【FF15】プロンプト「ねえノクト、写真のリクエストな~い?」ノクト「シドニーで」
- 2016年12月31日 22:10
- SS、FINAL FANTASY
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プロンプト「えっ」
ノクト「シドニーで」
プロンプト「いや、この四人の中での話なんだけど」
ノクト「シドニーで」
プロンプト「いや……でも……もう日も暮れるし? オルティシエにもはやく向かわなきゃならないしさ」
プロンプト「今からハンマーヘッドに戻るのは、ちょ~っと厳しいんじゃないかな~とか(ry
ノクト「 シ ド ニ ー で 」
グラディオ「諦めろ。王子様のご命令だ」
イグニス「いつもの事だな」
・ハンマーヘッド
ノクト「うっし、着いた!」
プロンプト「うわぁ~ほんとに戻ってきちゃったよ」
グラディオ「意味もなく通いたかったんだろ? 叶ったじゃねえか」
プロンプト「まぁそうだけどさ~」
イグニス「とりあえず俺はエボニーが飲みたい」
シドニー「いらっしゃい。今日は何の用?」
ノクト・プロンプト「うおおおおおキターーーーー!」
グラディオ「いつ見てもすげーバディだな」
イグニス「服サイズが明らかに合っていない。シドもまさか、ここまで成長するとは思わなかっただろう」
シドニー「今日はカスタマイズ? それとも給油に寄っただけ?」
ノクト「わりぃんだけど、今日はレガリアかんけーねーんだわ」
シドニー「え?」
ノクト「この金髪君の写真修行に付き合ってあげてんの」
シドニー「あ~、そゆこと」
プロンプト「え、いや、シドニーがいいって言いだしたのはノク(ry
【サンダラ】
プロンプト「あばばばばばばばば――――」バリバリバリ
ノクト「つーわけでちょっとだけ付き合ってあげてくんね? 時間空いたらでいいからさ」
シドニー「おっけ~。私でよければいつでも♪」
ノクト「サンキュ」
グラディオ「おーい、生きてるかー?」
プロンプト「仲間にやられるとか……ないわ……」プスプス
ノクト「何寝てんだ、起きろ」ゲシ
プロンプト「自分でやった癖に~……」
グラディオ「王子様は高貴な御身分だからな」
プロンプト「だよね~……」
ガシ
ノクト「つーかお前……わかってんよな?」ボソ
プロンプト「え、何が?」
ノクト「なんでわざわざシドニーを指名したかって事だよ……」グリグリ
グラディオ「ハハ、王子様はお年頃ってか」
プロンプト「え、でもノクトにはルナフレーナ様が(ry
ノクト「だーからルーナはあんなにエ口い体してねーだろが! バカかお前!?」
ノクト「ルーナは神凪だぞ!? 神凪とは神と対話できる存在だ! そんくらいお前も知ってるだろ!」
プロンプト「神凪とシドニーになんの関係があんのさ~」
ノクト「だから! 六神共に俺からセクハラされたって告げ口されたら、俺の地位がやっべーだろ! しかも神話のレベルで!」
プロンプト「ルナフレーナ様に何したのさ……」
ノクト「したんじゃなくてこれからするんだよ! 今しでかしたら俺ただの痴漢だろ!」
ノクト「俺やだぞ!? 『ルシス王家はノクティスのせいで途絶えました原因は浮気です』とかなったら!」
ノクト「無理! それこそ歴代王達にファントムリンクされるわ!」
プロンプト「じゃあ我慢しなよ~」
グラディオ「新郎ってか早漏だな」
ノクト「そもそも結婚とか関係なく普通に見たいだろ! あんな超ド級のエ口バディ! お前はそー思わねーの!?」
プロンプト「そりゃ……まぁ……うん」
ノクト「できる事なら王都の専属メイドにしたいくらいだね! つか、車じゃなくて俺が整備してもらいたいわ!」
ノクト「ルーナがいるから無理だけど! ルーナがいるから無理だけど!」
グラディオ「なんで二回言うんだよ」
ノクト「だから! せめて写真に残す事で形だけでも毎日って風にしてえんだよ!」
ノクト「その辺をもうちょっと、こう……ああ……もう……うまく言えねえ……!」
プロンプト「……」
ノクト「お前はこう……この―――― こ の 庶 民 が ぁ ッ ! 」
ショミンガー
ショミンガー
ショミンガー……
グラディオ「熱弁、だな」
プロンプト「これが庶民と王族の差って奴ね~……」
ノクト「てーわけで、後は頼んだぜ金髪クン」ポン
プロンプト「ちょっと無理やりな気がするけど、まぁ、撮影もできるしこれはこれで悪くないかもね~」
グラディオ「本人のOKも出てるしな」
ノクト「じゃ、撮影が終わるまで飯でも食って待ってるから」
ノクト「頼んだぜ、プロンプト」
プロンプト「あいよ! 任せてよ!」キラン
グラディオ「ま、なんにせよ腹ごなしは必要、か」
イグニス「だな、俺のエボニーもそろそろ切れる頃合いだ」
ノクト「ガソリンかっての」
シドニー「仕事中だけど、なるべくカメラ意識してるからさ。好きに撮っちゃってよ♪」
プロンプト「まじありがと~!」
ノクト「けっ、庶民が」
・数時間後
ノクト「おせえ……」イライラ
グラディオ「いいじゃねえか、愛しのシドニーに会えてはりきってんだろうよ」
ノクト「俺のシフトはもうはち切れそうなんだよ」
グラディオ「新郎のセリフとは思えねえ」
イグニス「やはりエボニーはいい……」ズズー
バン!
プロンプト「おっまたせ~! ノクト! バッチリ撮れたよ!!」
ノクト「来たかッッッッ!!」ガタッ
ノクト「おし見せろ! さあ見せろ! やれ見せろ! とっとと見せろ!」
プロンプト「焦りすぎだよも~、そんなに慌てなくてもさ」
グラディオ「人肌恋し過ぎて男に走りそうってか? ハハッ、軟弱だからな」
ノクト「ちっげーし!! 谷間割れてっしな!」
グラディオ「おーそうかそうか」
イグニス「俺は興味がない。エボニーおかわりしてくるから終わったら呼んでくれ」スタスタ
ノクト「何度も聞いてる気がするけどうまいかエボニー?」
イグニス「何度も聞かれてる気がするが俺は気に入ってる」スタスタ
プロンプト「じゃあいっくよ~。お待ちかね! シドニーのベストショット~~~~!」
ノクト「ふおおおおおおおおおおおおおお!!」ムッハー
ノクト「………………」
プロンプト「へへ、シドニーってやっぱ優しいよね~」
プロンプト「仕事中なのにさあ? お願いしたら二つ返事で俺と(ry
【覇王の大剣】
ノクト「このヴォケがあああああああああああ!!」
プロンプト「ぶべらあああああああああああああ!!」
ノクト「このクソボケがあああああああああ! 誰んんんれがっ! お前とのツーショットを撮ってこいっつったよ!?」
プロンプト「え、ちょ、なんで~??」
ノクト「な・ん・で・お前も写ってるんだよ! これっ! 何!?」
ノクト「何『たまたま出会っちゃいました記念にピース☆』みたいな感じ出してんだ!? これどっちかってーとお前メインじゃん!?」
ノクト「女子!? 自撮り女子!? お前のその荒ぶる自己顕示欲は一体どこから沸いてくんの!?」
プロンプト「カメラってそういうもんじゃ~ん……」
ノクト「いや逆にすごいわっ! 逆にすごいけども! 関心すら覚えるけども!」
ノクト「今その技術いらねーから! てか、未来永劫必要ねーから!」
プロンプト「思い出を形に残したいって、ノクトが言ったんじゃ~ん」
ノクト「だからお前の……ああ……もう……またうまく言えねえ……」
グラディオ「またかよ」
ノクト「お前事カメラにシフトブレイクかますぞゴルァ!!」
グラディオ「落ち着けノクト、それで困るのはお前の方だ」
プロンプト「仲間にやられるとか、ほんとないわ~」
ノクト「俺だって仲間とヤりたくねえんだよ!」
グラディオ「はぁ~あ、しょうがねえ王子様だぜ」
プロンプト「無茶ぶり多いよね~」
ノクト「この庶民だきゃマジ……」ピキピキ
プロンプト「て~か、だってさぁ~、そもそもそれは――――」
プロンプト「あ」
『プロンプトは ひらめいた!』
プロンプト「あ~ごめん! そかそか、そーゆー事ね!」
ノクト「あ?」
グラディオ「んお?」
プロンプト「ごめんごめん! わかった! はいはい、そーゆー事ね!」
プロンプト「俺、勘違いしてた! ごめんノクト! このとーり!」
ノクト「やっと……理解したか……」
グラディオ「やったじゃねえか」
ノクト「まぁいい……次は外すなよ」
プロンプト「見えてる。つまり、こういう事だよね?」
プロンプト「――――ノクトは集合写真の事言ってたんだね!
コメント一覧
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- 2016年12月31日 23:19
- (普通に面白かったけど流石にこの長さ読むのは)やっぱつれぇわ…
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- 2016年12月31日 23:53
- 年の終わりにこのSSに出会えたことを神に感謝する
なんという… 一体どれほどの…
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