クリスマス“イブ”にメガドラ“イブ”の話題です。そもそも、なぜメガドライブ版の『テトリス』が幻なのかというと……
テトリスの権利をめぐってのエピソードはややこしいので省略するが、要はSEGAがメガドライブ版『テトリス』を完成せさ、さあ発売というときに、実は任天堂が権利を持ってましたよってことで、販売中止せざるを得なくなったというお話。
生産してしまった分は、断腸の思いで
廃棄されたという。
※パッケージ裏のプレイ画面 しかし、ごく一部が流出してしまったようで、2011年、海外オークションサイト「eBay」にて、テトリス作者であるアレクセイ・パジトノフ氏がサインをしたメガドライブ版『テトリス』が
100万ドルで出品され話題となったのは記憶に新しい。
こちらの記事によると、出品者が120万円で落札したものにパジトノフ氏からサインをしてもらったという。
もともと120万円って時点ですごい。なぜならこのソフトはただの発売中止ソフトじゃないのだ。ご存知の通り、その後、任天堂が発売したゲームボーイ版『テトリス』は爆発的ヒット。ゲームボーイ自体を全世界で1億4000万台も普及させた原動力のひとつになったのだった。
歴史にifはないのだが、もしメガドライブ版『テトリス』が発売されていたら、きっと
ゲーム業界の勢力図は大きく変わっていただろうと言われている。この幻の『テトリス』には、そんな無限の可能性がつまっていたのである。
さて、そんなメガドライブ版『テトリス』がヤフオク!に出品されていたのでご紹介しよう。
こちら↓
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出品者への質問:送料無料♪ 懐かしメガドライブ テトリス(ケース・取説のみ)(ヤフオク!)
ただし。ただしである。
実はこのオークション、ケースと取説のみなのだ。
ソフトがないのだ!
※説明書の中身の様子 といえども、タイトルがタイトルなだけでに現在、25万円を越えている。質問欄をのぞくと、やはり真贋についての問い合わせが飛び交っていた。それは僕も気にります……
残りあと2日。一体どうなることやら!
※画像の使用には出品者から許可を得ています。
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