先日、福岡県博多区の病院へ個人タクシーが突っ込み、多くの死傷者が
出た事件で、運転していた車に欠陥がある可能性が浮上しています。
今月3日、福岡市博多区大博町の「原三信(はらさんしん)病院」に、個人タクシーが1階のラウンジに
突っ込み、3人が死亡、7人が重軽傷などを負った事件。
画像:【事故現場】
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警察では運転していた松岡龍生(64才)容疑者を「過失運転致死傷」の疑いで逮捕しました。
当初、
「ブレーキを踏んだが、効かなかった」
と供述し、その後の調べで
「ギアを変えてエンジン ブレーキを使おうとしたが、減速しなかった」
「(現場の約50メートル手前にある)交差点には一時停止の標識があったが、止まれなかった」
と説明していることがわかりました。
また付近に設置されたカメラ映像によると容疑者のタクシーは病院の数十メートル手前までは異常が
みられず、そこから速度を上げて病院へ突っ込む様子が映し出されていたとのことです。
警察では容疑者の運転操作ミスか、車両に不具合があった可能性があるとみています。
なお、運転車はトヨタのハイブリッド車・プリウスで、プレーキに不具合が見つかったとして、2010年2
月や2013年6月にリコール(無償回収・修理)されています。
きちんと検査して欲しいですね。
結果がはっきりするまではプリウスの売上にも影響が出そうです。