電「お昼休みなのです」

雷「ボール遊びをするわよ！」

暁「ボール遊びなんてお子様な遊びレディには似合わないけど付き合ってあげるわ」

響「ハラショー」



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不知火「さて、ボールを使って何をするかですが」

暁「レディにふさわしい遊びがいいわ」

雪風「サッカーはどうでしょう？艦娘なでしこです！」

文月「なかあては？」

深雪「ボール鬼！」

電「では、多数決を......響？どうしたのです？」

響「......」

ごそごそ

響「......妊婦さん」(ボールをお腹の中に入れただけ」

全員「.........」

「おぉーっ！」どよめき

雷「響お母さんみたいじゃない！」

暁「あたしも！あたしもやる！」

時津風「コウノトリさんがきたね！」

夕立「今何ヶ月っぽい？」

響「臨月かな？」

文月「りんげつって？」

睦月「きっと妹だよ！」

荒潮「あらあらぁ」

朝潮「はい！お父さんは誰ですか？」

響「提督だね」

白露「なるほど！」

電「はわわ、響が司令官さんのお嫁さんになっちゃったのです」

時津風「それで、妊婦さんになったら次はなにするの？」

響「え？」

五月雨「赤分かるか？」

暁「あ、当たり前よ！.......不知火、答えてあげて！」

不知火「そうですね、妊婦になってやること......」

不知火「認知、でしょうか？」

文月「にんち？」

雪風「任地？出撃ですか？」

雷「大変じゃない？」

不知火「いえ、認知というのは、そうですね、相手に父親であると認めてもらうことです」

時津風「そっかぁ、提督パパになるんだもんね」

白露「響いいなぁ」

夕立「夕立も妊婦さんやりたいっぽい！」

睦月「睦月も！」

時津風「でもボールいっこしかないよ？」

深雪「枕じゃダメか？」

雪風「キャベツとか！」

白露「とりあえず代わりになるもの探そ！いっちばーん！！！」

「あ、ずるーい」
「あたしもー」

長門「ん？あれは駆逐艦の....なんの騒ぎだ？」

長門「どうした？何かあったのか？」

電「あ、長門さんなのです」

雪風「こんにちわ！」

暁「長門さん！響が妊婦さんなの！」

文月「こどもはりんげつっていうのー」

雷「司令官がパパなのよ！」

朝潮「これから“にんち”をもらいに行くところです」

長門「な、なんだと！」

響「......動いた(ボールが)」ナデナデ

長門「」

提督「うむ、今日も良い天気だ。第一艦隊も帰って来る頃であるな」

コンコン

長門「失礼する」

提督「長門か、任務ご苦労だった。.......どうした？険しい顔をして。何かあったのか？」

長門「あぁ、由々しき事態だ」

提督「何があった。話せ」

長門「.......前々から子供好きだとは思っていたが、まさか本当に手を出すクズだったとはな」

提督「？」

長門「見損なったぞ提督！！」

提督「なに？！」

長門「響、入れ」

響「Да」

提督「響か......その腹はどうした？」

長門「とぼけるな！駆逐艦に聞いたぞ！きさまが父親だそうだな」

提督「なんだと？！」

響「認知してほしい」

長門「どういうことなんだ！」

提督「知らん」

長門「......っ！きさまっ！その言い草はなんだ！！」

提督「知らないものは知らん！どういうことだ！」

長門「ほう、あくまでシラを切るつもりか、この外道！」

提督「言わせておけば....それが上官に対する口の利き方か？！！！」

文月「どうしてながとさんおこってるの？」

雪風「分かりません.....」

雷「け、けんかはダメよ！」

天龍「どうしたチビども」

木曽「騒がしいな。なんの騒ぎだ？」

電「あ、天龍さん」

暁「あのね、響が妊婦さんなの」

時津風「しれぇがパパなんです」

睦月「そしたら長門さんがすっごく怒って.....」

長門「いい加減白状したらどうだ！」

提督「本当にしらん！」

長門「嘘をつくな！！」

加賀「なんですか騒々しい」

衣笠「何？喧嘩？」

暁「響が妊婦さんで司令官がパパで、長門さんが怒って大変なの」(涙目

長門「抵抗できないのをいいことに乱暴したんだろ！恥ずかしくないのか！！」

北上「嘘、マジ？」

大井「.....サイテー」

文月「ねぇ？どうしてながとさんはおこってるの？」

時津風「さぁ......？」

雷「響に乱暴したって言ってるけど....」

加古「乱暴？提督が響を殴ったのか？」

足柄「嘘でしょ？提督がDV？」

時津風「どうしよう、なんだか怖いよぉ」

電「はわわわわ」

鳳翔「みんな、落ち着いて。何かの間違いってこともあるでしょう？」

鳳翔「ねぇ、何があったの？提督がDVって本当？誤解じゃないの？」

文月「ふぇえ、わかんないよぉ」

睦月「ねぇ？DVって何？」

暁「ほら、あれよ！この前司令官と一緒に見た映画の」

雪風「DVD！」

時津風「それだ！見たのって五階じゃなくて二階だったよね！」

文月「うん！」

「「「「響が妊婦さんでしれぇかんがパパなの！DVDしてた！二階だった！！！！！！」」」」

鳳翔「」フラァ

バタッ

「鳳翔さんが倒れたぞ！」

「誰か担架を！！！」

「衛生兵を呼べぇっ！」

長門「このクズが！」

提督「いい加減にしろ！」

白露「いっちばーん....ってどうしたの？」(お腹ポッコリ)

夕立「喧嘩っぽい？」(お腹ポッコリ)

朝潮「一体何故.....？」(お腹のポッコリ)

荒潮「あらあらぁ？」(お腹ポッコリ)

天龍「こりゃ一体どうなってんだ！？」

木曽「響だけじゃなかったのか？！」

ワーワーギャーギャー

長門「きさまぁ.......っ！」

提督「誤解だと何故わからん！冷静になれ！！」

暁「ど、どうしよう。このままじゃ殴り合いになっちゃう」

電「司令官さんが死んでしまうのです！」

白露「なんで喧嘩してるの？」

文月「あ、わかったぁ」

文月「ていとくがにんちしてくれないからだぁ！」

時津風「そっか！」

雪風「みんなで任地してもらいましょう！」

「「「「「「おー！」」」」」

白露「提督さん！」

朝潮「認知」

荒潮「してくださぁい」

夕立「っぽい！」

「「「「にんち！にんち！」」」」

長門「キサマ！響だけでなく他の娘にまで！！！」

提督「なんだ！一体どうなっている？！！」

この阿鼻叫喚の騒ぎは早くに逃げ出した不知火が捕まるまで続いた。

響「孕ショー」

END