画家池田学さんの画集「池田学 the Pen」が2017/2/8に青幻舎から発売されます。池田学さんといえば、ペンを使ってダイナミックな構図で細密な世界を描く画家として国内だけでなく、海外の評価も高い画家の一人ですね。
本書「池田学 the Pen」には自身過去最大(300×400cm)の最新作の他に、池田学さん自ら選んだ100点が収録されており、自身が切り取った「部分拡大」が多数掲載され、実作品では把握しきれない細部まで堪能できる内容となっています。
また、2017年1月20日~3月20日には郷里の佐賀県立美術館で、4月8日~7月8日には金沢21世紀美術館で、9月(予定)には日本橋髙島屋で初の大規模な展覧会も開催されます。 楽しみでですね。
実際の作品を見ると、ペンとインクで細密に描かれた作品は圧倒的迫力を持っています。まだ池田学さんの作品を見たことがない方は展覧会前に作品集をチェックするのもいいかもしれませんね。価格は3,996円で168ページとなっています。
誕生 Rebirth 2013-16 300.0×400.0cm
誕生 Rebirth 細部
この「誕生 Rebirth」という作品は、2011年の東北地方太平洋沖地震がテーマとされており、アメリカのウィスコンシン州にはチェゼン美術館(Chazen Museum of Art)の滞在制作プログラムで3年に渡り、制作された作品となっています。
制作風景を撮影した動画もありますので、参考にご覧下さい。
Ikeda Manabu: Rebirth from Colossal on Vimeo.