「うつ」と言っても、人によってその症状は様々なので一概には言えないが、注意して日常生活を見ていくと、微妙な変化が表れていることがある。
もし本人に自覚がなくても、これらの変化が多数該当した場合には、もしかしたらうつである可能性がある。っまた、親しい人にこんな変化が現れたのなら注意してみてあげよう。ここにあげるのは、うつである可能性が高い、10の日常生活におけるちょっとした変化である。
もちろん人によってその症状が異なるのものだし、気にする必要がない場合もある。昔からそうだった場合はまた別の問題である。だが、昔はそうじゃなかったのに、最近以下のような変化が現れた場合、そのほとんどすべてに該当していた場合は注意しよう。周りの人がそのように変化していったのなら、気を付けてみてあげよう。
1. 毎日普通に使っていたものを使わなくなる
ローション、化粧品、洗面用品などの封を切らず、使用期限が切れていてもそのままずっと残っている。歯磨きをしなくなることも。
2. 部屋から悪臭がする
冷蔵庫の中には悪くなった食べ物がいっぱい。次回は全部ちゃんと使おうと買い物に行くが、また同じことを繰り返す。
3. 体の具合が悪いのではないかとまわりに言われる
日々の外見や清潔さに構わなくなり、くたびれて元気がないように見られる。
4. 部屋の整理ができなくなる
出したもの、使ったものがそのままで、部屋がめちゃくちゃに散らかっていく。掃除しようと思うのだが、体が動かない。
5. 声が小さくなる
声の張りがなくなり、か細い声しか出せない。さらに悪いことに滑舌も悪く、なにを言っているのかはっきり聞きとれない。
6. 清潔な服がない
部屋の隅に洗濯物が山のようにたまっているが、いつの頃からそうなのか思い出せない。持っている服すべてが汚くなるまでは洗濯する気が起きないだろう。
7. ゴミ箱が食べ物の包み紙でいっぱい
ゴミ箱がジャンクフードの包み紙であふれている。
8. 仕事が滞るようになる
宿題でも仕事のノルマでも、なんでも締め切りはつきものだ。次はさっさと片付けようとと思いつつ着手できない。
9. やたらドタキャンし始める
仕事、つきあい、学校などに対して言い訳をするのが得意になる。
10. 連絡がつかなくなる。
電話に出なくなる。メールやメッセージもほとんど返さなくなる。更には電話の着信音やメッセージの音が携帯から鳴るたびに、不安が倍増してしまう。
これらは、うつがわたしたちの生活に影響を与える一部の例だ。何度も言うが、みんなが同じというわけではないし、全部が全部うつが原因というわけでもない。
だがこうした小さな兆候に気が付くことで、自分自身に注意信号を発することができる。どんな病気にも言えることだが早期発見が大事だ。このシグナルに気が付いたら、まずは自分を責めることをやめること、そして自分を愛することが一番大切なのだということに気付こう。自分の価値は誰が決めるものでもない、自分だけにしか決められないのだ。
via:This is how depression can affect a person's day-to-day./ translated konohazuku / edited by parumo
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コメント
1. 匿名処理班
俺の場合は不眠症気味になる
2. 匿名処理班
8割くらいしか当てはまってないしうつじゃないな、よし
3. 匿名処理班
いくつか当てはまるけど一番怖いのはそれによって少しの安堵感を得てしまっている
4. 匿名処理班
見事に私だ。
5. 匿名処理班
やべーな〜ほとんど当てはまる
でもドタキャンしないし、風呂は毎日入るぞ
6. 匿名処理班
自分に価値を見いだせたら、それだけで生きられる世の中でしょうか…
7. 匿名処理班
感覚が鈍くなる
暑い寒いとか明らかにオーバーワークなのになど肉体が悲鳴あげてるのに何も感じないとか
8. 匿名処理班
全部当てはまるけど鬱じゃないわ
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