東京メトロ、あのメガホン型翻訳機「メガホンヤク」導入決定。訪日外国人向け案内に活用
ドラえもんの秘密道具ではありません
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東京メトロは、パナソニックのメガホン型翻訳機、および翻訳サービスの「メガホンヤク」を12月31日に導入すると発表しました。
メガホンヤクは、メガホン型の翻訳機を使い、登録した定型文を日本語・英語・中国語・韓国語の4か国語で拡声できるサービスです。発表当初、メガホンと翻訳機という組み合わせの意外性、そしてネーミングなどから、ドラえもんのひみつ道具になぞらえて「リアル翻訳こんにゃく」などと話題を集めました。
メガホンヤクの使用イメージ
しかし翻訳こんにゃくのように、発した言葉をリアルタイムに翻訳して拡声できるわけではありません。繰り返しになりますが、音声を認識して、あらかじめ登録した定型文(約300パターン程度)と照合し、日本語・英語・中国語・韓国語の4か国語で拡声するのみ。メガホン型の翻訳機はWi-Fiに繋がるIoT製品でもあり、クラウドサーバーを利用して定型文の登録や保守管理が行える点も魅力としています。
東京メトロでは、このメガホンヤクの運用を12月31日から開始します。運用台数は5台で、12月31日から1月3日までは、初詣客などで混雑が予想される浅草駅と明治神宮前駅で使用。その後は、東京マラソンや花火大会などの大規模イベント、そして異常時などでの使用を想定しているといいます。
メガホンヤクの導入について東京メトロは「訪日外国人のお客様に対して、様々な状況に応じた案内を迅速かつ的確に行うことが可能になる」とコメントしています。