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伝説の宇宙飛行士、逝く・琥珀の中に羽毛生えた恐竜の尾・赤信号の時間をカウントダウンする車(画像ピックアップ61) - Engadget 日本版

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伝説の宇宙飛行士、逝く・琥珀の中に羽毛生えた恐竜の尾・赤信号の時間をカウントダウンする車(画像ピックアップ61)

この休みは「ライトスタッフ」を観ようかな

Munenori Taniguchi
12 時間前 in pictures
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1週間のあいだに拾いきれなかったニュースを集めてお伝えします。今回は「伝説の宇宙飛行士、逝く」「琥珀の中に羽毛の生えた恐竜の尻尾」「赤信号の時間をカウントダウンする車」などをまとめました。

探査機カッシーニが捉えた土星の北極点

土星で最後のミッションを開始したNASA/ESAの探査機カッシーニが、土星の北極付近の接近画像を送ってきました。土星は木星と同じく巨大なガス惑星で、その大気には木星ほどはっきりはしていないものの薄い模様がついています。

そして、この大気には北極付近では複雑な気流のために六角形の模様が発生します。1980年代にボイジャーが初めて観測したこの六角形は、一説にはジェット気流の仕業とも言われます。より気流の強い南極には発生しないのも不思議なところです。

カッシーニはこのあと12月11日に星の輪を通過する予定です。
[Source : NASA]

SpaceXのロケット打ち上げ再開は年明けに持ち越しになる見込み

2016年9月1日に、打ち上げ直前のロケットが爆発する事故を起こしたSpaceXが、2016年12月16日にも再開したいとしていたロケット打ち上げですが、どうやら2017年1月に予定するIridium-1通信衛星の打ち上げまで待たなければならないようです。

SpaceXは、すでに事故後の調査は全て終えているとしつつ、打ち上げ用機体の準備と「延長テス」のために時間を要しているとしました。CEOのイーロン・マスクは液体ヘリウムの重点に関する様々な条件を検証して問題は解決できたとしています。

ただ、NASAなどは原因の特定や十分な事故の検証がなされないまま打ち上げを再開しようとするSpaceXに懸念を示していました。もし今後の打ち上げで同様の事故を起こせば、SpaceXの事故対応のありかたに批判が集まらないとも限りません。
[Source : SpaceX]

羽毛付きの完全な恐竜の尻尾が見つかる

中国地質大学の古生物学者Lida Xingが、Current Biology誌に寄せたレポートによると、"エヴァ"と名付けられた琥珀に閉じ込められた恐竜の尾は、ほぼ完全な状態で骨から羽毛に至るまでが保存されているとのこと。この羽毛は(風切羽ではなく)飾り羽であり、この尻尾の持ち主は空を飛ぶようなことはなかったようです。羽毛の色は白と栗色。

これまでに羽毛の生えた尻尾の化石は発見されていました。しかし、琥珀に包まれた完全な羽毛つきの尻尾はこの発見が初めてのことです。Xingはこの琥珀を地層から掘り起こしたのではなく、なんと琥珀の市場でこのサンプルを探し当てたのだとか。よってこの貴重な発見となった琥珀もすでに販売用に磨かれていました。

ちなみに、この尾の持ち主はコエルロサウルスとのこと。コエルロサウルスはティラノサウルスやヴェロキラプトルの仲間にあたるものの、その大きさは手のひらサイズ。残念ながらサンプルからはDNAは採取できなかった模様で、映画「ジュラシック・パーク」のようなことはできないとのことです。
[Image : R.C. MCKELLAR / ROYAL SASKATCHEWAN MUSEUM]
[Source : National Geographic]

アウディの新車、信号機と通信して赤信号の残り時間をカウントダウン

このほど米国で発売されたアウディA4およびアウディQ7には、ラスベガス交通管制システムとの通信機能が備わっています。この機能は4G LTEの通信を利用してラスベガス市街地の信号機が赤から青に変わるまでの時間をインパネまたは運転席に設置されたHUDに表示可能。

ただ、ドライバーがレースのスタートをイメージして急発進してしまわないよう、カウントダウン最後の数秒間は自動的に表示がブラック・アウトするとのこと。

アウディの計画は、市街地で交差点が連続するような場所において赤信号に引っかからないようドライバーに速度調整を促すことで交通渋滞を軽減すること。さらにアイドリングストップ機能とも連携させ、赤信号が終了する適切な時間に自動的にエンジンを始動させることを目指しています。
[Source : Audi]

米国初の地球周回を成し遂げた伝説の飛行士、逝く

1962年2月7日に米国人で初めて地球を周回した宇宙飛行士ジョン・グレン氏が死去しました。享年95。通日前より体調を崩し、オハイオ州の病院にて治療を受けていたとのこと。

グレン氏は1974年に米国議会上院議員となり1984年には民主党の大統領予備選挙に出馬もしています。一方で1998年には77歳にして再び宇宙飛行士としてスペースシャトル搭乗員となり、STS-95ミッションで日本の向井千秋氏らとともに宇宙へと飛び出し、史上最高齢宇宙飛行士となりました。 2012年にジョン・グレン氏に一般国民に与えられる勲章としては最高位となる大統領自由勲章を与えたオバマ大統領はジョン・グレン氏の訃報を受け「米国の英雄はその生涯にわたって障壁をうち破り、科学者、技術者そして宇宙飛行士たちを勇気づけた」と追悼コメントを出しました。

[Source : The Columbus Dispatch]
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