引用元: モバP「背伸び盛りな子猫たち」

1: ◆stww/BS79E 2016/10/16(日) 18:21:52.15 ID:jBEuZm9H0
デレマスSSです。
日常感があるような無いような脚本形式です。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1476609711








2: ◆stww/BS79E 2016/10/16(日) 18:22:34.08 ID:jBEuZm9H0

1、ダーリン

メアリー「ねぇ、ダーリン♪」

モバP「メアリー? どうした?」

メアリー「あーモウ! だからちがうワ!」

モバP「違う?」

メアリー「ダーリンって呼んでるんだから、ハニー♪って言ってヨ!」

モバP「メアリーは蜂蜜じゃないだろ?」

メアリー「そのハニーじゃない!」

モバP「まぁまぁ」

メアリー「まったく、ダーリンはレディの扱いがなってないワ!」

モバP「これはこれは……手厳しい評価だ」

メアリー「ダーリンのいけずぅ」

モバP「いけずとか……どこで習ったんだ?」

メアリー「そ・れ・は・乙女のひみつヨ♪」

モバP「う~ん……可愛いから許そう」ナデナデ

メアリー「えへへ……って、もー! またコドモあつかいして!」

モバP「嫌だった?」

メアリー「い、いやじゃないワ」

モバP「良かった。あ、そろそろレッスンの時間だな」

メアリー「行ってくるわネ! 上手にできたらゴホウビほしいなぁ~」

モバP「考えておくよ」

メアリー「うん♪」




3: ◆stww/BS79E 2016/10/16(日) 18:23:57.07 ID:jBEuZm9H0

モバP「ってことが、この前あってさ」

ありす「それをなんで私に言うんですか?」ジトー

モバP「いやぁ、同世代の子に意見を聞くのが早いと思って……」

ありす「そうですか。あいにく私は読書で忙しいので……」

モバP「そうかぁ……残念だなぁ。ありすはお姉さんだからメアリーのこととか質問出来ると思ったのに」

ありす「また名前で呼んでる……まぁ、少しだけなら……お時間をあげてもいいです」

モバP「お、いいのか?」

ありす「と、特別です」

モバP「ありがとう。で、やっぱりハニーとか言われるのって嬉しいのか?」

ありす「それは個人によると思います」

モバP「ちなみにありすは?」

ありす「わ、私は……」

モバP「どうしたんだい? ハニー♪」

ありす「ッ!」

モバP「……あんまり嬉しくない感じかな?」

ありす「そ、そ、そうですね……わ、私には、そ、そんなに……」

モバP「その割には落ち着きが無くなってるけど?」

ありす「コホン……大丈夫です」

モバP「そうかぁ、じゃあ、ありすにはいつも通りあr」

ありす「橘です」

モバP「ありすだな」

ありす「……プロデューサーさんは本当に強情ですね」

モバP「プロデューサーってな、担当アイドルに似てるらしいぞ?」

ありす「私は柔軟な対応も出来ます」

モバP「じゃあ、他の子に似てしまったのだろうか……」

ありす「……」

モバP「どうした?」

ありす「何でもないです!……そんなことより、時間はいいんですか? 向こうでちひろさんが探してますよ?」

モバP「はぁ、仕方ない。会議に行きますか」

ありす「お仕事はちゃんとしてください」

モバP「そうだな。可愛いありすとお話できて英気を養ったし、行ってくるか」

ありす「!……その……いってらっしゃい」

モバP「行ってきます!」




4: ◆stww/BS79E 2016/10/16(日) 18:24:31.24 ID:jBEuZm9H0

2、お嬢様

桃華「Pちゃま?」

モバP「どうした?」

桃華「お茶の時間ですわ♪」

モバP「ん?……あぁ、もう3時か」

桃華「では、いつも通りお願いしますわね」

モバP「俺よりも美味く淹れる人居るだろうに」

桃華「わたくしは、Pちゃまの淹れた紅茶だからいいのですわ!」

モバP「さいですか……」

桃華「今日の茶葉はこちらでお願いしますわ」

モバP「えっと……アッサムのオータムナル?……う~む」

桃華「どうかいたしまして?」

モバP「オータムナルだと渋みや苦みがちょっと強めだな……ミルクティーでもいいか?」

桃華「Pちゃまが淹れてくださるのであれば、かまいませんわ♪」

モバP「さいですか……えっと冷蔵庫に……よし、牛乳もあるな」

桃華「では、わたくしはここで待っていますわ」

モバP「いや、俺を見てても楽しくもないだろ?」

桃華「いえ、楽しいですわ」

モバP「そう?」

桃華「Pちゃまが立派な執事に見えますもの♪」

モバP「そういうもんかねぇ」

桃華「Pちゃま、わたくしをお嬢様って呼んでくださいません?」

モバP「う~ん、それはパスかなぁ」

桃華「な、どうしてですの!?」

モバP「俺は桃華のプロデューサーで居たいから……かな」

桃華「……なら、仕方ありませんわね♪」

モバP「さて、もうちょっと蒸らすからソファーで待っていてくれるか?」

桃華「わかりましたわ♪」




5: ◆stww/BS79E 2016/10/16(日) 18:25:01.74 ID:jBEuZm9H0

モバP「っていうことが、この前あってだな」

ありす「またですか……って、桃華さんのお茶を淹れているんですか?」

モバP「まぁ、ちょっと喫茶店でバイトしてた経験があったからな」

ありす「……そうですか」

モバP「ちなみに夏場、みんな用にアイスティーが冷蔵庫にあったの、アレは俺が作ったんだぜ?」

ありす「え?……そんな」

モバP「ありすはいつも水筒を持って来てたんだよな~」

ありす「……」

モバP「じゃあ、今度機会があったら読書の時間に紅茶を用意してあげよう」

ありす「本当ですか!?……ぁ、その……ありがとうございます」

モバP「そんなわけで、また雑談に付き合ってほしい」

ありす「……分かりました。で、今回はどんな内容なんですか?」

モバP「執事っぽく『お嬢様』とか言われるのって、嬉しいのか?」

ありす「前のメアリーさんのときじゃないですけれど、それも人それぞれかと」

モバP「ちなみにありすは?」

ありす「……どうでしょう?」

モバP「ありすお嬢様?」

ありす「んッ!!」

モバP「あれ? 気持ち悪かった?」

ありす「い、いえそんな、とてもカッコよk……ううん! 悪くないですね」

モバP「そうか~。やっぱり俺はプロデューサーだな」

ありす「そ、そうかもしれませんね」

モバP「さて、そろそろ会議だな」

ありす「今回は億劫じゃないんですね」

モバP「今回はウチのメンバーの仕事が関わる打ち合わせだからな」

ありす「プロデューサーさん!」

モバP「どうした?」

ありす「お仕事、頑張ってください」

モバP「ありがとう。行ってくるな」

ありす「はい、いってらっしゃいませ」




6: ◆stww/BS79E 2016/10/16(日) 18:26:02.69 ID:jBEuZm9H0

3、おまけ

メアリー「まったく、ダーリンったら……」

桃華「まったくですわ!」

ありす「……」

メアリー「さっきからありすがだまっているけド……」

桃華「ありすさんはPちゃまへの不満はありませんの?」

ありす「え?」

メアリー「ダーリンって言ったらハニーって言われたいわ」

桃華「わたくしもティータイムのときには少し特別にしてほしいですわ」

ありす「……」

メアリー「ありす……あやしいわネ」

桃華「奇遇ですわね、わたくしも同じことを考えていましたの」

ありす「えっと……私は文香さんのところへ本を……」

メアリー「ありすはタブレットで読んでるでショ?」

桃華「お話するまで、ティータイムは続きましてよ?」

ありす「ぁぅ……えっと……」




7: ◆stww/BS79E 2016/10/16(日) 18:26:33.78 ID:jBEuZm9H0

ありす「あの……文香さん」

文香「ありすちゃん?」

ありす「ロミオとジュリエットってありますか?」

文香「ありますが……」

ありす「ちょっと、そういう気分なので……読んでもいいでしょうか?」

文香「わかりました。本棚から探してきますね」

ありす「1週間……プロデューサーさんを独占しちゃダメ……なんて……」

文香「ありす……ちゃん?」

ありす「あ、いえ、こっちの話ですので……」

文香「きっと……そのロミオさんは、誰にも構わずジュリエットさんに話しかけそうですね」

ありす「……そうかもしれません」

文香「なら、きっと大丈夫かと……」

ありす「文香さん」

文香「はい」

ありす「ありがとうございます。私、待ってみます……その……文香さんが選んだ本を読みながら」

文香「では、読書の秋に似合いそうな本にしますね」

ありす「はい♪」


終われ




8: ◆stww/BS79E 2016/10/16(日) 18:28:02.92 ID:jBEuZm9H0
以上です。

何か浮かんできた
美味しいポジション橘ありすちゃん
ってキーワードで書いてみました。

そんなあとがきで今回は締めます。




9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/16(日) 18:31:43.38 ID:OaPhUojc0

ありすかわ




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