを用意してますから。
■封を破きたくないんだよ
ちなみに警察ではパトカーにニッケルバックの2001年のアルバム「シルバー・サイド・アップ」を未開封の状態で用意してあるらしく、このパッケージの封を切ることなく新年を迎えられたら良いのだけど、とコメントしています。
だからお願いです。完璧に未開封のニッケルバックのパッケージを破らせないで下さい。お酒さえ飲まずに運転してくれたら、我々はあなたにこれを聞かせたりはしませんので。
だ、そうです。ニッケルバックの「シルバー・サイド・アップ」と言えば全世界で大ヒットしたアルバムで、カナダやイギリスではチャートのトップ、アメリカでも2位を記録し、ニッケルバックを一躍メジャーなアーティストへと押し上げた作品です。しかし、一方で彼らにはアンチが多いのも有名で、一部では「聞いているのはミーハーばかり」「歌詞が薄っぺらい」「単なるアイドル」など散々な言われ方をしているようです。ちなみに前述のアルバムを聴かせるという罰則について、ケンジントン警察では「冗談であるが、実行するつもり」と述べており、飲酒運転で検挙後、署へ連行される途中のパトカーの中でこの罰を実施するようです。ニッケルバック的には良い迷惑だけどね!
個人的にはニッケルバック結構好きだけどなあ。ポップ過ぎるというきらいは確かにありますけど、キャッチーとも言えますし。昔友人と組んでたバンドで「フォトグラフ」をコピーしたの思い出しました。
関連:判決「罰としてバリー・マニロウを聞くこと」
「罰として聴かされるサウンド」界の大先輩と言えばこちら、「コパカバーナ」でおなじみのバリー・マニロウ氏。「不良グループをショッピングセンターから追い払うのに大音量で流される」などずいぶんと不当な扱いをされておられます。
<ネタ元:This Town Is Threatening To Punish Drunk Drivers With Nickelback>
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