139 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/09/29 15:27
耳の中へ
48 :おさかなくわえた名無しさん :03/03/25 15:56 ID:0dlWASTz
うちの彼女昔寝てる時に耳にゴキブリ入って大騒ぎだったらしい。
今は寝る時耳栓しないと寝れないんだと。えらいこっちゃ。


49 :おさかなくわえた名無しさん :03/03/25 16:21 ID:OgCZyl+8
>>48
彼等はバックできないから

これマジで嫌だ。トラウマになる気持ち分かる 
 

143 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ :03/09/29 15:41
アレが耳に入る話は聞いたことあるなあ。
ある人が夜寝てたら耳元でガサガサ聞こえたんだと。でも眠かったから
放置してそのまま寝た。

次の日起きると耳の奥が異常に痛い。しかもガサガサ動いてる。
堪えきれず病院に行き、耳の奥を漁ってみたらどうやら巨大な黒い物体が耳の奥でぴったり収まってる。
しかし取り除こうにも中の物体は奥に奥に逃げ込もうとして一向に取り出せない。
その間も患者は痛みで堪えきれなさそうにしてる。

仕方なしに耳に注射を差し込んで、その物体を薬品で殺すことにした。
それはしばらくもがいていたもののやがて動かなくなった。
しばらくして、苦心してその物体を引っこ抜いてみると、
それは巨大なゴキブリだった、と。
影

18:毒男 ◆B.DOLL/gBI :2011/08/03(水) 03:00:52.92 ID:KMr8b3tI0
身代わり子
従妹が九州の名家ってのに嫁にいって妊娠したら、さみしかろーって、

私とか姉とか他の従妹立ちが順繰りに呼ばれたことがあった。
夏休みの高い時期なのに飛行機代とかお小遣いまで出してもらって、でも、一人づつで変だとは思ったけど。

家は獄門島とか犬神家みたいに古くて大きかった。
九州らしく男尊女卑でゲーって家だったけど若い人は親切だった。

とにかく行ったら上げ膳据え膳だし、お金バンバンくれるし料理も酒も旨いし、
着物までもらったりねーちゃん玉の輿だなーって従妹連中みんな驚いてた。


19: 毒男 ◆B.DOLL/gBI :2011/08/03(水) 03:01:16.21 ID:KMr8b3tI0
そしたら、あとで聞いてびっくり
従妹の結婚した家は、長男の嫁の産む子は男だと流産とか嫁ごと死んじゃうから、
一緒の部屋に嫁の親族寝かせてそっちを連れて行かせようとする風習らしい(でも子供死んでるんだって)

でも、私を含めて遊びに行った従妹連中みんな元気。
金品いっぱいもらってウハウハでした。
でも、あのいい着物とか帯って生贄用の晴れ着??やべー

従妹は普通に男の子産んで今は3児の母。
貰った着物と帯で写真館も行ったけど、あれ遺影用??
でも、5人分も招待があったのは誰か死ぬまでやる気だったのかねぇ…
私は招待された5人目。

招待されてる間、心霊体験はなかった。
食事が魚ばっかでハンバーグとスパゲティ食べたかったことしか覚えてない。


22:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/03(水) 03:05:16.37 ID:dYPYuULK0
>>19
つまり…どういうことだってばよ?


24:
毒男 ◆B.DOLL/gBI :2011/08/03(水) 03:09:55.08 ID:KMr8b3tI0
>>22
|A-) 死ぬはずなのに死ななかったってことかな
    人の命をどうにかする風習が怖いというお話


35:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/03(水) 03:29:59.17 ID:dYPYuULK0
心霊系もいいけどこういう人間の狂気的な話も好き


38:
毒男 ◆B.DOLL/gBI :2011/08/03(水) 03:33:28.98 ID:KMr8b3tI0
>>35
|A-) 怖いよねえ…
暗い密室で寄り添うもの
彼はエレベーターの管理、修理をしている。

ある日、病院のエレベーターが故障して止まってしまった、と連絡を受けた。

すぐに車を飛ばしたが、到着した時には2時間がたっていた。
現場へむかうと、人だかりがしている。
中には看護婦が閉じ込められているらしい。

「大丈夫ですかあっ!」

彼が呼びかけると、怯えた女性の声が返ってきた。
「出してください。はやくここから出して!」
がんがん扉を叩く音がする。
「待ってください。今すぐに助けます」

道具を並べ、作業に取り掛かった。
「扉から離れていてください!」
と叫ぶ。
「はやくはやくはやく!」
がんがんがんがんがん!!


39: 毒男 ◆B.DOLL/gBI :2011/08/03(水) 03:34:17.87 ID:KMr8b3tI0
「扉から離れて!」
彼はもう一度叫んだ。
がんがんがんがんがんがんがんがんがんがんがんがん!!!

扉は狂ったように内側から叩かれている。
ちょっと尋常ではない。
パニックになっているのだろうか…。

周りの人も不安げに顔を見合わせている。
見かねて院長が扉に近寄って、怒鳴った。
「扉から離れなさい!危険だから!」

「離れてます!!」

女の悲鳴のような声が聞こえた。

「暗くてわからないけど…ここ、なにかいるみたいなんです!」

彼はぞっととした。
じゃあ、今目の前で扉を殴打しているのはなんだ?
つとめて考えないようにして大急ぎで作業にかかった。
扉を開けたとき、看護婦は壁の隅に縮こまり、しゃがみ込んで泣いていた。

彼女曰く、電気が消えた後、何者かが寄り添って立っている気配がしたという。
気配は徐々に増え、彼が来る頃には、エレベーターの中はそいつらで一杯だったそうだ。


40:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/03(水) 03:40:33.77 ID:dYPYuULK0
>>39
oh…


74:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/03(水) 05:26:42.85 ID:2GHEGGhQ0
>>39
これ怖いね
エレベーター系はなんか怖い


50:
毒男 ◆B.DOLL/gBI :2011/08/03(水) 03:57:55.66 ID:KMr8b3tI0

つい最近、経験した、俺的に洒落にならない怖い話。
幽霊とかじゃないんだけど。

バイクが趣味でお盆休み一杯、帰省もかねてあちこちをウロウロしてた。
で、休みの最終日の夕方、また一人暮らしのワンルームマンションに帰ってきた。
一週間、誰一人入る者のいなかった独身男の部屋は、むわっと蒸し暑い。
クーラーをつけて熱いシャワーを浴びて、ビールのカンを空けてソファーに座り、ひといきついたその時。

ジジジジジジジジジジジジジジジジ!

部屋の中に大音量で奇妙な音が鳴り響いた。
音がした方向を見て、俺は
「え!?」
と固まった。

白い壁に、蝉、蝉、蝉。
蝉が10匹ほどとまっていた。
そのうちの一匹が、人の気配を感じてか、急に鳴きだしたのだ。
気持ち悪い。

だが、俺も男だ。
別に、虫が怖いわけでもなし。


51: 毒男 ◆B.DOLL/gBI :2011/08/03(水) 03:58:17.73 ID:KMr8b3tI0
どこから入ってきたのだろう?換気扇?

などと思いながら、壁の蝉の群れに近づいて、ぞっとした。
その蝉の、一匹一匹が、壁に虫ピンで固定されていた。
鳴いた蝉以外の他の蝉は、既に死んでおり、すっかり乾燥していた。

とりあえず、警察を呼んだ。盗られたものなし。
変質者の仕業であろう、と言う結論に。
カギをかけ忘れた小窓から進入した可能性あり、と。
5Fなんだけどね、俺の部屋。

蝉の乾燥の具合の程度が異なることから、
何日にもわたって変質者が俺の部屋に居座った可能性もある、とのこと。

あらかじめ、死んだ蝉を持ち込んだ可能性もあるけど。

生きた蝉もいたことから、最悪、その日の朝くらいまで変質者が居た可能性も…。
さすがに気持ち悪かったので、冷蔵庫の中のもの、
飲みかけのウィスキーのボトルの中身、全部捨てた。

蝉と虫ピンは、警察が全部持っていった。


52:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/03(水) 04:01:31.79 ID:9UYr/c4j0
オチがすごい話って言えば
鼻歌
現在も住んでいる自宅での話
今私が住んでいる場所は特に曰くも無く、昔から我が家系が住んでいる土地なので
この家に住んでいれば恐怖体験は自分には起こらないと思っていました。

ここ最近ですが、リビングにいると昼夜を問わず、
女性の低い声で鼻歌が聴こえてきます。

「ん~…ん~ん~…」

最初はよ~く耳をすまさなければ気づかないほどに遠くから聴こえてくるのですが、
放っておくとどんどん近づいてきます。

「ん~…ん~ん~…」

それでも放っておくと、意識を集中しなくても聴こえるほどに近づいてきます

「ん~…ん~ん~…」

なので私は、その声に気づいたらいつも般若心経の最後の部分を
繰り返し唱えるようにしています。(これしか知らないもので……)
とにかく般若心経の「ぎゃーていぎゃーてい」のくだりを唱え続けると、
声はだんだん遠ざかっていきます。

このリビングではテレビにも集中できません。
声が聴こえ始めるのは完全に不定期ですし、早く声に気づいて
般若心経を唱え始めなければ、時としてそれは部屋にまで入ってきます。

「ん~…ん~ん~…」

そういえばこの前、大好きなバンドのニューアルバムが発売されました。
発売日を楽しみにしていたので、お店で買った時はもうテンション↑↑
さっそく家に帰ってヘッドフォンで聴いて、一通り聴き終え、
よかったな~と余韻に浸りながらヘッドフォンを取ったら耳元で

「んーーーーーーーーーーーーーーー」

って。


57:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/03(水) 04:15:35.71 ID:tc8BHcitO
>>52
これは怖い


54:
毒男 ◆B.DOLL/gBI :2011/08/03(水) 04:10:24.45 ID:KMr8b3tI0
|A-) 最後は好きな話を
天井裏
私が3年前に体験した話なんですけど

私は安い一戸建てを見つけそこに住むことにしました

最初は快適だったのですが日がたつにつれて妙な事に気づきました。
私が1階にいるとき上でボソボソと話し声が聞こえるのです。
2階に行って見るんですけど一人暮らしなのでだれもいません。

足音が聞こえたこともありました。
いったい何なんだろう・・・。と不安は積もるばかりです。

しかもそれは日がたつにつれだんだんとうるさくなっていきます。
間違いなく2階に誰かがいる。
私は2階に行って一部屋一部屋チェックしました。

しかし窓は閉めてあるし人が外から入ってきた形跡などありません。
非常に気味が悪かったのですが、
その時天井から「ドンドンッ」と叩く音が聞こえました。
まるでここだと言っているようでした。
天井裏に誰かいるのか?


55: 毒男 ◆B.DOLL/gBI :2011/08/03(水) 04:11:35.30 ID:KMr8b3tI0
その音の方に言ってみると天井にぽつんと扉があったのです。
業者はこんな所に扉があるなんて全く言ってませんでした。
あまりにも目立たない所にあったので私自身もう2ヶ月にもなるのに全く気づきませんでした。
 

まだそこからは中から叩く音が聞こえます。
非常に怖かったのですが勇気を振り絞って開けるみることにしました。

開けると中から階段が出る仕掛けになってます。
階段を上がって中に入るとかび臭く埃まみれのところでした。
広さは3.5メートルぐらいで物置には出来そうな所です。

周りは前の家の人が置いていったものなのか誇りまみれの人形と
ダンボールが何個も置いてありました。
しかし誰もいません。

とその時突然誰かが後ろにいる気配を感じました。
後ろを振り返ると髪の毛が長く赤い服を着てジーパンをはき、
顔は髪の毛で見えませんでしたが血だらけのような者が立っていました。

私はびっくりして階段を転がるように下りて逃げました。
そして2階と1階を結ぶ階段を下りている時、
さっきの所で階段をドスドスドスッと下りてくる音が聞こえました。
追いかけてくる!殺される!そう思って私は必死にその家から出ました。

その日は友達の家で泊まる事にしました。
次の日友達と一緒にまた自分の家に戻ってみることにしました。

家を開けようとした前にちらっと2回の窓をみると
窓に手を着けてこっちを見ている女性がうっすらと見えました。

私は家に入るのはやめてそのままその日引っ越しました。


62:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/03(水) 04:20:24.93 ID:BbxBjZBW0

23分間の奇跡
514:1:2009/06/15(月) 02:32:02.65 ID:fkjTQUvs0

教室の中、子供達の前で一人の中年女性教師が泣いている。
そこへ、時報と同時に別の女性教師が入って来る。
「子供達はどうなる」と訴えていた中年教師を教室から送り出し、その教師は子供達に語り掛ける。

最初は、不審気な表情を見せる子供達。
だが、教師が子供達の名前や特技などを言い当て、
それを三日間で覚えて来たと話すと、次第に心を開き始める。

次に教師は、教室に掛かった額の中の言葉の意味を問い掛ける。
 

「平等 自由 平和」

そこで、一人の少女が教師の着ていた服について尋ねた。
こんな服は嫌いかと教師が尋ねると、少女は服を褒めた。
「じゃあ、これからは、みんなにも同じ服を着て貰いましょうね。
 そうすれば、明日着て行く服を考えなくてもいいでしょう?
 みんな同じ服、これが平等だと思わない?」


65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/03(水) 04:23:01.82 ID:BbxBjZBW0
518:2:2009/06/15(月) 02:32:57.94 ID:fkjTQUvs0
この意見に、一人の少年が食って掛かる。
すると、教師は続けた。
「そう、何を着るのも勝手、それが自由というのよ」
これにも反抗する少年。

少年の父親は、どこかに連れて行かれていたのだった。
教師は、「大人でも学校に行く」「すぐに帰って来る」と言う。
すると、少年は机の中から新聞の切り抜きを取り出す。
「クーデターが起きて、日本の憲法が変わっちゃったんだ!」
「憲法って何?」
「国の決まりだよ」
教師は、これにも優しい口調で答える。
「国の決まりでも、間違っていたら変えなきゃね?」

そして、女性は明日から『お泊り』に行く事を発表した。
キレイな部屋で美味しいものを食べると聞き、喜ぶ子供達。
何が食べたいかを子供達に尋ねた教師は、おもむろに言い出す。
「さぁ、みんな目を閉じてお祈りしましょう。
 『神様、お菓子を下さい』」


66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/03(水) 04:25:46.96 ID:BbxBjZBW0
522:3:2009/06/15(月) 02:33:50.33 ID:fkjTQUvs0
くすくす笑いをこらえながら、女性の言葉に従う子供達。
当然お菓子は現れない。

「じゃあ『指導者様』に変えてみたらどうかしら?」

子供達の机の上にお菓子を置いていく女性。
目を開けてお菓子を見つけ、喜ぶ子供達。
だが、一人反抗していた少年は、薄目を開けて全てを見ていた。
「お菓子を置いたのは、『指導者様』じゃなくて先生じゃないか!」

微笑む女性。
「そう、実際にお菓子を机の上に置いたのは先生です」
あっさりと認められ、きょとんとする子供。

女性は、少年を賢いと褒めながら言葉を続ける。
「いくら誰かに祈っても、本当は何も出て来ません。
 もし、何かしてくれる人がいるとすれば、それは神様なんかじゃなくて、先生や他の人の力なの」
言葉に詰まる少年を、他の子供達も褒め始める。


68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/03(水) 04:27:52.04 ID:BbxBjZBW0
525:最後:2009/06/15(月) 02:34:48.41 ID:fkjTQUvs0
続けて教師は、新学期のクラス委員を誰にしようか話し始めると、子供達は少年がいいと口々に言い出す。
まんざらでもない様子の少年。

教師は、クラス委員の最初の仕事として、掛けられた額を外してしまおうと提案する。
ある少女が、「大切なものでは?」と言い出す。
「本当に大切なのは、中に書かれた言葉でしょう?
 だったら、それはみんなの心の中に掛けておけばいいわよね」
子供達は納得し、額を外した少年はそれを窓から投げ捨てた。

地面で砕ける額を見て、歓喜する子供達。
子供達を見て微笑む女性の腕時計は、丁度23分を経過していた。

そして女性は、自分の服と同じ制服と新しい教科書を取り出す。
「古い教科書を破った人から、取りに来て下さい」
もう、疑問を唱える子供はいなかった。


70:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/03(水) 04:43:41.46 ID:tc8BHcitO
>>68
世にも奇妙な物語か
懐かしい


71:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/03(水) 04:55:40.26 ID:BbxBjZBW0
>>70
うん、23分で洗脳完了、てやつ



名前: マジレスさん: 2007/09/07(金) 17:06:23 ID:8AJvxOCl
時は来た
うちの死んだじいさんは軍人あがりで腕力でブイブイ物いわすタイプで
妻や娘たちにも何か気に入らないと殴る蹴る罵る。酒乱。競馬パチンコ狂。
婆さんはぶたれて鼻が曲がっても、はいはいと黙って従う従順な妻だった。

それでも年をとったら大人しくなり、娘(あたいのママ含)たちも嫁ぎ、平穏な日々を送っていた。
が、ある日夕方頃突然、強烈な頭痛に見舞われた(脳内出血だったの)。
「痛い…痛い…」と苦しむ爺さんを見て、(普通は救急車を呼ぶレベル)
婆さん一言「あらまあ、じゃあ今日は早めに寝てくださいね」

深夜、爺さんは「きゅ、救急車を呼んでくれ」
一緒に住んで回りの世話をしていた末娘が言った。
「おじいさん、救急車は今の時間は営業してないわよ」

未明頃、爺さんは意識不明に陥った。そこで婆さんがいうことには
「救急車は朝の11時からですよ。裏のパン屋も11時だから病院もきっとそのくらい」
で、昼頃救急車を呼んだ結果、おじいさんは手遅れで。(以下略)

この話、末娘(あたいのおばさん)と婆さんが、
ようかんと茶飲みながら楽しそうに話していたんだ。
当時小学生だったあたいは「こいつら馬鹿?」って思ったけど今から考えたら…。


737 732 sage 2010/04/25(日) 22:26:52 ID:GmFVNfr10
黒いゴミ袋
前の職場で個人的に怖かった体験

当時リサイクル工場で働いていたんだけど、やる事は単純で簡単に説明すると、
ゴミを回収してきて、それを可燃・不燃・ビン・アルミ・スチール・ペットボトル・発砲スチロールと分別して
それぞれを出荷するという誰にでもできそうな仕事をしてた。

でもヘタレな俺は3年で辞めてしまったわけなんだけど、辞める2日前に怖い体験をした。
いつもの様に、ゴミの入った袋を手で破いて中身を確認してから機械の中にブチ込んでた。
この機械っていうのは中に刃の付いたスクリューがあって、
それが回転して、さらにゴミ袋をズタズタに破いてくれる便利な機械なのね。

でも石や鉄を入れると刃が折れちゃうから、機械にブチ込む前に毎回中身を確認してるわけです。
たまにお宝?っぽい物が入ってたりしてたからワクワクしながら袋を確認してた。
で、大量のゴミ袋の中に1つだけ真っ黒な袋があったから期待に胸を膨らませながらあけてみたんだ。

でもその袋、何重にも黒いゴミ袋を重ねてるせいか破っても破っても中身に辿りつけなかった。
外から触ってもフワフワした感触しかなかったんで、
めんどくさいからそのまま機械の中にブチ込んだったんだけど、
作業終了時刻前に突然機械がエラーになって稼働が停止した。


739 732 sage 2010/04/25(日) 22:36:45 ID:GmFVNfr10
とりあえずエラーを解除して、時間も遅かったんで先にバイトを帰宅させた。
俺は前日仕分けたアルミを出荷しに行って、工場に帰ってきた頃には18:30で外はもぅ真っ暗になってた。
上司も先に本社に戻っていて、工場内は俺1人だけ。物音や足音を立てるだけで凄い響くほどの静けさ。

エラーの原因を調べる為、機械の蓋を開け懐中電灯片手に中を調べてみた。
真っ暗な中スクリューを懐中電灯で照らしてみると、
なにやら黒い糸がスクリューの中心軸に絡みついていた。

この時は何が絡みついていたかわからんかったが、
俺は無数に絡みつく何かを無性に素手で引きちぎっていった。
時計を見ると時刻は既に20:30になっていたんで(本社が21:00で閉まる)、
とりあえず機械内部を水道水で洗浄して、機械が正常に稼働するか確認してみた。

いつも通り正常に動いていたので、しばらく稼働させて先に戸締まりをした。
ふとベルトコンベアーの方を見てみると先ほどスクリューの軸に
絡みついていた黒い糸が大量に流れてきていた。
自分の目を疑った。それは糸ではなく人の髪の毛だった・・・。

絡みついた髪の毛を時間を忘れ、無性に素手でブチブチと
引きちぎってた自分自身が怖くてたまらなかった。
急いで稼働を停止させ、電気を消し工場をあとにした。

本社で上司に話してみたが「どうせ美容院とかの髪の毛だろ」と軽く流された。
次の日、工場の鍵を開けスクリューの機械の下を見てみると赤褐色の水たまりができていた・・・。
スクリューの機械内部は錆れていて、水で流すと錆も混じって赤褐色の水が流れてくるが、
俺にはどうしてもそれが血の混じった水に見えて仕方なかった。

ちなみにこの日は俺の退職の日で、スクリューによって押しつぶされたビンの破片が
右目に刺さり、視力が1.5あったのが1.0に落ちた。
まぁ、ゴーグルしてなかった俺が悪いわけですが・・。

駄目文でスミマセン


225 :本当にあった怖い名無し:2009/02/27(金) 15:03:14 ID:kMV+DRwb0
首吊り
爺ちゃんの体験談だそうで。所々うる覚えだけど

爺ちゃんは消防士で、その頃はちょっと田舎の詰め所みたいな消防署で待機してたんだと
そしたら警官がその詰め所に飛び込んできた
「すまん、(爺ちゃんの名前)さん! ちょっと手伝ってくれんか!」
「どうしたのね」
「一家心中だわ。揃って首吊り」
「わかった」
職業柄か単に肝が太いのか、元々そういうことにも慣れっこだったみたいで、
言われたまま飛び出した

道中聞いた話では、その一家心中した家族の親戚っていう人が
その家を訪ねたら揃って軒先で吊っていたようで、
電話連絡を受けて警官も一回見に行ったんだと

まあ人数が人数で、一家揃って並んでるのを見てちょっとビビったらしく、
親戚に人を呼んでくると言って、
爺ちゃんに助けを頼んだらしい
んで二人して家に着いたら、警官が腰を抜かして驚いた

「どうしたね?」

「ひ、一人増えとる!」

軒先に、一家と一緒に、通報した親戚がぶら下がっていたそうだ


707 :本当にあった怖い名無し:2008/06/05(木) 18:10:50 ID:NhdlemZZ0
プレス
学校の先生から聞いた凄まじい話を投下

その医学概論の先生は前は看護士をしてて、様々なウギャーっす現場を見てきたらしい。
その中で一番強烈なウギャーっすは新聞を印刷する仕事をしている患者の怪我。
その患者は、ある日いつものように印刷の仕事をしてたんだけど、
新聞を印刷するローラーのプレス機がつまりを起こした。

で、患者はアホな事に手を使ってつまりを直そうとした。直った。地獄の幕開け。
直った瞬間指先から巻き込まれ、バキバキグチャグチャ潰されていく。阿鼻叫喚。
悲鳴を聞きつけた他の作業員がすぐに機械を止めたけど、
もう既に肘の手前までが血まみれプレスされていた。

そして潰されて、爪がズレ、骨が突き出、脂肪が飛び散り、筋肉も漏れて平べったくなった腕には、
新聞記事と小泉とキムジョンイルが握手している写真が印刷されていた。
それでも神経はまだ繋がっていて、指先がかすかに動いたりしてたそうだ。

救急車が到着するも、腕は強靭な力でプレス機で挟まれていて病院に運ぶ事が出来ず
印刷機の業者が駆けつけて、潰れた腕を二時間かけてなんとかプレス機からはずす事が出来た。
そして病院に運びこまれたんだけど、インクが脂肪と絡まっていてこのままじゃ手術することが出来ないから
今度は手作業でインクを取り除くことに。その作業は四時間もかかった。

そしてなんとか手術は出来たんだけど
所々駄目になっていてこのままじゃ腐る部分が広がるとのことで結局切断してしまった。
その時の写真はとってあるらしい。次同じ怪我をした患者対策の為との事。
なんでも、こういう壮絶な事件が
印刷業界では一年に何回か起きているんだとか。ウギャーっす。


900本当にあった怖い名無し2010/04/29(木) 03:05:07 ID:CnMzCT+b0

電話受信のバイト
寝れないから、心霊とかじゃないけど、俺の人生で一番怖い話を書くよ。

数年前、まだ大学生のころ、電話受信のバイトをしてたんだ。
まぁクレームとかもたまにあるけど、基本受信だからほとんどは流れ作業ね。

通信教育の会社だから、一番多いのは解約かな、あとは教材の発送とか問い合わせとか…
で、俺達バイトの電話は会社の人がモニタリング出来る様になってて、
もし電話が長引いてたりすると、チェックが入るのね。

俺は職場が長いのと、まぁまぁ成績も良かったから、
バイト始めて三年目の大学3年のころには、
バイトの中で一番偉い、言わば社員さんの下…チームリーダー的存在になってて、
モニタリングの権限も与えられてた。


901本当にあった怖い名無し2010/04/29(木) 03:06:03 ID:CnMzCT+b0
その日、女の子の電話が20分を超えてた。
女の子の方を首伸ばしてみると、ヘッドセットのイヤフォン部分に
耳を当てながら、凄く真剣な顔してうなずいてる。

なんか面倒なクレーム入ったかなぁ、こりゃ…と思って
その子の電話をモニタリングしたら、男の子本人からの電話で、
とにかく泣きじゃくりながら、

「…で、いじめるんです、ほんとです。
 煙草を身体に当てたり、お湯をかけられたして痛いです。
 でも誰かにいったらもっと怒られるのでいえません。
 先生にもいえません。
 今は寝てます。助けてください」

みたいなことを言ってる。
顧客番号を入力してないのもあって、
こっちは何も分からないから、
女の子がうなずきながら一生懸命名前とか住所を聞き出そうとしてるんだが
ほとんどパニック状態で小声で泣き叫んでる(うまくいえんけど)状態。つづく


903本当にあった怖い名無し