1 名前:ミラノ作 どどんスズスロウン(宮城県)@\(^o^)/ [US]:2017/01/03(火) 19:02:34.34 ID:YhFZJJ620●.net BE:601381941-PLT(13121) ポイント特典


量子コンピューター実現に不可欠な技術開発 東大

現代のスーパーコンピューターでは何千年もかかると言われる極めて複雑な計算を、わずか数時間で
解くという、夢の超高速コンピューター「量子コンピューター」の実現に向けて、東京大学のグループが
世界的に注目されている「量子テレポーテーション」と呼ばれる現象をめぐり、重要な成果を得たことが
わかりました。超高速コンピューターの実現に欠かせない、情報の瞬間移動を無制限に繰り返せるようにする
新たな技術の開発の成功で、グループではことしから大規模な計算を精度高く行うための研究を本格化させる
ことにしています。

NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170103/k10010828021000.html


量子コンピューターの実現に向けて重要な技術の開発に成功したのは、東京大学の古澤明教授のグループです。

量子とは、物質のもとになる原子や光子などのことで、古澤教授はカリフォルニア工科大学の客員研究員だった
1998年に、離れている二つの量子の間で情報を瞬時に伝える量子テレポーテーションと呼ばれる現象を起こすことに
世界で初めて成功し、注目を集めました。

この量子テレポーテーションについて、古澤教授のグループが実験装置の一部に特殊な工夫を加えることで、
情報を瞬時に伝え合う関係にある量子を、無制限に作り出す技術の開発に新たに成功したことがわかりました。

これまで量子テレポーテーションをめぐっては、情報を瞬時に伝え合う関係にある量子を連続して作り出せる
数に限度があることが課題になっていましたが、今回の重要な成果によって、量子コンピューターの実現に
向けた大きな壁の一つが取り払われたことになります。

例えば、100億とおりの組み合わせがある問題を解く場合、現代のコンピューターは少なくとも100億回の
計算を繰り返す必要がありますが、量子テレポーテーションの技術を使えば、同時並行で100億とおりの
計算を行える可能性があるということです。

グループでは実験に成功した新たな技術を使って、ことしから大規模な計算を精度高く行うための研究を
本格化させることにしています。

古澤教授は「将来の量子コンピューターの基盤となる技術に、めどをつけることができたと言えるくらいの
大きなブレークスルーだと手応えを感じている。まだまだ乗り越える壁は多いが、20年後には実用化できるよう、
さらに研究を推し進めていきたい」と話しています。

つづく

2 名前:ミラノ作 どどんスズスロウン(宮城県)@\(^o^)/ [US]:2017/01/03(火) 19:02:56.00 ID:YhFZJJ620
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