7000mAhバッテリー搭載スマホ「Gionee M2017」発表。連続通話26時間、待受918時間の高級機
でもCPUは中堅クラス
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中国のスマートフォンメーカーGioneeが、7000mAhもの大容量バッテリーを搭載する高級スマートフォン「M2017」を発表しました。7000mAhというと、Freetelが大容量と宣伝するRAIJINよりもさらに2000mAh多い容量です。ちなみにiPhone 7 Plusは2900mAh。
これまでにもいわゆる高級スマートフォンの類はいくつか発売されていますが、その多くは性能面というよりは外装などに高級な材料を使っていたり、コンシェルジュサービスを充実させたりする貴金属商品的なアプローチを採用していました。
もちろんそういったモノが好きな人にはそれもたまらないものと言えるものの、Gioneeは若干異なる方法で高級スマートフォンを作り上げています。Gionee M2017の特長は、とにかく大容量のバッテリー。メタル&レザーの外装も高級感を醸し出すのに一役買ってはいるものの、下手をするとタブレットよりも容量の大きいバッテリーは通話時間にして26時間、動画再生は32時間ぶっ通しで使い続けられます。そして待受だけなら912時間。えーと、38日は持つ計算です。
この大容量さ加減を説明するのに、メーカーは通常の使い方であれば2~3日間は充電する必要すらないと豪語、自家用ジェットで世界を股にかけるようなセレブユーザーに最適な商品だと説明します。
仕様をざっと列記しておくと、スクリーンには5.7インチ2560 x 1440解像度のアクティブマトリクス式有機EL(AMOLED)を搭載。6GB RAM、125~256GBストレージを搭載。カメラは背面が12MP+13MPのデュアルカメラ(4K動画撮影対応)、自撮り用は8MP、デュアルSIMスロットを備えつつ、microSDスロットはありません。データ転送および充電はUSB-C(USB 2.0)。大きさは155.2 x 77.6 x 10.78mm、重さは238g。OSはAndroid 6.0。
見掛け倒しではなくなかなかのハイスペックという気もするものの、CPUだけがSnapdragon 653という中堅クラスになっているところが気になります。もしかすると大容量バッテリーをさらに大容量に見せかけるための仕掛けなのかもしれないものの、Snapdragon 821も820からは省電力化を果たしており、なぜこうなったのかは疑問が残るところです。
なお、Gionee M2017は中国国内でのみ発売を予定しています。価格は128GBモデルで6999人民元(約12万円)。256GB版は1万6999人民元(約29万円)。そんなに高いという気もしないお値段です。