ETNewsは25日(現地時間)、韓国LGの次世代フラッグシップスマートフォン「LG G6」が、当初の予定よりおよそ1ヶ月早く発売される見込みと報じています。
2015年の「LG G4」、2016年に登場した「LG G5」はともに4月に発売されてきましたが、ETNewsが報じたところによると、2017年のフラッグシップモデルとなるLG G6については、例年よりもおよそ1ヶ月早いタイミングとなる2017年2月下旬から3月初旬にかけて発売される見込みとのことです。
この決定の背景には、6期連続で損失を計上し続けているスマートフォン事業の厳しい現状と、他社の主力製品に先駆けて発売することによる販売台数の増加を狙う意図が絡み合っているほか、既にLG G6の量産開始も1ヶ月ほど前倒しされたとも伝えられています。
また、LGは昨年のフラッグシップモデルにおいて、新たに交換式のモジュールシステムを導入しましたが、どうやら次世代モデルに継承されることはなく、廃止することが決定された模様。LG G6は、スマートフォンとしての機能性や利便性を追求した端末として開発されているとのことです。
「LG G5」と専用の交換モジュール」
なお、同社の不倶戴天のライバルである韓国サムスンは、2017年にはLGとは真逆の動きを見せると推察されており、「Galaxy S8」の登場時期は例年より1ヶ月ほど遅らされ、来年4月に米ニューヨークにて発表される見込みと報じられています(過去記事)。
「Galaxy Note7」の販売停止により大きな傷を受けたライバルが不在の隙を、はたしてLGは上手く突くことができるのでしょうか。続報に要注目です。
[ETNews via Android Authority]
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