「開運!なんでも鑑定団」で、「曜変天目茶碗」に2500万円の鑑定額がついた。スタジオは騒然となったが、ツイッターなどでは、意外と安いな、といった反応も出ている。「世界に3点しかない」「3点はいずれも日本で国宝」という情報を考えると、もっと高額かと思ったというわけだ・・
「鑑定団」、曜変天目茶碗に2500万円 「意外と安い」と思われるワケ
「2500万円」の鑑定額をめぐっては、「安っ!」「たったの2500万円らしいですね。倍額の5000万円でもオークションに出したら、即決だと思います」「曜変天目茶碗が2500万円は安すぎる」といった声が出ていた。
中には、相続税への配慮から2500万円に鑑定額が抑えられたのではないか、といった推測を書き込む人も。「2500万円」が、生前贈与に特別控除を認める「相続時精算課税制度」の限度額である事からの類推なのかもしれない。
番組内容について、美術関係者に21日、J-CASTニュースが話を聞くと、「番組では触れていなかったようだが、あくまで『完全な形で残る』曜変天目が3点ということ。『4分の3』など、完全に近い曜変天目は他にもある」と指摘した。
国宝の「曜変天目」を所蔵する美術館は、どう受け止めているのか。「3点」をそれぞれ所蔵するのは、静嘉堂文庫美術館(東京都)と大徳寺龍光院(京都市)、「藤田美術館」(大阪市)だ。静嘉堂文庫美術館の学芸員によると、
「番組は見ましたが、実物を見たわけでも触ったわけでもないので、勿論、『曜変天目』なのかどうか、否定も肯定もできません」としつつも、
「とは言っても、とてもワクワクするし、楽しい話題だな、と思っています」と、関心の高まりを好意的に受けとめている様子だった。
同館の「国宝 曜変天目(稲葉天目)」は、「もと徳川将軍家所蔵であったものが、三代将軍・家光の時代、春日局を経て、後に淀藩主となる稲葉家へ伝えられたとされる」逸品だ。現在は展示しておらず、展示予定も「未定」だそうだ。
こちらの国宝の「曜変天目」の値段は、どれくらいになるのだろうか。ある全国紙の元・美術担当記者や都内の美術関係者らに話を聞くと、「静嘉堂さんのは、3点の中でも一番美しいとされ、数十億円はするでしょうね」・・
関連リンク: 【動画】 「なんでも鑑定団」で国宝級のお宝「曜変天目茶碗」が発見される! その鑑定額が・・
「鑑定団」、曜変天目茶碗に2500万円 「意外と安い」と思われるワケ
「鑑定団」、曜変天目茶碗に2500万円 「意外と安い」と思われるワケ - https://t.co/hm5Gwdm00F pic.twitter.com/ljquIjcjM6
— J-CASTニュース (@jcast_news) 2016年12月21日
「2500万円」の鑑定額をめぐっては、「安っ!」「たったの2500万円らしいですね。倍額の5000万円でもオークションに出したら、即決だと思います」「曜変天目茶碗が2500万円は安すぎる」といった声が出ていた。
中には、相続税への配慮から2500万円に鑑定額が抑えられたのではないか、といった推測を書き込む人も。「2500万円」が、生前贈与に特別控除を認める「相続時精算課税制度」の限度額である事からの類推なのかもしれない。
この天目茶碗で依頼主さんのスープ飲んでみたいなあっていう暴言。
— ゆずず (@yuzu0905) 2016年12月20日
#なんでも鑑定団 pic.twitter.com/FsOPtlZfMu
miho museumの「曜変天目」ともまた違う趣き。 #なんでも鑑定団 pic.twitter.com/JdTkj2lbBc
— Tak(たけ) @『美術展の手帖』 (@taktwi) 2016年12月20日
番組内容について、美術関係者に21日、J-CASTニュースが話を聞くと、「番組では触れていなかったようだが、あくまで『完全な形で残る』曜変天目が3点ということ。『4分の3』など、完全に近い曜変天目は他にもある」と指摘した。
国宝の「曜変天目」を所蔵する美術館は、どう受け止めているのか。「3点」をそれぞれ所蔵するのは、静嘉堂文庫美術館(東京都)と大徳寺龍光院(京都市)、「藤田美術館」(大阪市)だ。静嘉堂文庫美術館の学芸員によると、
「番組は見ましたが、実物を見たわけでも触ったわけでもないので、勿論、『曜変天目』なのかどうか、否定も肯定もできません」としつつも、
「とは言っても、とてもワクワクするし、楽しい話題だな、と思っています」と、関心の高まりを好意的に受けとめている様子だった。
#なんでも鑑定団
— mimo (ミモの富士) (@505mimo) 2016年12月20日
2500万!!! pic.twitter.com/IZSiQUdGBB
同館の「国宝 曜変天目(稲葉天目)」は、「もと徳川将軍家所蔵であったものが、三代将軍・家光の時代、春日局を経て、後に淀藩主となる稲葉家へ伝えられたとされる」逸品だ。現在は展示しておらず、展示予定も「未定」だそうだ。
こちらの国宝の「曜変天目」の値段は、どれくらいになるのだろうか。ある全国紙の元・美術担当記者や都内の美術関係者らに話を聞くと、「静嘉堂さんのは、3点の中でも一番美しいとされ、数十億円はするでしょうね」・・
関連リンク: 【動画】 「なんでも鑑定団」で国宝級のお宝「曜変天目茶碗」が発見される! その鑑定額が・・
今日のなんでも鑑定団の天目茶碗。中村先生が興奮を抑えきれない感じで喋っていたのがひしひしと伝わってきたよ…。#tvtokyo pic.twitter.com/5kZNoAMwjZ
— でじ@ (@digi_tan) 2016年12月20日
という歌があったな
eテレさんのおふざけ番組で