『なかよし』連載、「カードキャプターさくら クリアカード編」の8話
校庭の樹木が次々と動き出したことに驚き、さくらは授業中でありながらも声を出してしまう。不思議な現象が起きると魔法か何かの作用か知らないけれど人が居なくなるのがお決まりなのに、今回は堂々とそのまんま。けれど さくら以外に誰一人も気が付かないとは明らかにおかしいよね(笑)

知世ちゃんは異変を察して具合が良くないから医務室へ連れて行くと気を利かせてくれました。木が動いた、新しいカードかもと聞いたところで目が輝きだします。ついに「あの台詞」を言う時が来ましたと！

　　　　　こんなこともあろうかと！
クラスから抜け出す際に持っていたバッグは新しいコスチュームだったのね。いつも思うのだけどコスチュームはともかくビデオカメラを学校に持って来るのはいいのかと思ってしまいます。高いものは学校に持って来るなとか言われませんでした？

動いてる樹が学校の敷地から出ようとしてるので急いで「封印解除(レリーズ)」して杖を取り出す。カードは何にしようか…『水源 -AQUA-』は樹が かえって元気になってしまいそうなのでパス。ならばと『包囲 -SIEGE-』を使って立方体の中に閉じ込めることに成功します。

ところが樹木は閉じ込めても進撃が止まらず、『包囲 -SIEGE-』は いびつな形に変形していく。このままでは破れちゃう！　早くどうにかしないと…と樹木をよく観察して気が付いた。根が脚の代わりになって床を踏みしめてる。だったら浮かせてしまえば？　でも違ったら…いや、やってみようと取り出したの『水源 -AQUA-』。このカードを使って根が床につかないよう『包囲 -SIEGE-』の中を水で満たして浮かばせる。あとは「固着(セキュア)」を使ってカード化へ。カードの名前は「行動 -ACTION-」でした。

その日の夜、さくらはケロちゃんと一緒に雪兎の家へ。月(ユエ)にカードを見せて詳細を調べてもらうつもりなんです。

やはりカードからは魔力は何も感じない。けれど 鍵を使えば力を使える。鍵は その杖にあるかもしれないとのこと。
へぇ～～、問題は杖なのか。謎のフードの人物からもらったものであり、いったい何が作用してるんだろう。

この後、小狼から電話をもらって様々な表情を魅せてくれました。もうこれはラブラブ状態の何物でもないわけで、小狼が羨ましすぎますね。けれどその小狼は浮かない顔。だから何を隠してるんだよ!?　クリアカードの真相を知られたら 余程マズイことでもあるの？

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