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年末の大掃除、Windows 10のムダな数十GBものファイルをスッキリして安定した環境を手に入れよう - Engadget 日本版

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年末の大掃除、Windows 10のムダな数十GBものファイルをスッキリして安定した環境を手に入れよう

思い切って初期化してアプリ再インストールがオススメ

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毎年恒例の年末大掃除。今回は、Windows 10マシンのムダなファイルをスッキリして良い年を迎えたいと思います。

Windows 10は昨年登場し、今年の8月にはアップデートされました。設定画面もだいぶ見やすく機能も追加されましたが、ソフトをインストール、アンイストールを繰り返していると、だんだんと動作が不安定になるのは、昔も今もあまり変わらないようです。

そこで、今回のお掃除は2つの方法をご紹介しましょう。まずはお手軽な、ムダなファイルのみ削除する方法。

Windows 10は、メジャーアップデートのほか、頻繁にアップデートを繰り返しています。アップデートをしたあとに不具合が発生した場合に備えてアップデート前に復元できるよう、ファイルを保存しています。このため、アップデート後に特に以前に戻すことがなくても、ファイルは残り続けてしまいます。これがストレージを逼迫するひとつの原因です。

また、一時ファイルも馬鹿にできません。Windowsの使い方によっては1GB以上も使用していることがあります。これらのムダなファイルは、定期的に掃除することをオススメします。特にノートパソコンでストレージが容量の少ないSSDでは、容量が逼迫すると動作が不安定になるので注意が必要です。


▲一時ファイルに1GBも! ムダすぎるでしょ

ムダなファイルの掃除は、エクスプローラーでWindowsが入っているドライブを右クリックし、[プロパティ]を選択。現在の使用量と空き容量の割合がグラフで表示されているので、[ディスクのクリーンアップ]を選択すると、削除できるファイルが一覧表示されます。


▲エクスプローラーのWindowsが入っているドライブを右クリックし[プロパティ]を選択


▲すると、全般タブに容量が表示されるので、[ディスクのクリーンアップ]をクリック。

ふだんから適度に実行していれば、表示された項目すべてチェックして実行すれば、数百MBは空き容量を増やすことができます。今回は大掃除ですので、さらに下にある[システムファイルのクリーンアップ]を選択しましょう。するとシステム関係で削除できるファイルが現われます。


▲さらに、[システムファイルのクリーンアップ]を選択する

一覧の中に、[一時Windowsインストールファイル]と[以前のWindowsのファイル]の2つがあります。これがアップデートによって残されたファイルです。もう以前のバージョンへ戻すことがないというのであれば、これらのファイルを選択して削除しましょう。数十GBレベルで空き容量が確保されます。


▲これらは、定期的に削除していないと必ず存在します。この機会に削除してしまいましょう

あとは、実行すると空き容量が復活します。場合によっては50GB以上空くこともあるので、特に実行したことがない人は、やることをオススメします。

もう1つは、Windows 10をまっさらな状態に戻すこと。以前だと「再インストール」として、購入時のメディアからインストール作業をするため、インストール後に最新の状態までアップデートを掛けなければならないなど、非常に面倒でした。

ところが、Windows 10では設定メニューの[更新とセキュリティ]で[回復]を選択すると、[このPCを初期状態に戻す]という項目があり、いつでも初期状態に戻すことができます。


▲スタートメニューの設定から[更新とセキュリティ]を選択し、[回復]をクリックする。[PCを初期状態に戻す]が再インストールにあたり、[開始する]をクリックすれば実行される

この時注意が必要で、インストールしたソフト(アプリ)はすべて削除されます。自分でインストールしたドライバー類も含まれます。このため、いろいろとソフトを利用していると面倒かもしれませんが、いまはもう利用していないソフトが多く存在するなら、初期化をオススメします。

いや、不要なソフトだけアンインストールすればいいや、というなら、タスクバーの[Windowsアイコン]を右クリックし、[コントロールパネル]の[プログラムのアンインストール]から不要なソフトのみ削除しましょう。ただ、削除を実行してもソフトによってはすべて削除されるわけではありません。いろいろと「残骸」が残るため、これが不安定を引き起こす可能性もあります。インストールとアンインストールをよく行う人は、たまに初期化したほうが無難でしょう。


▲アンインストールは、タスクバーの[Windows]アイコンを右クリックし、[コントロールパネル]を選択。コントロールパネルから[プログラムのアンインストール]を選択すると、インストールした各ソフトを削除できる

話を戻しますが、初期状態に戻すには[開始する]をクリックし、個人用ファイルを残すか、すべてまっさらにするかを選択します。初期に戻す前に、ソフトの設定や個人用ファイルをしっかりバックアップしておきましょう。個人用ファイルまでバックアップするのは面倒という人は、残すほうを、バックアップを取って、すべてまっさらにし気分一新したいのであれば、すべて削除を選択して実行して下さい。


▲アプリやその設定はすべて削除されるが、保存した文書や画像などのファイルは保持できる。バックアップを取るのが面倒なら、上を選択しよう。すべてバックアップを取っていて、まっさらな気持ちになりたいのなら、下をオススメ

初期状態に戻す作業が「再インストール」と違うのは、最新のWindowsバージョンで復活することです。このため、アップデートでセキュリティ更新されたもの適用されているので、とても安心ですし、あとは必要なソフトやドライバーをインストールするだけと、かなりの負担軽減になります。復帰までの時間はマシン環境に大きく左右されますが、早ければ20~30分で終わります。

その後ソフトをインストールする作業があるので、そこでかなり時間はかかるかと思いますが、スッキリした環境で新年を迎えるのはいい気分です。また来年末、大掃除として[初期状態に戻す]を実行することを定期化すれば、Windowsも常に安定して動作してくれることでしょう。今年もあとわずか。思い切って初期化してみてはいかが?
関連キーワード: cleanup, uninstall, windows10
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