「アメトーーク!年末5時間SP」において、「運動神経悪い芸人」が浅いプールに真っ逆さまに飛び込み、頭部を強打しかねない場面が放送された。ツイッターをはじめウェブ上では、「ゾッとした」「危険すぎて笑えない」「死人が出る」などの声が続々とあがった。
一つが、田所仁さんが飛び込みスタートをする場面。プールサイドから軽く跳び上がり、空中で倒立をするようなかたちで、真っ逆さまに手先から入水していく。
田所さんの手はすぐにプールの底にぶつかり、さらに後頭部を底に軽く擦るようにして背中側に倒れていき、背中を底に当てて、浮かび上がる。
もう一つは、松尾陽介さんが、個人メドレーで泳ぐために飛び込む場面である。やや前転しかけたかたちで水面に突っ込み、手から肩、背中が底に当たっていく。頭は内側に入っていたため、底には接触していないように見える。
上記の2つの場面は、体勢にわずかなちがいはあるものの、ほとんど同じ機序でプールに身体が当たっている。すなわち、頭から真下に突っ込んでいき、そのためすぐに手が底にぶつかり、頭や背中なども底に当たっていく。
実はこの発生パターンは、文部科学省の資料でも具体的に指摘されていることである。
上記の2つのケースは水深が1m弱の状況で、入水角度は30度をはるかに超えている。動画を見る限り、入水時の水面との角度は、田所さんが80度程度、松尾さんが60度程度である。
急角度で突っ込んでプールの底に頭部を強打すると、首の骨が折れて、頸髄を損傷してしまう。重度の麻痺が残ったり、死亡することもある。2人の飛び込みはいずれも、危険性がきわめて高い状況であったと言える・・
一つが、田所仁さんが飛び込みスタートをする場面。プールサイドから軽く跳び上がり、空中で倒立をするようなかたちで、真っ逆さまに手先から入水していく。
田所さんの手はすぐにプールの底にぶつかり、さらに後頭部を底に軽く擦るようにして背中側に倒れていき、背中を底に当てて、浮かび上がる。
もう一つは、松尾陽介さんが、個人メドレーで泳ぐために飛び込む場面である。やや前転しかけたかたちで水面に突っ込み、手から肩、背中が底に当たっていく。頭は内側に入っていたため、底には接触していないように見える。
#アメトーーク 運動神経悪い芸人見てたら、水泳できない奴に浅いプールで飛び込みさせて首の骨折る寸前というシーンでゾッとした。これ絶対やっちゃダメな奴だ。中枢神経再起不能芸人作って番組打ち切りになるからもうやめて。笑い事じゃないよ、宮迫さん。 @motohage pic.twitter.com/SCqZgtr1s0
— 大貫剛 (@ohnuki_tsuyoshi) 2016年12月31日
上記の2つの場面は、体勢にわずかなちがいはあるものの、ほとんど同じ機序でプールに身体が当たっている。すなわち、頭から真下に突っ込んでいき、そのためすぐに手が底にぶつかり、頭や背中なども底に当たっていく。
実はこの発生パターンは、文部科学省の資料でも具体的に指摘されていることである。
年末から話題になっている,アメトーーク!のプール飛び込み事案について,2事例の簡易な検証と,再度の問題提起をおこないました。
— 内田良/学校リスク研究所 (@RyoUchida_RIRIS) 2017年1月1日
▼アメトーーク! 浅いプールの飛び込みに「危険すぎる」の声(内田良) - Y!ニュース https://t.co/ny0NPpNke0 pic.twitter.com/ZQizAQWY7b
上記の2つのケースは水深が1m弱の状況で、入水角度は30度をはるかに超えている。動画を見る限り、入水時の水面との角度は、田所さんが80度程度、松尾さんが60度程度である。
急角度で突っ込んでプールの底に頭部を強打すると、首の骨が折れて、頸髄を損傷してしまう。重度の麻痺が残ったり、死亡することもある。2人の飛び込みはいずれも、危険性がきわめて高い状況であったと言える・・
飛び込みおもろすぎやろwwwwww#アメトーク pic.twitter.com/aIKlIKlUos
— σ(`〇ω〇)σペェ メロフローター (@10200616) 2016年12月30日