9456399今、インターネットを中心に陰謀論は過去最高の盛り上がりをみせている。たとえば、この国の政(まつりごと)はどこで決められているか、というテーマがよく話題になっている。永田町か、霞が関か。否、田布施(たぶせ)である──そう“一部の人たち”は答えることだろう・・



陰謀論の研究、日本を牛耳る田布施システムとは


田布施とは、山口県の人口約1万6000人の町。安倍晋三首相の祖父・岸信介や大叔父・佐藤栄作の両元首相らを輩出した土地だが、「この小さな町が日本を支配する」という説がまことしやかに囁かれている。

『陰謀論の正体!』の著者・田中聡氏 「明治維新後、田布施近隣出身の伊藤博文、木戸孝允、松岡洋右らが政府の要人となり、日本を牛耳っているという説で、『田布施システム』と総称されます。」


安倍総理の墓参り (田布施町 平成28年8月14日)



「この説の基盤になっているのが『明治天皇替え玉説』で、明治天皇の即位の裏には、幕末に伊藤博文らによって孝明天皇が暗殺され、大室寅之祐という人物が替え玉になり明治天皇として即位したという話です。

この田布施システムによって、安倍首相も政権を維持しているというものです」


三宅洋平氏が信じる「田布施システム」とは


田布施システムが注目を集めたのは、昨夏の参院選だった。東京都選挙区から無所属で出馬し、ラップを駆使して演説を行なう「選挙フェス」で若者を中心に25万7036票を獲得した三宅洋平氏が、この田布施システムに言及したのだ・・


偽天皇と田布施システム