「フィンランドの首都ヘルシンキの宣伝のしかたは…なんてクレイジーなんだ」
観光客を誘致するため、各国の政府、自治体、企業などが宣伝に力を入れています。
多くはその土地の特徴を活かしたうたい文句を掲げていますが、
「フィンランドの首都ヘルシンキの宣伝は、他とは一線を画している」と海外サイトで話題になっていました。
どんなものかというと……。
「正気な人間なら、11月のヘルシンキになんか来ない!
おまえ以外はな、ヤバい奴め。ようこそ」
けなされているのか褒められているのかわからない響きですが、とりあえず歓迎されていることは間違いないようです。
実際、極寒のこの時期のヘルシンキに訪問者は少ないのでしょう。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●デンマークの詩人、ヘンリック・ノルドブラント氏がこう書いていた。
「今年は16カ月もあった。11月、12月、1月、2月、3月、4月、5月、6月、7月、8月、9月、10月、11月、11月、11月、11月」
↑4つの11月5日を覚えておかなくちゃいけないの?
(「11月5日を覚えておけ」というイギリスの風習ガイ・フォークスにちなんだ詩から)
↑11月は5つだろ。
●自分は日本に行ってきたところ。ロサンゼルスから往復500ドル(6万円弱)だった。なかなかに日本的だったが、M7.4の地震と、ここ何十年で初めてという11月の東京の雪が見られた。観光地はオフシーズンなのでどこもやさしかった。
↑日本行きにしては安い。西海岸だからさらにうらやましい。ここは東海岸なので値段はその倍はする。
●なぜ偉大なメタルってのは、1年の半分が寒い国からやってくるんだろうな。
(北欧はヘビーメタルが盛ん)
↑そういう気候のところに住むには特にワルにならなくちゃいけないからだ。ワルな音楽をプレイするにはワルにならないとな。
↑ワル、それは退屈な家の中に閉じこもること。
●フィンランド人だけど、そんなに寒くはないよ……。
↑ヘルシンキの1月の気温が-4度、モスクワの1月の気温が-6.5度、そしてカナダのへんぴな場所にあるオンタリオで-15度。
●それは先週のヘルシンキのスタートアップイベント「Slush」の広告だよ。
↑航空券が安い+分厚いピザ = 自分なら行く。
●シカゴからだけど、明日ヘルシンキに行くんだ。
そのこと自体は怖くはないが、その後にイヴァロ(フィンランド北部)へ行くことはかなり震えている。
↑楽しんでね。
↑この時期、太陽は昇らない。
イベントの広告だったようですが、あまり観光客が来ない季節に、あえてイベントを開くのは良い集客方法なのかもしれません。