2016年12月16日
『ドラゴンクエストの現場にカメラが潜入!12月29日午後10時NHK総合で放送決定!という記事』が掲載中。
12月29日(木)放送の「ドラゴンクエスト30th ~そして新たな伝説へ~」では、ドラゴンクエスト(以下、ドラクエ)が現在どのような進化を遂げているのか、独占取材で明らかにします!
さらに番組のナレーションを務める山田孝之さんと、ドラクエ生みの親・堀井雄二さんとのスペシャル対談も。
現在は締め切っていますが、堀井雄二さんへの質問を募集していた番組ホームページも、大きな話題となっています。そんな注目番組を担当する福島 明ディレクターに、番組制作秘話をうかがってきました!
ドラクエ大好きディレクター 渾身の現場密着ドキュメンタリー
──番組ではどんな取材をしたのですか?
ドラクエ最新作の制作現場に密着したのですが、テレビ取材が入るのは、ほぼ初めてのことなんです! 生みの親である堀井雄二さん、音楽担当のすぎやまこういちさん、デザイン担当の鳥山 明さんと、あらゆる要素から取材をしました。
堀井さんがどうやって呪文や土地の名前を決めたのかなど、ファンであれば気になる内容ばかりだと思います。
ほかにも、番組内の効果音やテロップ、ストーリーの展開など、あらゆるところにドラクエの要素を入れています。私自身もドラクエシリーズの大ファンなので、できるかぎりこだわって作りました! ドラクエ30年の歴史を、ぜひ一緒に振り返っていければと思います。
「人を楽しませること」を愛する人たちが集まってできたドラクエ
──堀井雄二さん、すぎやまこういちさん、鳥山 明さんはどんな方でしたか?
堀井雄二さんは、とにかく「プレイヤー目線」にこだわっている方です。会議中も「この部分、プレイヤーはどう思うかな?」と常に疑問を投げかけていました。つくり手でありながら、遊び手の目線を持ち続ける。それを30年貫かれているので、あらためてすごいと思いました。
特に印象的だったのは、堀井さんは一つのゲームを作るのに、何年もかけられるのですが、その間ずっと、最初にどう感じたかという「第一印象」を失わないところです。
私も番組をつくるとき、同じ映像を何度も見るので「番組を初めて見る人の気持ち」を持ち続けるのがとても難しいと思っているんです。ゲームとテレビでジャンルは異なりますが、同じモノづくりをする人として、すごいと思いました。
それに、堀井さんって本当にゲームがお好きなんです! 休憩時間やプライベートでも、夢中でスマホゲームをプレイしていました。研究のためとかではなく、ただ楽しくてやっているんですよね(笑)。
ドラクエには本筋と関係ないギャグや寄り道も用意されていますが、それは「どうやって人を楽しませようか」と考えている堀井さんの思いがゲームのなかに表れるからだ、とスタッフの方が言っていました。
・・・と、ドラゴンクエスト総力特集となっていて、年末番組にふさわしい内容になっているらしく、これは期待がもてますねぇ。ドラクエファンの人は一層楽しみに待ちたいところですよね。
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| [ゲーム]ゲーム情報記事 | 23時00分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑