米NVIDIAは4日(現地時間)、Android OSを搭載する新型セットトップボックス「SHIELD TV」を発表しました。
OSには「Android 7.0 Nougat」を採用
SHIELD TVは、2015年前半に発売された「NVIDIA SHIELD」と同様にAndroid OSベースのセットトップボックスとなりますが、両者の間にデザイン自体に関する変更はほとんど確認できません。
一方で、先代モデル比で筐体は40%ほど小型化されており、専用ゲームパッドのデザインも様変わりすることとなりました。また、スペックについても引き続き「Tegra X1」や3GBのRAMが採用されるなど、先代モデルとほとんど同一仕様となっています。
しかしながら、新たに4K(3840×2160)解像度のコンテンツ再生が可能となったほか、4K HDR出力にも対応。米グーグル最新のバーチャルアシスタントシステム「Google Assistant」も実装されました。
なお、前述したように、SHIELD TV本体よりも専用ゲームパッドにもたらされた変更や進化の方が大きく、新たに音声操作用のマイクが搭載されたことにより、一切手を使うことなくGoogle Assistantを介して各種操作の実行を行えるようになったされています。
しかしながら、現時点ではGoogle AssistantがSHIELD TV自体に対応しておらず、今後実施されるソフトウェアアップデートにより上述の機能が利用可能になるとのこと。
また、NVIDIAは今回、「SHIELD SPOT」と呼ばれるスマートホーム機能の “核” あるいは “ハブ” となり得る小型デバイスも発表。多種多様なスマート家電とSHIELD SPOTを無線接続することにより、音声の届く範囲であれば家の中のどこにいてもSHIELD SPOTを介して各種家電の操作が可能になる模様です。
16GBのストレージを搭載するSHIELD TVは199.99ドル(約2万3000円)、500GBのストレージを内蔵する点以外は同一仕様の「SHIELD Pro」が299.99ドル(約3万5000円)にて、米国時間1月16日より販売が開始されます。
[NVIDIA via Android Police]
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