武内P「渋谷さんがお神酒を飲んだら……」凛「プロデューシャー♪」
・アニメ基準
・武内Pもの
・未成年がお神酒やお屠蘇を飲みます
ハーイ、お疲れ様でしたー!
ワイワイ、ガヤガヤ
凛「ふぅ……」
武内P「渋谷さん、収録お疲れ様でした。……普段の収録より疲れているようですね」
凛「うん、正直ね。だって――」
ヒラヒラ
凛「着物をしっかり着るのなんてもう記憶には無い七五三以来だし、そんな状態で大勢の人が集まる神社の中継だったから」
あーあー、もう撮影終わっちゃったんだ
凛ちゃん着物似合ってるよな
お母さーん、あたしもあんなキレイな着物したいよ
武内P「早めに終わったので次の撮影まで時間があります。現場は事務所の近くですし、一度戻って休みましょうか」
凛「……うん。そうさせてもらうね」
武内P「では改めてスタッフの皆さんに挨拶をしてから――」
神主「すみません、今よろしいでしょうか」
武内P「これは神主さん。今日は撮影の許可をいただき、本当にありがとうございました」
神主「いやいや、少し離れたところで見ていましたが、境内の様子を熱心に紹介してくださって感謝したいのはこちらの方です」
凛「そ、そんなこと……」
神主「そのお礼と言うわけではありませんが、せっかく神社に参られたのです。お神酒をお持ちしたので、一口だけでもいかがですか」
凛「えっと……」チラッ
武内P「確かにお神酒にはアルコールが含まれますが、目的は飲酒ではなくあくまで宗教行事や伝統文化です。一口だけならいいでしょう」
凛「それなら……いただきます」
凛「んっ……ンンッ!?」
武内P「渋谷さん!?」
凛「ケホッ……の、喉が熱くてビックリした。楓さんたちって、こんなのしょっちゅう飲んでるんだね」
神主「ささ。プロデューサーさんもどうぞ」
武内P「申し訳ありません。私はこれから車を運転しますのでお気持ちだけいただきます。今日は本当にありがとうございました」
凛「ありがとう……ござい、ました」
武内P「それでは渋谷さん。スタッフの皆さんにも挨拶をしましょうか」
凛「……うん」ポーッ
武内P「?」
渋谷凛
ウウィーーーン
武内P「着きましたよ渋谷さん。私は駐車するので、先に降りられて――渋谷さん?」
凛「ハッ……ンッ…………熱い」
武内P「渋谷さん!? 失礼します」スッ
凛「プ、プロデューサー……?」
武内P(熱は……微熱といったところでしょうか? しかし微熱にしては顔が赤いし息も荒い。これは風邪や疲労ではなく――)
武内P「……申し訳ありません、私がお神酒を勧めたせいで。とにかく水を飲んで横になりましょう。渋谷さん、立てますか?」
凛「?」
凛(プロデューサーこんなに慌ててどうしたんだろう。手をこっちに伸ばして、まるで私が溺れているみたい)
凛(溺れているんだったら、別にいいよね?)
ギュウウウウ
武内P「し、渋谷さん?」
凛「フフ。プロデューシャー♪ プロデューシャーの腕、太いし弾力もありゅんだね」
武内P(あの渋谷さんが……やはり酔ってしまっている)
武内P「渋谷さん仮眠室に向かいますので、その……いえ、そのまま腕に捕まっていてもらえますか」
凛「うん!」
トテトテ、トテトテ
武内P(できれば肩を貸す形で歩くか、背負いたいのですが……)
凛「アハハハ。今日のプロデューシャー、いつもより優しいね♪」
武内P(問題のある姿ですが事務所の中ですし、渋谷さんもご機嫌だからいいとしましょう)
ムギュウ
武内P(……腕に感じる感触は意識しないように努めるとして、問題は次の撮影までに渋谷さんの体調が戻るかどうかです)
武内P(念のため空いているアイドルを回す準備をすべきですが、渋谷さんの代わりとなるとクールな新田さんかアナスタシアさんのどちらかに)
<我が友ー!?
<ウッヒョー! 私たちもクールですよ!
武内P「ん?」
凛「どしたの?」
武内P「いえ……幻聴が少し」
凛「プロデューシャー……ちゅかれてるんだね? 私と一緒におねんねしよ?」
武内P「いえ! 大丈夫です! さあ、仮眠室につきましたよ。私は水を持ってくるのでお待ちください」
タタタタタタッ
ガタッ、ゴソ
???「……ねえ、どうしたの?」
???「感じませんか? 面白くなりそうな気配を――――へそ下辺りから」
見た目クール、言動パッション、中身キュート
キュート8割、パッション2割。クール小さじ一杯
武内P(調整は済みましたが、一番いいのは渋谷さんの体調が良くなること。水を飲んで仮眠をとって良くなればいいのですが――)
武内P「渋谷さん? 私です、入りますよ」
コンコン、ガチャ
凛「遅いよプロデューシャー」プクー
武内「申し訳ありません。さあ、お水を飲まれてください」
トクトクトク
凛「……」
武内P「渋谷さん? どうか飲まれてください」
凛「あーん」
武内P「……はい?」
凛「あーん!」
武内P「し、渋谷さん……?」
凛「……してくれないの?」
武内P「いえ、その……さすがにそれは」
凛「そっか……プロデューシャー、私のこと嫌いにゃんだ」
武内P「そ、そのようなことありません! 私は渋谷さんのことを大切に考えています」
凛「口で言わりぇちゃって、信用できないよ」
武内P「その……仕事が増えて貴方たちと会う時間は減りはしましたが、決してないがしろになど」
凛「でも……でも、だって」
凛「毎日学校近くに来てくれないもん!」
武内P「……………………はい?」
凛「私よく人に不良っぽいとか遊んでそうとか勘違いしゃれるから、プロデューシャーに真っ直ぐ見てもらえて嬉しかったのに!」
凛「ウワアアアーーーンッ! プロデューシャーは釣った魚にエサをあげない人なんだーっ!」
武内P「」
凛「プロデューシャーの女たらし! 天然ジゴロ! 総受け!」
武内P「ど、どうか……落ち着いてください。ええと、その……私は自分の気持ちを伝えるのが苦手なので誤解を招いてしまいましたが、今も昔も同じぐらい渋谷さんを大切に考えています」
凛「――――本当に?」ピタッ
武内P「本当です! その、渋谷さんは年齢以上に大人びてしっかりした方なので、信頼するあまりそばにいる機会は減りましたが、私は今でも貴方の笑顔に魅入られています」
凛「じゃあ……証拠を見せて」
武内P「しょ、証拠と言われましても……渋谷さん?」
凛「ん」
武内P(私を見上げるようにしながら目を閉じて……いや、まさかそんなはずは――)
???((その……まさかだよ))
武内P(こ、この声は……また幻聴!?)
???((凛さんは今……プロデューサーさんに、キスを求めているんだよ))
武内P(なんという……っ! いえ、そもそもこの声は?)
???((プロデューサーさんが今やるべきことは――)
武内P(心なしか白坂さんの声に似ている。つまりこの声は私の良心――心の中の天使!?)
小梅((両肩を、がっしり抱きしめて……凛さんが満足するまで、ホラー映画の恥ずかしいシーンみたいに……すること)
武内P「」
小梅((先を越されるのは嫌だけど……真面目なプロデューサーさんが、アイドルに手を出したという事実が重要だから……これをきっかけに私とも……フフフ)
武内P(……これは私の中の悪魔か。よりによって純粋で素直な白坂さんの声を騙るとは……ッ!!)
???((騙されてはいけませんプロデューサーさん!))
武内P(こ、この声は……島村さん!!)
卯月((酔って正気じゃない凛ちゃんにプロデューサーさんがすべきことは、そんなことじゃありません!)
武内P(そ、その通りです! 間違いない。この島村さんのような声こそ私の心の中の天使――)
卯月((そんな生ぬるいことじゃありません!!!)
武・梅(……え?)
卯月((酔った美少女がベッドのある部屋で甘えてきてるんですよ? ヤることは一つ!)
卯月((プロデューサーさんのプロデューサーさん【武内君の実年齢の数字Cm】で))
卯月((××な××を×の××××へ××に×××で、さんざん××××させたあげく))
卯月((ム リ ヤ リ 凸 凹 × ! ! ! ))
武内P「」
白坂小梅
島村卯月
卯月((小梅ちゃん……アイドルにキスするのと、最後までしてしまうのと。どちらの方が罪悪感が強くプロデューサーさんを悩ませて、へそ下辺りにくる顔になると思いますか?))
小梅((ええ~? ……私、そういった趣味はちょっと))
卯月((若いうちから可能性を狭めたらいけません。ここはラオウのように、最後にこの卯月の横におればよいというぐらいの気構えをしましょう!))
小梅((でも……))
ガタゴソ、ガタゴソ
チョット、アンマリ暴レルト隠レテイルノガ見ツカッチャイマス
武内P(どういうわけか二人のふりをする悪魔たちがもめています。今のうちにどうするべきか決めましょう)
武内P(渋谷さんは一見キスを求めているようにも見えますが、酔っていて自分が今何をしているかはっきり認識できていません)
武内P(……とはいえ、一緒にいる時間が減って寂しさを覚えているのは、先ほどの様子を見るに本当なのでしょう)
武内P(ならば私がすべきことは……これ、なのでしょうか?)
凛「プ、プロデューシャー?」
ナデナデ
凛「にゃんで頭を……もう、仕方ないんだから」フフッ
武内P「その……寂しい想いをさせてしまい、申し訳ありませんでした」
凛「謝るぐらいならちゅー……いっか、別に。プロデューシャーは……そゆ人だって…………私、知ってるし」
武内P「渋谷さん?」
凛「にゃんだか……プロデューシャーになでられたら……胸がポカポカ……もう、寝るね」ボフッ
武内P「っと。渋谷さん、少し体を動かさせてもらいま――」
凛「このまま」
武内P「……」
凛「このまま、私と一緒にいて……ね?」
武内P「…………はい。渋谷さんが目が覚めるまでお付き合いします」
――――――――
――――――――――――
凛「んっ……あれ?」
凛(ここは……私の部屋じゃない。どこで私は寝て――)
武内P「気がつかれましたか?」ナデナデ
凛「プロ…………ッ!!?」
凛(な、なぜ私はプロデューサーに膝枕してもらいながら頭をなでられてるの!? 目が覚めたのに夢の中!? それとも私たちがリアルだと思い込んでいたものこそが夢にすぎず、本当の私はプロデューサーとイチャラブ新婚生活!?)
凛(そうだよね。プロデューサーが鈍感すぎて自分の想いにすら気づかず、私と無意識に両想いのままプロデュース業をするなんて奇妙な事リアルなはずないか)
凛(この部屋もきっとプロデューサーが私と未来の子供たちのために二十年ローンで建てた家で――あれ? なんだか事務所のどこかで見たような気が)
武内P「渋谷さん。頭が痛かったり、目まいがするなどありませんか?」
凛「え……? あ、そういえば私お神酒を飲んでから頭が熱くなって……車の中あたりからの記憶がなくなってる」
武内P「ここは事務所の仮眠室で、渋谷さんは一時間ほど横になってもらいました」
凛「一時間……なんだか体が痛いと思ったら、着物のまま横になったからか」
武内P「その……すみません
コメント一覧
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- 2017年01月01日 22:02
- Pが武内のSSって高確率で別に武内Pで書かなくても良くない?ってのばっかだな
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- 2017年01月01日 22:10
- セクハラと同じ臭いがする・・・。
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- 2017年01月01日 22:11
- 誰でも良いなら、別にモバPで無くても良いんだろう?
以後、「俺の甘酒を~」禁止!!
-
- 2017年01月01日 22:11
- キャラ崩壊するなら書いとけよ
-
- 2017年01月01日 22:13
- セクハラP、久々やないか
-
- 2017年01月01日 22:21
- 「飲まれてください」ってなんやねん。水に飲まれたら溺れるやんけ。
-
- 2017年01月01日 22:23
- これぞ正しく…in to the カオスwww
-
- 2017年01月01日 22:35
- ※2
そりゃ普通のモバPだと高確率で自己投影と叩かれるけど武Pだとホモを引き寄せて読者の数を増やせるからな。いずれにしても単に武Pを隠れ蓑にしてハーレム物を描きたいのが見え見えなんだけど
間を取って監督の高雄で書こう
-
- 2017年01月01日 22:42
- 島村卯月、子宮が疼きます!
-
- 2017年01月01日 22:47
- ちゃんみお「島村ァ!!」
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- 2017年01月01日 22:56
- この畜生疼きめ!
-
- 2017年01月01日 22:59
- プロデューシャーじゃない、ぷろりゅーしゃーだ
やり直し
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- 2017年01月01日 23:26
- 武内Pじゃなくていいじゃんニキ毎度書き込み早いっすね
1日中張っついてて武内Pという文字に反応して米しちゃう本能レベルのホモってはっきりわかんだね
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- 2017年01月01日 23:30
- そうだよ、未央がいないじゃん!
ふざけてんのか?
-
- 2017年01月01日 23:34
- ※15
ふざけているのは君の顔だけで十分だよ
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- 2017年01月01日 23:36
- ハメましておめでとうございます
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