「Evan」という3分弱の動画が12/2にYoutubeにアップされており、話題となっています。
図書館の机に「退屈だ」と落書きをしたこの動画の主人公エヴァンが、その落書きに対する返事に驚き、その返事を書いたのは誰なのか探すという展開で物語は進んでいきます。
エヴァンに返事を書いたのは誰なのか。動画の中の様々なサインがある事を訴えています。とりあえず、その動画をご覧ください。
この動画はアメリカのSandy Hook PromiseというNPO法人が制作したもので、銃による犠牲者をなくすための目的を持った動画となっています。
途中までは学園ものの甘酸っぱい青春ストーリーかと思いきや最後は、ご覧の通り、銃を構える男子生徒がシルエットで表現されています。
銃の乱射や人を傷つける人々は周りに様々な痕跡やサインを残すと、Sandy Hook Promiseが伝えており、その痕跡に気づくことはできたか。という事を動画で訴えています。
動画の最後には以下のようなメッセージが表示されます。
「While you were watching Evan,abother student was showing signs of planning a shooting.」
「あなたがエヴァンを見ている間、他の学生は、銃撃を計画するサインを示していた。」
背景にいる生徒の挙動や仕草に気付ける方はなかなかいないとは思いますが、普段見落としがちな、日常に潜む些細なサインに目を傾けるということは、他のことにも役立ちそうな気はしますね。