提督
2: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/11/03(木) 14:10:31.26 ID:69b9JS1So
~提督の部屋~
提督「……寒い」
瑞鶴「もう冬ね……こたつ出す?」
提督「ん……そうするか」ヨッコラセ
提督「……寒い」
瑞鶴「もう冬ね……こたつ出す?」
提督「ん……そうするか」ヨッコラセ
3: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/11/03(木) 14:14:06.85 ID:69b9JS1So
~十数分後~
パチッ
提督「よし、電源入った」
瑞鶴「まだ暖かくなるまでかかるわね…」ブルブル
提督「…大丈夫か?」
瑞鶴「大丈夫、平気。うん」
提督「………」
瑞鶴「…ねぇ、提督さん」
提督「どうした。上着着るか?」
瑞鶴「いいわよ。すぐ暖かくなるんだし、それより…」
提督「?」
瑞鶴「何で私と最初に結婚式したの?」
パチッ
提督「よし、電源入った」
瑞鶴「まだ暖かくなるまでかかるわね…」ブルブル
提督「…大丈夫か?」
瑞鶴「大丈夫、平気。うん」
提督「………」
瑞鶴「…ねぇ、提督さん」
提督「どうした。上着着るか?」
瑞鶴「いいわよ。すぐ暖かくなるんだし、それより…」
提督「?」
瑞鶴「何で私と最初に結婚式したの?」
4: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/11/03(木) 14:14:52.53 ID:69b9JS1So
うわぁ…誤変換。予測変換が荒ぶるぅ
結婚式→ケッコン
でお願いします
結婚式→ケッコン
でお願いします
5: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/11/03(木) 14:19:54.99 ID:69b9JS1So
提督「何でケッコンしたかって?」
瑞鶴「……」コクリ
提督「いや、初期艦の次に来た娘だし…仕事もしっかりやるし……」
瑞鶴「…そういう?」
提督「…何だ、可愛いから~とか、言って欲しかったか?」
瑞鶴「別に」プイッ
提督「…言わないと分からないか?」
瑞鶴「……」モゾモゾ
提督「まだ暖まってないのに潜ってどうするんだ」
瑞鶴「……バカ」
瑞鶴「……」コクリ
提督「いや、初期艦の次に来た娘だし…仕事もしっかりやるし……」
瑞鶴「…そういう?」
提督「…何だ、可愛いから~とか、言って欲しかったか?」
瑞鶴「別に」プイッ
提督「…言わないと分からないか?」
瑞鶴「……」モゾモゾ
提督「まだ暖まってないのに潜ってどうするんだ」
瑞鶴「……バカ」
12: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/11/03(木) 17:35:42.90 ID:h78b2dxGo
~執務室~
提督「…なぁ、不知火」
不知火「何でしょう、司令」
提督「…いや、頼みにくいんだが……」
不知火「遠慮なさらず」
提督「…プロポーズの練習をさせてくれないか」
不知火「」
提督「…なぁ、不知火」
不知火「何でしょう、司令」
提督「…いや、頼みにくいんだが……」
不知火「遠慮なさらず」
提督「…プロポーズの練習をさせてくれないか」
不知火「」
14: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/11/03(木) 17:40:51.86 ID:h78b2dxGo
提督「…良いか?」
不知火「……どうぞ」
提督「あ、できれば点数もつけてくれないか。100点満点で」
不知火「…了解しました」
提督「それじゃ、いくぞ……」オホン
提督「俺に毎日味噌汁を作ってくれないか」
不知火「15点」
提督「えぇ…何でだ?」
不知火「何度もこんな点を取るようなら、お教えしましょう」
提督「んん……そ、それじゃあ…」
不知火「……どうぞ」
提督「あ、できれば点数もつけてくれないか。100点満点で」
不知火「…了解しました」
提督「それじゃ、いくぞ……」オホン
提督「俺に毎日味噌汁を作ってくれないか」
不知火「15点」
提督「えぇ…何でだ?」
不知火「何度もこんな点を取るようなら、お教えしましょう」
提督「んん……そ、それじゃあ…」
15: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/11/03(木) 17:46:06.27 ID:h78b2dxGo
提督「人生半分くれないか」
不知火「30点」
提督「ぐぅ………ずっと側にいてくれ」
不知火「24点」
提督「つ、月が綺麗ですね……」
不知火「32点」
提督「…どうしろと」
不知火「回りくどいんです。司令はもっと真っ直ぐに行った方が良いかと」
提督「…真っ直ぐ……ねぇ」
不知火「30点」
提督「ぐぅ………ずっと側にいてくれ」
不知火「24点」
提督「つ、月が綺麗ですね……」
不知火「32点」
提督「…どうしろと」
不知火「回りくどいんです。司令はもっと真っ直ぐに行った方が良いかと」
提督「…真っ直ぐ……ねぇ」
16: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/11/03(木) 17:49:19.52 ID:h78b2dxGo
読み直したら誤変換とかあったけど許して
提督「ずっと幸せにするから付いてきてくれないか」
不知火「まだ回りくどいです。54点」
提督「…一旦仕切り直すか」スーハー
不知火「………」
提督「っしょ、いくぞ」
不知火「どうぞ」
提督「ずっと幸せにするから付いてきてくれないか」
不知火「まだ回りくどいです。54点」
提督「…一旦仕切り直すか」スーハー
不知火「………」
提督「っしょ、いくぞ」
不知火「どうぞ」
17: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/11/03(木) 17:49:45.67 ID:h78b2dxGo
提督「曙、好きだ。結婚してくれ」
18: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/11/03(木) 17:52:03.24 ID:h78b2dxGo
不知火「…………」
提督「…どう、かな」
不知火「0点」
提督「んなっ!?何で、何でだ?今までで一番ストレートだったと思うぞ?」
不知火「知りません。0点です」プイッ
提督「おい?どうした?」
不知火「何でもありません」ツーン
提督「………?」
提督「…どう、かな」
不知火「0点」
提督「んなっ!?何で、何でだ?今までで一番ストレートだったと思うぞ?」
不知火「知りません。0点です」プイッ
提督「おい?どうした?」
不知火「何でもありません」ツーン
提督「………?」
22: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/11/03(木) 20:13:49.24 ID:h78b2dxGo
~執務室~
提督「……」カリカリ
武蔵「………」ジー
提督「…ん?どうした」
武蔵「いや、珍しく真面目に仕事をしていると思ってな」
提督「いつも仕事してないみたいな言い方だな?」
武蔵「書類はいつも私と瑞鶴が片付けているからな」
提督「……すまん」
武蔵「まぁ、本当にそう思うなら…そうだな……」
武蔵「最近、肩がこっていてな…」
提督「」
提督「……」カリカリ
武蔵「………」ジー
提督「…ん?どうした」
武蔵「いや、珍しく真面目に仕事をしていると思ってな」
提督「いつも仕事してないみたいな言い方だな?」
武蔵「書類はいつも私と瑞鶴が片付けているからな」
提督「……すまん」
武蔵「まぁ、本当にそう思うなら…そうだな……」
武蔵「最近、肩がこっていてな…」
提督「」
23: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/11/03(木) 20:16:02.54 ID:h78b2dxGo
~数分後~
提督「骨と筋肉を剥がすのは分かった。ただ……」
武蔵「どうした?」
提督「俺にできるか?そんな芸当」
武蔵「…そうだな……一度、体で覚えてもらおうか」
提督「え?」
提督「骨と筋肉を剥がすのは分かった。ただ……」
武蔵「どうした?」
提督「俺にできるか?そんな芸当」
武蔵「…そうだな……一度、体で覚えてもらおうか」
提督「え?」
24: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/11/03(木) 20:19:30.66 ID:h78b2dxGo
提督「いだだたたっ!?待て、スト…っ……」ブルブル
武蔵「何だ、この程度で音を上げるとは…情けないな提督よ」グリグリ
提督「………っ!……ぐ………!」
武蔵「…まぁ、こんなものだ。分かったか?」スッ
提督「……ぁぃ」グッタリ
武蔵「何だ、この程度で音を上げるとは…情けないな提督よ」グリグリ
提督「………っ!……ぐ………!」
武蔵「…まぁ、こんなものだ。分かったか?」スッ
提督「……ぁぃ」グッタリ
25: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/11/03(木) 20:27:59.59 ID:h78b2dxGo
~数分後~
提督「…それじゃ武蔵、始めるぞ」
武蔵「任せる」ウツブセ
提督「…(背広筋背広筋……)」サワサワ
提督「お、ここか?」グリグリ
武蔵「む…良い、ぞ」ブルブル
提督「何だ、痛いのか?」グリグリ
武蔵「誰でも、痛いはず…だ。大分固まって……」
提督「…そうか」グリグリ
武蔵「っ………ふ………」
提督「………」
提督「…それじゃ武蔵、始めるぞ」
武蔵「任せる」ウツブセ
提督「…(背広筋背広筋……)」サワサワ
提督「お、ここか?」グリグリ
武蔵「む…良い、ぞ」ブルブル
提督「何だ、痛いのか?」グリグリ
武蔵「誰でも、痛いはず…だ。大分固まって……」
提督「…そうか」グリグリ
武蔵「っ………ふ………」
提督「………」
26: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/11/03(木) 20:34:14.24 ID:h78b2dxGo
提督「武蔵、次はどうすれば良い?」
武蔵「胸の筋肉を脇から掴んでくれ」
提督「む、胸?」
武蔵「…あくまで筋肉の部分だ」ハァ
提督「え、えーっと…こう、か?」ムニュ
武蔵「提督よ!?そこはっ!」
提督「い、いや!わざとじゃないぞ!?えっと……」
武蔵「…?」
提督「…お前のが…その、大きいせいでうつ伏せになると…どうしても……」
武蔵「………すまない。少し上体を浮かそう」
提督「いや、こっちこそ…すまん」
武蔵「胸の筋肉を脇から掴んでくれ」
提督「む、胸?」
武蔵「…あくまで筋肉の部分だ」ハァ
提督「え、えーっと…こう、か?」ムニュ
武蔵「提督よ!?そこはっ!」
提督「い、いや!わざとじゃないぞ!?えっと……」
武蔵「…?」
提督「…お前のが…その、大きいせいでうつ伏せになると…どうしても……」
武蔵「………すまない。少し上体を浮かそう」
提督「いや、こっちこそ…すまん」
27: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/11/03(木) 20:48:25.81 ID:h78b2dxGo
提督「…えっと、こうか?」
武蔵「ああ、そこから前に引っ張って、揺らしてくれ」
提督「前に引っ張っ……えぇ?」
武蔵「難しいと思うが…頼んだぞ」
提督「…お、おう」
………………
提督「な、なぁ…武蔵」
武蔵「…何だ」
提督「…多分、これ一人用だよな?二人でやるためには…できてないと…思うんだが」ユサユサ
武蔵「…いつも、一人でやってるんだ」
提督「(これじゃただ胸揺すってるだけだ…)武蔵、他のマッサージをやろう。これは…その、恥ずかs」
ドアガチャ
大和「提督、頼まれてた書類、持ってきm………」
武蔵「や、大和……」←うつ伏せになって胸を触られている
提督「あ、えと、これは…だな」←武蔵に馬乗りになって胸を触っている
バサバサバサッ
大和「きゃああぁぁぁぁっ!」
提督「わああぁぁぁぁ!?」
武蔵「や、大和、話を聞いてくれないk」
妖精「艤装持ってきた」
大和「やああぁぁぁぁっ!」ガシャコン
提督「わああぁぁぁぁ!?」
武蔵「おぉおぉぉ!?」
ドーン ズガーン ドガーン
武蔵「ああ、そこから前に引っ張って、揺らしてくれ」
提督「前に引っ張っ……えぇ?」
武蔵「難しいと思うが…頼んだぞ」
提督「…お、おう」
………………
提督「な、なぁ…武蔵」
武蔵「…何だ」
提督「…多分、これ一人用だよな?二人でやるためには…できてないと…思うんだが」ユサユサ
武蔵「…いつも、一人でやってるんだ」
提督「(これじゃただ胸揺すってるだけだ…)武蔵、他のマッサージをやろう。これは…その、恥ずかs」
ドアガチャ
大和「提督、頼まれてた書類、持ってきm………」
武蔵「や、大和……」←うつ伏せになって胸を触られている
提督「あ、えと、これは…だな」←武蔵に馬乗りになって胸を触っている
バサバサバサッ
大和「きゃああぁぁぁぁっ!」
提督「わああぁぁぁぁ!?」
武蔵「や、大和、話を聞いてくれないk」
妖精「艤装持ってきた」
大和「やああぁぁぁぁっ!」ガシャコン
提督「わああぁぁぁぁ!?」
武蔵「おぉおぉぉ!?」
ドーン ズガーン ドガーン
30: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/11/04(金) 16:24:36.34 ID:5gfHw9Gdo
~執務室~
提督「………」パラパラ
提督「……むぅ」
提督「(瑞鶴は休みで武蔵は呑みに…俺も休みかと思ったら……)」
『提督、作戦資料です。今まで色んな娘と遊んだ分……しっかり取り返して下さいね?』
提督「…大淀のやt……いや、大本営か」ハァ
ドアガチャ
提督「?」チラ
春風「お疲れ様です、司令官様。お茶をお持ちしました」
提督「おぉ、ありがとう。春風」
春風「どういたしまして」ニコニコ
提督「………」パラパラ
提督「……むぅ」
提督「(瑞鶴は休みで武蔵は呑みに…俺も休みかと思ったら……)」
『提督、作戦資料です。今まで色んな娘と遊んだ分……しっかり取り返して下さいね?』
提督「…大淀のやt……いや、大本営か」ハァ
ドアガチャ
提督「?」チラ
春風「お疲れ様です、司令官様。お茶をお持ちしました」
提督「おぉ、ありがとう。春風」
春風「どういたしまして」ニコニコ
31: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/11/04(金) 16:32:09.73 ID:5gfHw9Gdo
春風「どうですか?お仕事の方は…」トクトク
提督「今日は休日のつもりだったからな…中々気が乗らない」
提督「もっとも、上に立つ人間がこんなんじゃダメなんだが……」ハァ
春風「…そう、ですね……どうぞ」スッ
提督「ありがとう。いただくよ」ゴクッ
春風「……」
提督「…美味しい」
春風「」パアァァ
提督「」クスクス
春風「っ!……申し訳ありません。はしたない…」マッカッカ
提督「良いよ。可愛かったし……」
提督「…そうだ、なぁ春風」
春風「?」
提督「疲れた時は糖分を取ると良いらしい…だから」
春風「……?」
提督「一緒にお茶でもどうだ?甘いものでも食べに行こう」
春風「……は、はいっ!是非!」
提督「今日は休日のつもりだったからな…中々気が乗らない」
提督「もっとも、上に立つ人間がこんなんじゃダメなんだが……」ハァ
春風「…そう、ですね……どうぞ」スッ
提督「ありがとう。いただくよ」ゴクッ
春風「……」
提督「…美味しい」
春風「」パアァァ
提督「」クスクス
春風「っ!……申し訳ありません。はしたない…」マッカッカ
提督「良いよ。可愛かったし……」
提督「…そうだ、なぁ春風」
春風「?」
提督「疲れた時は糖分を取ると良いらしい…だから」
春風「……?」
提督「一緒にお茶でもどうだ?甘いものでも食べに行こう」
春風「……は、はいっ!是非!」
32: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/11/04(金) 16:48:03.25 ID:5gfHw9Gdo
~街~
提督「(前プリンツ達と行ったのはこのあたり……)」テクテク
春風「(まさか司令官様からお誘いが…これはまさか…あ、あぁあの)」
春風「(で……デート!)」キラキラキラ
提督「…(甘いもの好きなのか…やっぱり女の子だな)」チラ
春風「(デート。司令官様とデート…デート……)」
テクテク
提督「(前プリンツ達と行ったのはこのあたり……)」テクテク
春風「(まさか司令官様からお誘いが…これはまさか…あ、あぁあの)」
春風「(で……デート!)」キラキラキラ
提督「…(甘いもの好きなのか…やっぱり女の子だな)」チラ
春風「(デート。司令官様とデート…デート……)」
テクテク
33: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/11/04(金) 16:50:17.37 ID:5gfHw9Gdo
~どっかのカフェ~
春風「」パクッ
提督「…どうだ?」
春風「…美味しい…です」モグモグ
春風「(味がよく分かりません…)」マッカッカ
春風「」パクッ
提督「…どうだ?」
春風「…美味しい…です」モグモグ
春風「(味がよく分かりません…)」マッカッカ
34: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/11/04(金) 16:51:31.86 ID:5gfHw9Gdo
4つ目おしまい
春風最近書いてない気がしたので書いてみました
この娘書いて欲しい!なんてことがあったら書いていただけると書く"かも"しれません
春風最近書いてない気がしたので書いてみました
この娘書いて欲しい!なんてことがあったら書いていただけると書く"かも"しれません
38: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/11/04(金) 21:37:32.80 ID:5gfHw9Gdo
~廊下~
浦風「…なぁ、陽炎」
陽炎「何?」
浜風「提督のお好きな料理、何か知りませんか?」
陽炎「いや、知らないけど…何で?」
浦風「…なぁ、陽炎」
陽炎「何?」
浜風「提督のお好きな料理、何か知りませんか?」
陽炎「いや、知らないけど…何で?」
39: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/11/04(金) 21:44:03.57 ID:5gfHw9Gdo
陽炎「司令に料理を……ねぇ」
浦風「ほ、ほら、普段世話になっとるし、お返しで……」
陽炎「………本音は?」ジー
浦風「」
浜風「…疑ってますね?」
陽炎「もちろん、とっても」
浦風「何をそんなに疑う必要が…」
陽炎「今正直に言うなら司令の満面の笑み写真をあg」
浜風「手作りの料理で提督の気を引こうと思いました」
陽炎「」
浦風「なっ、は…浜風……」
浜風「正直に言いました。写真を」
陽炎「…無いわよ。そんなの」
浜風「」
浦風「ほ、ほら、普段世話になっとるし、お返しで……」
陽炎「………本音は?」ジー
浦風「」
浜風「…疑ってますね?」
陽炎「もちろん、とっても」
浦風「何をそんなに疑う必要が…」
陽炎「今正直に言うなら司令の満面の笑み写真をあg」
浜風「手作りの料理で提督の気を引こうと思いました」
陽炎「」
浦風「なっ、は…浜風……」
浜風「正直に言いました。写真を」
陽炎「…無いわよ。そんなの」
浜風「」
40: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/11/04(金) 21:49:48.32 ID:5gfHw9Gdo
陽炎「…わざわざサプライズにする必要、ある?」
浦風「そっちの方が嬉しいはずじゃけぇ」
浜風「感動増し増し、好感度も増し増しです」シレッ
陽炎「浜風…」
陽炎「っと、とりあえず…もっと司令に近い娘に聞いてみたら?」
浦風「…ふぅむ、そうじゃね。ありがと、陽炎」
陽炎「礼を言われる程の事じゃ無いし、良いわよ。別に」
浜風「…行きましょうか」
同じ型なので陽炎を出していますが、陽炎の出番はここまで、また別で書くかも
浦風「そっちの方が嬉しいはずじゃけぇ」
浜風「感動増し増し、好感度も増し増しです」シレッ
陽炎「浜風…」
陽炎「っと、とりあえず…もっと司令に近い娘に聞いてみたら?」
浦風「…ふぅむ、そうじゃね。ありがと、陽炎」
陽炎「礼を言われる程の事じゃ無いし、良いわよ。別に」
浜風「…行きましょうか」
同じ型なので陽炎を出していますが、陽炎の出番はここまで、また別で書くかも
41: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/11/04(金) 21:58:11.98 ID:5gfHw9Gdo
曙「…それで、私に聞きに来た。と」
浦風「…何か、知らん?」
曙「知ってても言わないわよ」
浜風「……どうしてですか」
曙「一応アンタ達と私はライバル関係よ?わざわざ塩を送る必要なんt」
浦風「ウチら一回、手伝ったよね?」
曙「」ピクッ
浜風「ギブアンドテイク、分かりますね?」
曙「それでm」
浦風「断るんならこの前の夜の録音データばら蒔くけぇ」
曙「…いつの」
浦風「さぁ?何時のじゃろね」
曙「っ…………言えば良いんでしょ!言えば!」
浜風「助かります」
曙「覚えてなさいよ…」
浦風「…何か、知らん?」
曙「知ってても言わないわよ」
浜風「……どうしてですか」
曙「一応アンタ達と私はライバル関係よ?わざわざ塩を送る必要なんt」
浦風「ウチら一回、手伝ったよね?」
曙「」ピクッ
浜風「ギブアンドテイク、分かりますね?」
曙「それでm」
浦風「断るんならこの前の夜の録音データばら蒔くけぇ」
曙「…いつの」
浦風「さぁ?何時のじゃろね」
曙「っ…………言えば良いんでしょ!言えば!」
浜風「助かります」
曙「覚えてなさいよ…」
42: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/11/04(金) 22:11:58.35 ID:5gfHw9Gdo
~食堂~
『クソ提督の好み…私もそんな作らないけど……』
浜風「おにぎりと豚汁…」グツグツ
浦風「何と言うか、アレじゃな」ニギニギ
浜風「好きな人が作った物なら、何でも良いんでしょうね」ハァ
浦風「盛大なノロケじゃな。…あちっ!」
浜風「大丈夫ですか?」
浦風「うー…ヒリヒリする……」
『クソ提督の好み…私もそんな作らないけど……』
浜風「おにぎりと豚汁…」グツグツ
浦風「何と言うか、アレじゃな」ニギニギ
浜風「好きな人が作った物なら、何でも良いんでしょうね」ハァ
浦風「盛大なノロケじゃな。…あちっ!」
浜風「大丈夫ですか?」
浦風「うー…ヒリヒリする……」
43: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/11/04(金) 22:29:00.04 ID:5gfHw9Gdo
~提督の部屋~
コンコンコンッ
どうぞー
浦風「失礼します。提督」ドアガチャ
提督「どうした。二人とも…?」
浦風「ごはん作ったんじゃ。食べてくれんか?」
提督「おぉ?…ありがとう。いただくよ」
コンコンコンッ
どうぞー
浦風「失礼します。提督」ドアガチャ
提督「どうした。二人とも…?」
浦風「ごはん作ったんじゃ。食べてくれんか?」
提督「おぉ?…ありがとう。いただくよ」
44: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/11/04(金) 22:38:24.02 ID:5gfHw9Gdo
提督「」パクパクモグモグ
浜風「…どう、でしょうか」
提督「」ゴクゴク
提督「……ふぃー……」
浦風「…提督さん?」
提督「浜風、浦風」
浜風「…」
浦風「…」
提督「凄く、物凄く美味しかった。良かったら…また、作ってくれないか」
浜風「!」
浦風「も、もちろんじゃ!提督さんの頼みなら例え毎日毎食、何年でも…」
浜風「…浦風」
浦風「あっ……いや、その、今のはそういう…えと…」マッカッカ
提督「…流石にそれは疲れるだろうし、作れる時だけで構わないよ」ハハハ
浜風「……」ヘックチ
提督「あ、こたつ…入るか?」
浜風「お邪魔します」モゾモゾ
提督「…何でわざわざ隣n」
浦風「ウチもお邪魔するけぇ」モゾモゾ
提督「……まだ3ヶ所空いてるはずなんだが」
浦風 浜風「ここじゃないと嫌じゃ(です)」
提督「……分かった。そうしよう」クスッ
この後滅茶苦茶談笑した
浜風「…どう、でしょうか」
提督「」ゴクゴク
提督「……ふぃー……」
浦風「…提督さん?」
提督「浜風、浦風」
浜風「…」
浦風「…」
提督「凄く、物凄く美味しかった。良かったら…また、作ってくれないか」
浜風「!」
浦風「も、もちろんじゃ!提督さんの頼みなら例え毎日毎食、何年でも…」
浜風「…浦風」
浦風「あっ……いや、その、今のはそういう…えと…」マッカッカ
提督「…流石にそれは疲れるだろうし、作れる時だけで構わないよ」ハハハ
浜風「……」ヘックチ
提督「あ、こたつ…入るか?」
浜風「お邪魔します」モゾモゾ
提督「…何でわざわざ隣n」
浦風「ウチもお邪魔するけぇ」モゾモゾ
提督「……まだ3ヶ所空いてるはずなんだが」
浦風 浜風「ここじゃないと嫌じゃ(です)」
提督「……分かった。そうしよう」クスッ
この後滅茶苦茶談笑した
49: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/11/06(日) 21:03:12.26 ID:QPewVizuo
~提督の部屋~
曙「…ねぇ」
提督「どうした。こたつ熱いか?」
曙「違うわよ、ちょっと聞きたいだけ」
提督「何を」
曙「…今さらだけど、何で私が好きなの?クソ提督は」
曙「…ねぇ」
提督「どうした。こたつ熱いか?」
曙「違うわよ、ちょっと聞きたいだけ」
提督「何を」
曙「…今さらだけど、何で私が好きなの?クソ提督は」
50: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/11/06(日) 21:06:15.63 ID:QPewVizuo
提督「……んー…そうだな」
曙「………無いの?」
提督「無かったらそもそもこの関係になってないだろ」
曙「……そりゃ、そうだけど」
提督「身長?…顔?………それとも胸か?」
曙「…最低」
提督「待て待て。いや…何だろう」
曙「何よ。煮え切らないわね」
曙「………無いの?」
提督「無かったらそもそもこの関係になってないだろ」
曙「……そりゃ、そうだけど」
提督「身長?…顔?………それとも胸か?」
曙「…最低」
提督「待て待て。いや…何だろう」
曙「何よ。煮え切らないわね」
51: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/11/06(日) 21:14:15.53 ID:QPewVizuo
提督「…全部。全部好きだ。その顔も、髪も、身体も、何だかんだ言いながら気遣ってくれる性格も」
曙「…気持ち悪い」
提督「酷いな。正直に言ったつもりなんだが」
曙「もっと言い方無いの?『分からないけど、いつの間にか~』って」
提督「…意外と乙女だな」
曙「例えよ。悪い?」
提督「別に。ただ、そんな…『分からない』なんて事は無いんだ。絶対」
曙「…どういう意味よ」
提督「そう言う人は…表現しきれて無いだけだと思うんだ。相手の事を好きすぎてな」
曙「…気持ち悪い」
提督「酷いな。正直に言ったつもりなんだが」
曙「もっと言い方無いの?『分からないけど、いつの間にか~』って」
提督「…意外と乙女だな」
曙「例えよ。悪い?」
提督「別に。ただ、そんな…『分からない』なんて事は無いんだ。絶対」
曙「…どういう意味よ」
提督「そう言う人は…表現しきれて無いだけだと思うんだ。相手の事を好きすぎてな」
52: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/11/06(日) 21:23:16.64 ID:QPewVizuo
曙「ふーん……。だったら、クソ提督はどうなのよ」
提督「どうって、何が」
曙「…表現、できてるじゃない」
提督「できるぞ?」
曙「何で」
提督「『相手の事が好き』どころの話じゃないから」
曙「……屁理屈よ…」ゴロン
提督「どうした。急にうつ伏せになって」
曙「……ふん…」
提督「耳、赤いぞ」
曙「うっさい!分かってるなら黙っててなさいよ!」
提督「(…可愛いなぁ、やっぱり)」フフッ
提督「どうって、何が」
曙「…表現、できてるじゃない」
提督「できるぞ?」
曙「何で」
提督「『相手の事が好き』どころの話じゃないから」
曙「……屁理屈よ…」ゴロン
提督「どうした。急にうつ伏せになって」
曙「……ふん…」
提督「耳、赤いぞ」
曙「うっさい!分かってるなら黙っててなさいよ!」
提督「(…可愛いなぁ、やっぱり)」フフッ
57: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/11/08(火) 10:06:48.09 ID:bPB0lP7zo
~数年前、どこかの大学~
青年「…今日から大学生、なんだよな」
友人A「実感湧かねぇよな」ハハハ
青年「(センター試験に大学入試…辛いどころの話じゃ無かったけど)」
青年「…嬉しいな」
友人A「そりゃ良かった」ニシシ
ドアガチャ
青年「?」チラ
先生「入学式、お疲れ様。早速だが皆には試験を受けてもらう」
友人A「試験?」
ザワザワザワザワ
先生「静かに。試験といっても成績に反映される訳じゃない」
青年「…何故ですか?」
先生「ここから出される試験では無いからだ」
ドウイウイミデスカー?
先生「軍部司令官の適正調査…知っているか?」
青年「…今日から大学生、なんだよな」
友人A「実感湧かねぇよな」ハハハ
青年「(センター試験に大学入試…辛いどころの話じゃ無かったけど)」
青年「…嬉しいな」
友人A「そりゃ良かった」ニシシ
ドアガチャ
青年「?」チラ
先生「入学式、お疲れ様。早速だが皆には試験を受けてもらう」
友人A「試験?」
ザワザワザワザワ
先生「静かに。試験といっても成績に反映される訳じゃない」
青年「…何故ですか?」
先生「ここから出される試験では無いからだ」
ドウイウイミデスカー?
先生「軍部司令官の適正調査…知っているか?」
58: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/11/08(火) 10:11:14.77 ID:bPB0lP7zo
青年「適正調査?」
先生「まぁ、やれば分かる。引っかかるのはほんの一握り…この施設に一人二人、そのくらいだと聞いている」
友人A「この施設って、この大学全体…ですか?」
先生「そうだ。人手が足りないらしくてな。遂に大学上がりたてにまで手を出し始めた」
青年「はぁ……」
友人A「学徒兵?」
青年「…さ、席につけ。始めるぞ」
先生「まぁ、やれば分かる。引っかかるのはほんの一握り…この施設に一人二人、そのくらいだと聞いている」
友人A「この施設って、この大学全体…ですか?」
先生「そうだ。人手が足りないらしくてな。遂に大学上がりたてにまで手を出し始めた」
青年「はぁ……」
友人A「学徒兵?」
青年「…さ、席につけ。始めるぞ」
59: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/11/08(火) 10:16:46.97 ID:bPB0lP7zo
~数週間後~
先生「あ、青年」
青年「はい?」
先生「今日の3時、校長室まで」
青年「え?何か…やらかしましたっけ」
先生「いや、そういう訳じゃないんだ。とにかく来てくれ」
青年「……?わかりました」
先生「頼んだ」スタスタ
友人A「おーっす!」ガバッ
青年「んなぁ!?」ドサッ
友人A「おうおう、どうした。元気ねぇなぁ」
青年「いや、校長室に呼び出されて…」
友人A「だから歓迎会で酒は飲むなって…」
青年「違うって!」
先生「あ、青年」
青年「はい?」
先生「今日の3時、校長室まで」
青年「え?何か…やらかしましたっけ」
先生「いや、そういう訳じゃないんだ。とにかく来てくれ」
青年「……?わかりました」
先生「頼んだ」スタスタ
友人A「おーっす!」ガバッ
青年「んなぁ!?」ドサッ
友人A「おうおう、どうした。元気ねぇなぁ」
青年「いや、校長室に呼び出されて…」
友人A「だから歓迎会で酒は飲むなって…」
青年「違うって!」
60: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/11/08(火) 10:23:04.38 ID:bPB0lP7zo
~1500、校長室~
コンコン
…入ってくれ
ドアガチャ
青年「失礼します」
友人A「失礼します」
先生「……A?」
友人A「付き添いです。心配ですから…」
青年「……」
友人A「コイツが何をやらかしたのか」
青年「だから違うんだって…」
校長「…さて、いいかな」
青年「…はい」
先生「……A…少し、外へ出てもらえないか」ボソッ
友人A「…どうしてですか?」ボソ
先生「……頼む。俺も一緒に出る」
友人A「…?」
コンコン
…入ってくれ
ドアガチャ
青年「失礼します」
友人A「失礼します」
先生「……A?」
友人A「付き添いです。心配ですから…」
青年「……」
友人A「コイツが何をやらかしたのか」
青年「だから違うんだって…」
校長「…さて、いいかな」
青年「…はい」
先生「……A…少し、外へ出てもらえないか」ボソッ
友人A「…どうしてですか?」ボソ
先生「……頼む。俺も一緒に出る」
友人A「…?」
61: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/11/08(火) 10:42:34.28 ID:bPB0lP7zo
友人A「…ごめん、追い出されるわ」ボソッ
青年「…」コクリ
ドアガチャン
校長「……青年」
青年「はい」
校長「…君には、来月から………」
…………………………
青年「……え?」
校長「すまない。本当に、申し訳ない」
青年「…鎮守府に、配属?おr……私が軍人?」
校長「……」コクリ
青年「そんな、私個人の意思は…」
校長「………」
青年「…適正調査」
校長「…そうだ」
青年「赤紙…ですね?あれは」
青年「…」コクリ
ドアガチャン
校長「……青年」
青年「はい」
校長「…君には、来月から………」
…………………………
青年「……え?」
校長「すまない。本当に、申し訳ない」
青年「…鎮守府に、配属?おr……私が軍人?」
校長「……」コクリ
青年「そんな、私個人の意思は…」
校長「………」
青年「…適正調査」
校長「…そうだ」
青年「赤紙…ですね?あれは」
62: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/11/08(火) 10:52:03.27 ID:bPB0lP7zo
ドアガチャ
青年「……」
友人A「…どう、だった?」
青年「…聞く必要、あるか?」
先生「…すまない」
青年「いえ、大丈夫。です」スタスタ
友人A「おい!待て……っ…」
青年「……」
友人A「…どう、だった?」
青年「…聞く必要、あるか?」
先生「…すまない」
青年「いえ、大丈夫。です」スタスタ
友人A「おい!待て……っ…」
63: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/11/08(火) 11:03:05.59 ID:E5VhUIhdo
友人A「(本来エリート様の司令官も、自分の意思でなるかどうかじゃ雲泥の差…)」
友人A「(軍人だもんな…当たり前だよな…あいつ、ここに行く為に必死だった…のはこっちも一緒だけど)」
友人A「次…どんな顔して会えば良いんだよ…」
友人A「(軍人だもんな…当たり前だよな…あいつ、ここに行く為に必死だった…のはこっちも一緒だけど)」
友人A「次…どんな顔して会えば良いんだよ…」
64: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/11/08(火) 11:11:15.13 ID:E5VhUIhdo
青年「(司令官には、適正だけではなくそこそこの学力が無いとなれず)」
青年「(この学校はその学力のボーダーより上だった)」
青年「(適正調査は心理テストみたいなモノだったし……回避なんてできっこなかった)」
青年「……俺、何で……」
青年「(この学校はその学力のボーダーより上だった)」
青年「(適正調査は心理テストみたいなモノだったし……回避なんてできっこなかった)」
青年「……俺、何で……」
65: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/11/08(火) 11:18:02.35 ID:E5VhUIhdo
~数日後、どこかの鎮守府~
青年「………」
提督A「そんな顔するなよ。やり辛い」
青年「…俺、大学入学したばかりなんです」
提督A「知ってるよ。君の事は一通り聞いてある。…その、気の毒だと思ったよ」
青年「…あなたは、元から?」
提督A「俺はサラリーマンだった。突然呼び出されてね」ハハハ
青年「…はぁ」
提督A「そんなに悪い職業じゃないよ。部下は皆可愛いし。デスクワークは多めだし…」
青年「俺に…つとまりますか?」
提督A「大丈夫大丈夫。君イケメンだし」
青年「」
青年「………」
提督A「そんな顔するなよ。やり辛い」
青年「…俺、大学入学したばかりなんです」
提督A「知ってるよ。君の事は一通り聞いてある。…その、気の毒だと思ったよ」
青年「…あなたは、元から?」
提督A「俺はサラリーマンだった。突然呼び出されてね」ハハハ
青年「…はぁ」
提督A「そんなに悪い職業じゃないよ。部下は皆可愛いし。デスクワークは多めだし…」
青年「俺に…つとまりますか?」
提督A「大丈夫大丈夫。君イケメンだし」
青年「」
66: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/11/08(火) 11:24:48.70 ID:E5VhUIhdo
青年「…それで、部下が皆可愛いって…?」
提督A「あれ?聞かされてない?」
青年「えぇ……」
提督A「君には今から、艦娘達の指揮をとってもらう。慣れれば簡単だし……」
青年「………」
提督A「…そんな顔するなって」
青年「…艦娘?って…何ですか」
提督A「えぇ…。君、ネットとか見ない?」
青年「勉強詰めだったもので」
提督A「まぁ、会ってみれば分かる。行こうか」
青年「はぁ…」
提督A「あれ?聞かされてない?」
青年「えぇ……」
提督A「君には今から、艦娘達の指揮をとってもらう。慣れれば簡単だし……」
青年「………」
提督A「…そんな顔するなって」
青年「…艦娘?って…何ですか」
提督A「えぇ…。君、ネットとか見ない?」
青年「勉強詰めだったもので」
提督A「まぁ、会ってみれば分かる。行こうか」
青年「はぁ…」
67: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/11/08(火) 11:48:38.65 ID:bPB0lP7zo
『この部屋で一人艦娘が至急されるから。その後この場所に…まぁ頑張れよ!』ハハハ
青年「本当に大丈夫なのか…?」
ドアガチャ
青年「……」
電「………」
青年「(…えっと、確か資料だと)」
青年「で、でn」
電「ぃ…いなづま、です」
青年「え?えぇ?あ、いなづま…電。よろしく…お願いします」
電「よろしくお願いいたします。なのです!」
青年「本当に大丈夫なのか…?」
ドアガチャ
青年「……」
電「………」
青年「(…えっと、確か資料だと)」
青年「で、でn」
電「ぃ…いなづま、です」
青年「え?えぇ?あ、いなづま…電。よろしく…お願いします」
電「よろしくお願いいたします。なのです!」
68: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/11/08(火) 11:53:49.90 ID:bPB0lP7zo
~数日後、街~
青年「………」
友人A「……よっ」
青年「…よっ」
友人A「…どう?仕事は」
青年「まぁ、分からない事だらけだな」
友人A「だろうな」ハハハ
青年「……まぁ、それでも。なんだ」
友人A「………」
青年「…頑張ってみるよ」
友人A「…そっか」
青年「………」
友人A「……よっ」
青年「…よっ」
友人A「…どう?仕事は」
青年「まぁ、分からない事だらけだな」
友人A「だろうな」ハハハ
青年「……まぁ、それでも。なんだ」
友人A「………」
青年「…頑張ってみるよ」
友人A「…そっか」
69: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/11/08(火) 11:55:57.89 ID:bPB0lP7zo
友人A「そういえば、司令官の仕事について色々調べてみたんだが、部下が全員女の子なんだって?」
青年「んぁ?…そうだけど」
友人A「もしかして、お前がやる気出したのは…そういう…?」
青年「…………」
友人A「おい何か言えよ」
青年「んぁ?…そうだけど」
友人A「もしかして、お前がやる気出したのは…そういう…?」
青年「…………」
友人A「おい何か言えよ」
73: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/11/09(水) 20:04:31.40 ID:QaHg+A/so
~早朝、中庭~
提督「ふーん~♪ふふーん♪」セッセッサッサッ
提督「ご飯は凄いよ無いと困るよ~♪」オソージオソージ
提督「……ふぅ。大分葉も落ちてきたな」ヨッコラセ
ビュウウウゥゥゥゥゥ
提督「ぉー……寒い寒い」ブルブル
提督「(さっさと戻って朝御飯でも…)」
「あ、あのっ!」
提督「?」チラ
潮「て、提督…その……」
提督「ん?」
潮「ご、ごめんなさいっ!」
提督「どうした。何か用?」ハハハ
潮「お、おいもっ!」バッ
提督「」ビクッ
潮「食べません…か」
提督「…いただき、ます。はい」
提督「ふーん~♪ふふーん♪」セッセッサッサッ
提督「ご飯は凄いよ無いと困るよ~♪」オソージオソージ
提督「……ふぅ。大分葉も落ちてきたな」ヨッコラセ
ビュウウウゥゥゥゥゥ
提督「ぉー……寒い寒い」ブルブル
提督「(さっさと戻って朝御飯でも…)」
「あ、あのっ!」
提督「?」チラ
潮「て、提督…その……」
提督「ん?」
潮「ご、ごめんなさいっ!」
提督「どうした。何か用?」ハハハ
潮「お、おいもっ!」バッ
提督「」ビクッ
潮「食べません…か」
提督「…いただき、ます。はい」
74: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/11/09(水) 20:08:04.92 ID:QaHg+A/so
~数分後~
パチパチ…
提督「…潮は用意が良いな」
潮「?」
提督「アルミホイルにマッチ、火かき棒…それと掃除用具まで」
潮「…焼き芋、食べたくって」エヘヘ
提督「(冬食べると太る…ってのは、デリカシーが無いか)」
潮「そ、それとっ」
提督「?」
潮「何でも…無い、です」ウツムキ
提督「…そっか」
パチパチ…
提督「…潮は用意が良いな」
潮「?」
提督「アルミホイルにマッチ、火かき棒…それと掃除用具まで」
潮「…焼き芋、食べたくって」エヘヘ
提督「(冬食べると太る…ってのは、デリカシーが無いか)」
潮「そ、それとっ」
提督「?」
潮「何でも…無い、です」ウツムキ
提督「…そっか」
75: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/11/09(水) 20:11:18.30 ID:QaHg+A/so
~数十分後~
提督「……」
潮「……(喉、かわいたな…)」フゥ
提督「あ、白い息」
潮「へ?」
提督「ん?」
潮「?」
提督「?」
提督「(…喉、渇いたな)」フゥ
潮「あ、白い息」
提督「……」
潮「……(喉、かわいたな…)」フゥ
提督「あ、白い息」
潮「へ?」
提督「ん?」
潮「?」
提督「?」
提督「(…喉、渇いたな)」フゥ
潮「あ、白い息」
76: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/11/09(水) 20:15:36.16 ID:QaHg+A/so
~数分後~
提督「(そろそろ辛いな。飲み物取ってくるか)」スッ
潮「提督?」
提督「ちょっと待っててくれ。飲み物取ってくr」
加賀「その必要はありません」ヒョコッ
提督「加賀?…いつの間に」
加賀「秋の気配がしたので」
提督「(使い方違わないか…?)」
加賀「どうぞ」ヒョイ
提督「これは?」パシッ
加賀「お茶です。潮にも」
提督「…ありがとう」
潮「ありがとう…ございます」
提督「(そろそろ辛いな。飲み物取ってくるか)」スッ
潮「提督?」
提督「ちょっと待っててくれ。飲み物取ってくr」
加賀「その必要はありません」ヒョコッ
提督「加賀?…いつの間に」
加賀「秋の気配がしたので」
提督「(使い方違わないか…?)」
加賀「どうぞ」ヒョイ
提督「これは?」パシッ
加賀「お茶です。潮にも」
提督「…ありがとう」
潮「ありがとう…ございます」
77: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/11/09(水) 20:47:03.94 ID:QaHg+A/so
~数十分後~
加賀「……提督」
提督「ん?」
加賀「…戻ります。余ったらいただけますか」
提督「余ったらな。どうした?」
加賀「…いえ」スタスタ
潮「…?」
~数分後~
瑞鶴「あれ?何やってんの?」ヒョコッ
提督「焼き芋(…納得だ…)」
加賀「……提督」
提督「ん?」
加賀「…戻ります。余ったらいただけますか」
提督「余ったらな。どうした?」
加賀「…いえ」スタスタ
潮「…?」
~数分後~
瑞鶴「あれ?何やってんの?」ヒョコッ
提督「焼き芋(…納得だ…)」
78: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/11/09(水) 21:00:26.67 ID:QaHg+A/so
瑞鶴「いつからやってるの?これ」
提督「…かれこれ1時間くらい」
瑞鶴「そろそろ良いんゃない?開けちゃっても」
潮「ダメです!」
瑞鶴「!?」
潮「この火が消えてからまた周りの落ち葉をかけて…そうじゃないと…!」
提督「……」ポカーン
潮「ぁ…ぃ……ぁぅ……ぅぅぅ……」マッカッカ
提督「あ…その、なんか、すまん」
瑞鶴「(可愛い)」
提督「…かれこれ1時間くらい」
瑞鶴「そろそろ良いんゃない?開けちゃっても」
潮「ダメです!」
瑞鶴「!?」
潮「この火が消えてからまた周りの落ち葉をかけて…そうじゃないと…!」
提督「……」ポカーン
潮「ぁ…ぃ……ぁぅ……ぅぅぅ……」マッカッカ
提督「あ…その、なんか、すまん」
瑞鶴「(可愛い)」
79: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/11/09(水) 21:10:32.58 ID:QaHg+A/so
~数十分後~
龍驤「なんやキミら、焼き芋か?」
提督「そそ。一緒にどうだ?」
龍驤「ええんか?」チラ
瑞鶴「(私じゃないわよ)」ユビサシ
潮「………」
龍驤「…えと、良い?」
潮「え…は、はいっ」
龍驤「ほな、お言葉に甘えて…」ヨッコイショ
龍驤「…暖かいなぁ」
瑞鶴「そうですねー…」フゥ
潮「……」ジッ
提督「…(潮の目が真剣そのもの……)焼き芋、好きなんだな」
潮「はいっ。大好きです!」
龍驤「即答かいな」ケラケラ
潮「…………」カアァァ
龍驤「なんやキミら、焼き芋か?」
提督「そそ。一緒にどうだ?」
龍驤「ええんか?」チラ
瑞鶴「(私じゃないわよ)」ユビサシ
潮「………」
龍驤「…えと、良い?」
潮「え…は、はいっ」
龍驤「ほな、お言葉に甘えて…」ヨッコイショ
龍驤「…暖かいなぁ」
瑞鶴「そうですねー…」フゥ
潮「……」ジッ
提督「…(潮の目が真剣そのもの……)焼き芋、好きなんだな」
潮「はいっ。大好きです!」
龍驤「即答かいな」ケラケラ
潮「…………」カアァァ
80: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/11/09(水) 21:22:32.14 ID:QaHg+A/so
~焼き始めから2時間強~
潮「そろそろ、です」
北上「お?焼き芋?良いねぇ~」スタッ
提督「どっから出てきた」
北上「ちょっと窓から」
龍驤「何で!?」
北上「ちょーっと言えないかな~」
瑞鶴「……?」
潮「一緒に、どうっ、ですか?」
北上「ん?良いの?じゃあもーらいっ」パッ
提督「あ゛」
北上「ぅあーちちちちちちっ!?」
龍驤「ちょっ!?大丈夫かいな!?」
北上「ちょっと火傷したかも…いやーうっかりうっかり」
瑞鶴「うっかりで済むの?それ…」
潮「そろそろ、です」
北上「お?焼き芋?良いねぇ~」スタッ
提督「どっから出てきた」
北上「ちょっと窓から」
龍驤「何で!?」
北上「ちょーっと言えないかな~」
瑞鶴「……?」
潮「一緒に、どうっ、ですか?」
北上「ん?良いの?じゃあもーらいっ」パッ
提督「あ゛」
北上「ぅあーちちちちちちっ!?」
龍驤「ちょっ!?大丈夫かいな!?」
北上「ちょっと火傷したかも…いやーうっかりうっかり」
瑞鶴「うっかりで済むの?それ…」
81: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/11/09(水) 21:29:58.71 ID:QaHg+A/so
~少し冷まして~
潮「美味しい、ですっ」パクパクモグモグ
提督「…(よく食うなぁ)」モグモグ
瑞鶴「…そんな食べて太らないの?」
潮「ぇ…あまり、そういうのは……」
龍驤「ちょっと持ってて」ヒョイ
提督「?」パシ
龍驤「やっぱり…」
提督「?」
龍驤「その胸か?胸にいっとるんか?」
潮「へ?」
龍驤「駆逐艦離れしたその胸…やおぱりそういう事やな?」
提督「こら龍驤。やめなさい」
潮「美味しい、ですっ」パクパクモグモグ
提督「…(よく食うなぁ)」モグモグ
瑞鶴「…そんな食べて太らないの?」
潮「ぇ…あまり、そういうのは……」
龍驤「ちょっと持ってて」ヒョイ
提督「?」パシ
龍驤「やっぱり…」
提督「?」
龍驤「その胸か?胸にいっとるんか?」
潮「へ?」
龍驤「駆逐艦離れしたその胸…やおぱりそういう事やな?」
提督「こら龍驤。やめなさい」
82: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/11/09(水) 21:35:22.43 ID:QaHg+A/so
龍驤「二人も気になるやろ?この胸の秘密が!」
瑞鶴「まぁ…そりゃ……そうだ…ですけど……」
北上「ん~…」モグモグ
北上「まぁ…」パクパク
北上「ん~…」ゴックン
北上「そうねぇ…」フフン
提督「こら、三人とm」
瑞鶴「提督さん、これよろしくっ!」ヒョイ
提督「うおっち!?」パシ
提督「(あ、両手芋で塞がった)」
瑞鶴「まぁ…そりゃ……そうだ…ですけど……」
北上「ん~…」モグモグ
北上「まぁ…」パクパク
北上「ん~…」ゴックン
北上「そうねぇ…」フフン
提督「こら、三人とm」
瑞鶴「提督さん、これよろしくっ!」ヒョイ
提督「うおっち!?」パシ
提督「(あ、両手芋で塞がった)」
83: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/11/09(水) 21:37:37.40 ID:QaHg+A/so
龍驤「かかれ!引っ捕らえるんや!」バッ
瑞鶴「ごめん潮!」バッ
潮「ひっ!?」
北上「駆逐の癖に…その乳寄越せぃ!」バッ
提督「あ、こら!バカ!」
潮「うっ、ひっ……」
ピイィィィィ
瑞鶴「ごめん潮!」バッ
潮「ひっ!?」
北上「駆逐の癖に…その乳寄越せぃ!」バッ
提督「あ、こら!バカ!」
潮「うっ、ひっ……」
ピイィィィィ
89: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/11/12(土) 12:37:56.44 ID:A9OoMDfRo
~提督の部屋~
提督「……なぁ摩耶」
摩耶「んだよ」
提督「…今俺仕事してるんだが」カタカタ
摩耶「炬燵入りながらか?」
提督「寒いんだよ」
摩耶「それに何で眼鏡かけてんだよ。目良いんだろ?」
提督「ブルーライトをカットしてくれるらしい…。目は大切だからな」
摩耶「……そ」
提督「…で、炬燵あるぞ?」
摩耶「…だから何だよ」
提督「…抱きつくの、止めてくれないか」
摩耶「嫌だ」ギュー
提督「……なぁ摩耶」
摩耶「んだよ」
提督「…今俺仕事してるんだが」カタカタ
摩耶「炬燵入りながらか?」
提督「寒いんだよ」
摩耶「それに何で眼鏡かけてんだよ。目良いんだろ?」
提督「ブルーライトをカットしてくれるらしい…。目は大切だからな」
摩耶「……そ」
提督「…で、炬燵あるぞ?」
摩耶「…だから何だよ」
提督「…抱きつくの、止めてくれないか」
摩耶「嫌だ」ギュー
90: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/11/12(土) 12:42:25.22 ID:A9OoMDfRo
提督「いきなりどうした。突然部屋入ってきて…」
摩耶「…関係ないだろ」
提督「当事者に何て事を」
摩耶「………この前さ、重巡の皆で呑んだろ?」
提督「結構前だな」
摩耶「酔っぱらってて、覚えてなかったけど、その…さ」
提督「キスされたな。熱烈に」
摩耶「言うんじゃねぇっ!」グイ
提督「痛ぁっ!?」ゴチーン
摩耶「…関係ないだろ」
提督「当事者に何て事を」
摩耶「………この前さ、重巡の皆で呑んだろ?」
提督「結構前だな」
摩耶「酔っぱらってて、覚えてなかったけど、その…さ」
提督「キスされたな。熱烈に」
摩耶「言うんじゃねぇっ!」グイ
提督「痛ぁっ!?」ゴチーン
91: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/11/12(土) 12:49:27.09 ID:A9OoMDfRo
摩耶「そ、それで…あの後姉貴から聞かされて……」
提督「……で、どうなった」
摩耶「…色々、吹っ切れた」
提督「……それで抱きついてるのか?」
摩耶「悪いかよ」
提督「別に…ただ制服のままだと寒いだろ。炬燵入れって」
摩耶「…いらねぇよ…」
提督「……(何の意地張ってるんだか)」ハァ
提督「……で、どうなった」
摩耶「…色々、吹っ切れた」
提督「……それで抱きついてるのか?」
摩耶「悪いかよ」
提督「別に…ただ制服のままだと寒いだろ。炬燵入れって」
摩耶「…いらねぇよ…」
提督「……(何の意地張ってるんだか)」ハァ
92: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/11/12(土) 12:54:39.79 ID:A9OoMDfRo
提督「よし、お仕事休憩!」
摩耶「あぁ?サボんなよ」
提督「めんどくなった」
摩耶「」
提督「ほら、隣空いてるぞ」
摩耶「…いらねぇって」
提督「…摩耶と一緒に入りたいよ。俺は」
摩耶「……っち…分かったよ。入れば良いんだろ?入れば!」モゾモゾ
提督「どうせだし、寝転がったらどうだ」
摩耶「意味わかんねぇよ…」
提督「良いから良いから」グイ
摩耶「っ!んの……」ドサッ
提督「これなら、入りながら抱きつけるだろ?」ニシシ
摩耶「………」プイッ
提督「ん?ダメか?」
摩耶「……バーカ」ギュッ
摩耶「あぁ?サボんなよ」
提督「めんどくなった」
摩耶「」
提督「ほら、隣空いてるぞ」
摩耶「…いらねぇって」
提督「…摩耶と一緒に入りたいよ。俺は」
摩耶「……っち…分かったよ。入れば良いんだろ?入れば!」モゾモゾ
提督「どうせだし、寝転がったらどうだ」
摩耶「意味わかんねぇよ…」
提督「良いから良いから」グイ
摩耶「っ!んの……」ドサッ
提督「これなら、入りながら抱きつけるだろ?」ニシシ
摩耶「………」プイッ
提督「ん?ダメか?」
摩耶「……バーカ」ギュッ
97: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/11/13(日) 22:18:00.25 ID:4sDnpaY/o
~提督の部屋~
提督「」カリカリ
北上「……」グデー
提督「…自分の部屋に暖房あるだろ」
北上「炬燵が良いのさ。炬燵が」
提督「自分の部屋に無いのか?」
北上「…無いねぇ」
提督「そうかい……」
北上「それにしても提督は毎年冬になると…」
提督「部屋にこもるって?」
北上「…よく分かったね」
提督「まぁ、実際そうだし」
北上「仕事でしょ?執務室でやらなくて良いの?」
提督「…炬燵が好きなんだ。それに…」
北上「それに?」
提督「冬くらい瑞鶴を休ませなきゃな」
北上「……秘書艦思いですねぇ」
提督「悪いかよ」フフッ
提督「」カリカリ
北上「……」グデー
提督「…自分の部屋に暖房あるだろ」
北上「炬燵が良いのさ。炬燵が」
提督「自分の部屋に無いのか?」
北上「…無いねぇ」
提督「そうかい……」
北上「それにしても提督は毎年冬になると…」
提督「部屋にこもるって?」
北上「…よく分かったね」
提督「まぁ、実際そうだし」
北上「仕事でしょ?執務室でやらなくて良いの?」
提督「…炬燵が好きなんだ。それに…」
北上「それに?」
提督「冬くらい瑞鶴を休ませなきゃな」
北上「……秘書艦思いですねぇ」
提督「悪いかよ」フフッ
98: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/11/13(日) 22:20:55.19 ID:4sDnpaY/o
北上「提督ぅー」
提督「ん?」
北上「お茶ちょーだーい」
提督「…自分でやってくれないか」
北上「どこにあるか分かんないし」
提督「戸棚の上から二番目」
北上「…分かんないなぁ~」
提督「…用意しないからな?」
北上「んー…分かりましたよっと。ついでに引き出しの二重底m」
提督「今すぐ用意いたします」
北上「ふふん」
提督「ん?」
北上「お茶ちょーだーい」
提督「…自分でやってくれないか」
北上「どこにあるか分かんないし」
提督「戸棚の上から二番目」
北上「…分かんないなぁ~」
提督「…用意しないからな?」
北上「んー…分かりましたよっと。ついでに引き出しの二重底m」
提督「今すぐ用意いたします」
北上「ふふん」
99: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/11/13(日) 22:25:06.75 ID:4sDnpaY/o
~数分後~
提督「…どーぞ」コトッ
北上「いやぁ、何か悪いねぇ」
提督「全くだ…」
北上「~~♪」ポリポリ
提督「お前それ…」
北上「ん?食べる?」
提督「食べる?じゃなくてそれ俺の!俺のだから!」
北上「あれ?そうだっけ」
提督「」
北上「冗談だって。ごめんね」
提督「」ハァ
提督「…どーぞ」コトッ
北上「いやぁ、何か悪いねぇ」
提督「全くだ…」
北上「~~♪」ポリポリ
提督「お前それ…」
北上「ん?食べる?」
提督「食べる?じゃなくてそれ俺の!俺のだから!」
北上「あれ?そうだっけ」
提督「」
北上「冗談だって。ごめんね」
提督「」ハァ
100: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/11/13(日) 22:31:49.24 ID:4sDnpaY/o
提督「それにしても…」
北上「?」
提督「最近俺の部屋に来る娘多いよな。何かあったか?」プリントオリオリ
北上「さぁ?何となくじゃない?」
提督「何となく…ねぇ」オリオリ
北上「…何やってんの?」
提督「プリント切ってんの」
北上「…ハサミは?」
提督「…出すの面倒くさい」
北上「」
ツピー
提督「痛っ」パッ
北上「およ?大丈夫?」
提督「紙で切った…」
北上「あらら。絆創膏は?」
提督「…置いてない」
北上「取ってくるね。待ってて」スッ
提督「いや、そこまでしなくても」
北上「いいからいいから」
北上「?」
提督「最近俺の部屋に来る娘多いよな。何かあったか?」プリントオリオリ
北上「さぁ?何となくじゃない?」
提督「何となく…ねぇ」オリオリ
北上「…何やってんの?」
提督「プリント切ってんの」
北上「…ハサミは?」
提督「…出すの面倒くさい」
北上「」
ツピー
提督「痛っ」パッ
北上「およ?大丈夫?」
提督「紙で切った…」
北上「あらら。絆創膏は?」
提督「…置いてない」
北上「取ってくるね。待ってて」スッ
提督「いや、そこまでしなくても」
北上「いいからいいから」
101: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/11/13(日) 22:37:47.63 ID:4sDnpaY/o
~数分後~
北上「ただいま。救急箱持ってきたよ」ドアガチャ
提督「お帰り」
北上「指、見せて」
提督「ん」スッ
ドックドック
北上「…ティッシュで拭き取ったりしなかったの?」
提督「丁度切れてた」
北上「もう……あ、そうだ」
提督「?」
北上「」ハムッ
提督「Д▲>>0�☆‡◯!?」
北上「…何さ、そんな驚いて」プハ
提督「いぃぃいいや、とっとと突然ぱくっておおまえなな」
北上「あ、箱にティッシュ入ってた」
提督「」
北上「ただいま。救急箱持ってきたよ」ドアガチャ
提督「お帰り」
北上「指、見せて」
提督「ん」スッ
ドックドック
北上「…ティッシュで拭き取ったりしなかったの?」
提督「丁度切れてた」
北上「もう……あ、そうだ」
提督「?」
北上「」ハムッ
提督「Д▲>>0�☆‡◯!?」
北上「…何さ、そんな驚いて」プハ
提督「いぃぃいいや、とっとと突然ぱくっておおまえなな」
北上「あ、箱にティッシュ入ってた」
提督「」
102: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/11/13(日) 22:44:23.90 ID:4sDnpaY/o
北上「まぁいっか。手、出して」
提督「…ん」スッ
北上「(…冷た)」ピト
北上「……」フキフキ ペタ クルクル
北上「はい。出来上がり」
提督「…ありがとう」
北上「どういたしまして~」
北上「ね、提督」
提督「ん?」
北上「お仕事…ちょっとだけ、休憩しなよ」
提督「…?………分かった」
提督「…ん」スッ
北上「(…冷た)」ピト
北上「……」フキフキ ペタ クルクル
北上「はい。出来上がり」
提督「…ありがとう」
北上「どういたしまして~」
北上「ね、提督」
提督「ん?」
北上「お仕事…ちょっとだけ、休憩しなよ」
提督「…?………分かった」
103: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/11/13(日) 22:51:42.42 ID:4sDnpaY/o
~数分後~
北上「~~♪」
提督「ご機嫌だな」
北上「…………そ、そう?」
提督「何だ今の間」
北上「…あ、あのさ」
提督「ん?」
北上「だ、だ…だ……」
提督「だ…(が断る…か?)?」
北上「抱きついて、いっかな」
提督「………んん?」
北上「何さ今の間」
北上「~~♪」
提督「ご機嫌だな」
北上「…………そ、そう?」
提督「何だ今の間」
北上「…あ、あのさ」
提督「ん?」
北上「だ、だ…だ……」
提督「だ…(が断る…か?)?」
北上「抱きついて、いっかな」
提督「………んん?」
北上「何さ今の間」
104: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/11/13(日) 22:57:05.48 ID:4sDnpaY/o
北上「♪」ギュム
提督「??」
北上「訳が分からないって顔ですねぇ」
提督「実際分からん」
北上「まぁ…うん。そうだよね。提督だもんね~」
提督「…どういう意味だ」
北上「そのままの意味ですよーだ」
提督「…何だ、摩耶の事と関係あるのか?」
北上「…どーだろね。ただ…」
提督「ただ?」
北上「やり返してくれると、嬉しいかな」ヘッヘッヘ
提督「やり返すって、何を………」
北上「………」
提督「…あぁ、おう。分かった」
北上「…ありがと」
ギュー
提督「??」
北上「訳が分からないって顔ですねぇ」
提督「実際分からん」
北上「まぁ…うん。そうだよね。提督だもんね~」
提督「…どういう意味だ」
北上「そのままの意味ですよーだ」
提督「…何だ、摩耶の事と関係あるのか?」
北上「…どーだろね。ただ…」
提督「ただ?」
北上「やり返してくれると、嬉しいかな」ヘッヘッヘ
提督「やり返すって、何を………」
北上「………」
提督「…あぁ、おう。分かった」
北上「…ありがと」
ギュー
114: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/11/17(木) 14:19:18.75 ID:l0yCT83oo
~執務室~
瑞鶴「……」カリカリ
提督「……」ソワソワ
瑞鶴「…」カリカリ
提督「………」ソワソワ
瑞鶴「…提督さん」
提督「っん!?んんっ?」
瑞鶴「…大丈夫?体調悪いの?」
提督「…い、いや……そうじゃ、ない」
瑞鶴「そっか、それじゃお仕事やr」
提督「瑞鶴」
瑞鶴「何?」
提督「…と……け……」カアァァ
瑞鶴「え?」
提督「好きだっ!結婚してくれ!」ツクエバーン
瑞鶴「……」カリカリ
提督「……」ソワソワ
瑞鶴「…」カリカリ
提督「………」ソワソワ
瑞鶴「…提督さん」
提督「っん!?んんっ?」
瑞鶴「…大丈夫?体調悪いの?」
提督「…い、いや……そうじゃ、ない」
瑞鶴「そっか、それじゃお仕事やr」
提督「瑞鶴」
瑞鶴「何?」
提督「…と……け……」カアァァ
瑞鶴「え?」
提督「好きだっ!結婚してくれ!」ツクエバーン
115: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/11/17(木) 14:22:50.30 ID:l0yCT83oo
シーン
瑞鶴「…………ぇ?」
提督「…いい、かな」
瑞鶴「……けっ…こん?」
提督「そうだ」
瑞鶴「カッコカリ…?」
提督「違う」
瑞鶴「…ほんもの?」
提督「本物」コクリ
瑞鶴「……ほんき?」
提督「本気だ」
瑞鶴「…いいの?わたしで?」
提督「お前が良いんだ」
瑞鶴「…………ぇ?」
提督「…いい、かな」
瑞鶴「……けっ…こん?」
提督「そうだ」
瑞鶴「カッコカリ…?」
提督「違う」
瑞鶴「…ほんもの?」
提督「本物」コクリ
瑞鶴「……ほんき?」
提督「本気だ」
瑞鶴「…いいの?わたしで?」
提督「お前が良いんだ」
116: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/11/17(木) 14:26:57.72 ID:l0yCT83oo
瑞鶴「………」グスッ
提督「え?」
瑞鶴「…うっ……くっ………」ポロポロ
提督「お?おい?瑞鶴?」
瑞鶴「…いいのっ…おいと……いてっ……」エグッ グスッ
提督「あ?え?嫌?だった…か?」
瑞鶴「違う…っ…から……!」グスン
提督「??」
提督「え?」
瑞鶴「…うっ……くっ………」ポロポロ
提督「お?おい?瑞鶴?」
瑞鶴「…いいのっ…おいと……いてっ……」エグッ グスッ
提督「あ?え?嫌?だった…か?」
瑞鶴「違う…っ…から……!」グスン
提督「??」
117: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/11/17(木) 14:42:18.09 ID:l0yCT83oo
~十数分後~
提督「落ちついたか?」
瑞鶴「」コクリ
提督「…これ、名前書いてくれるか?」
瑞鶴「……っ」コクコク
提督「…ありがとう」
瑞鶴「…こっちの、セリフよ」フフッ
提督「……そっか」
カリカリ
瑞鶴「…はい」
提督「それじゃ、出しに行くか」
瑞鶴「…どこに?」
提督「大淀」
瑞鶴「え?」
提督「落ちついたか?」
瑞鶴「」コクリ
提督「…これ、名前書いてくれるか?」
瑞鶴「……っ」コクコク
提督「…ありがとう」
瑞鶴「…こっちの、セリフよ」フフッ
提督「……そっか」
カリカリ
瑞鶴「…はい」
提督「それじゃ、出しに行くか」
瑞鶴「…どこに?」
提督「大淀」
瑞鶴「え?」
118: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/11/17(木) 14:44:20.47 ID:l0yCT83oo
瑞鶴「……どういうこと?」
提督「艦娘との結婚は少し複雑でな。一回本営通してからじゃないとダメなんだ」
瑞鶴「へぇ…知らなかった」
提督「それじゃ、行こうか」スッ
瑞鶴「……うん」ニギッ
提督「艦娘との結婚は少し複雑でな。一回本営通してからじゃないとダメなんだ」
瑞鶴「へぇ…知らなかった」
提督「それじゃ、行こうか」スッ
瑞鶴「……うん」ニギッ
119: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/11/17(木) 14:50:05.83 ID:l0yCT83oo
~またまた十数分後~
大淀「あ、提督。瑞鶴さんも、こんにちは」
瑞鶴「や、やっほー…」
提督「よう。…えっと、これ頼む」スッ
大淀「はい…」パシ
大淀「………!」チラ
瑞鶴「」テレテレ
大淀「…そう、ですか」
提督「えっと、お願い。できるかな」
大淀「……はい。お任せくださいっ」
大淀「あ、提督。瑞鶴さんも、こんにちは」
瑞鶴「や、やっほー…」
提督「よう。…えっと、これ頼む」スッ
大淀「はい…」パシ
大淀「………!」チラ
瑞鶴「」テレテレ
大淀「…そう、ですか」
提督「えっと、お願い。できるかな」
大淀「……はい。お任せくださいっ」
120: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/11/17(木) 14:52:38.09 ID:l0yCT83oo
大淀「…思い出しますね」
瑞鶴「?……何を?」
大淀「お二人がケッコンした時の事です。あの時も……」
提督「あぁ。大淀にお願いしたんだっけ」
大淀「…その時と、そっくりですよ」
瑞鶴「…何が?」
大淀「照れ方が」フフッ
提督「……」マッカッカ
瑞鶴「」カアァァ
瑞鶴「?……何を?」
大淀「お二人がケッコンした時の事です。あの時も……」
提督「あぁ。大淀にお願いしたんだっけ」
大淀「…その時と、そっくりですよ」
瑞鶴「…何が?」
大淀「照れ方が」フフッ
提督「……」マッカッカ
瑞鶴「」カアァァ
121: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/11/17(木) 14:57:32.23 ID:l0yCT83oo
大淀「あ、後はこちらでやっておきますから、大丈夫ですよ」
提督「そうか、分かった」
瑞鶴「…行こっか」
提督「…ん」
大淀「(同じですね…)」フフッ
提督「そうか、分かった」
瑞鶴「…行こっか」
提督「…ん」
大淀「(同じですね…)」フフッ
125: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/11/17(木) 20:20:54.57 ID:l0yCT83oo
~式も挙げて数週間後、提督の部屋~
ドアガチャ
瑞鶴「おかえりっ!」
提督「…ただいま」
ドアガチャ
瑞鶴「おかえりっ!」
提督「…ただいま」
126: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/11/17(木) 20:25:16.51 ID:l0yCT83oo
瑞鶴「ふふん……今日は…」
提督「今日は?」
瑞鶴「じゃーん!肉じゃがだよ!」
提督「…瑞鶴、料理できたんだよな」
瑞鶴「ここ数週間、頑張ったと思うんだけど…」
提督「…いや、何か。そのな」
瑞鶴「?」
提督「肉じゃがって、憧れるから」
瑞鶴「…どういうこと?」
提督「…あぁもう、あれだ……あれ!」
提督「好きな人に作ってもらう肉じゃがって、憧れだよなっ!」
瑞鶴「………」
提督「…」
瑞鶴「…そ、そっかぁ。憧れかぁ……」エヘヘ
提督「……お、おぅ」
提督「今日は?」
瑞鶴「じゃーん!肉じゃがだよ!」
提督「…瑞鶴、料理できたんだよな」
瑞鶴「ここ数週間、頑張ったと思うんだけど…」
提督「…いや、何か。そのな」
瑞鶴「?」
提督「肉じゃがって、憧れるから」
瑞鶴「…どういうこと?」
提督「…あぁもう、あれだ……あれ!」
提督「好きな人に作ってもらう肉じゃがって、憧れだよなっ!」
瑞鶴「………」
提督「…」
瑞鶴「…そ、そっかぁ。憧れかぁ……」エヘヘ
提督「……お、おぅ」
127: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/11/17(木) 20:28:51.28 ID:l0yCT83oo
~食事中~
提督「」パクッ
瑞鶴「…ど、どう?」
提督「…」モグモグ
ゴックン
提督「…美味しい」ニシシ
瑞鶴「良かった」ニシシ
提督「…」パクパク
瑞鶴「…ねぇ、提督さん」
提督「……んっ?」モグモグ
瑞鶴「……いつ、するの?」
提督「」ブーーーッ
提督「」パクッ
瑞鶴「…ど、どう?」
提督「…」モグモグ
ゴックン
提督「…美味しい」ニシシ
瑞鶴「良かった」ニシシ
提督「…」パクパク
瑞鶴「…ねぇ、提督さん」
提督「……んっ?」モグモグ
瑞鶴「……いつ、するの?」
提督「」ブーーーッ
128: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/11/17(木) 20:31:45.79 ID:l0yCT83oo
瑞鶴「あっ、汚っ…」
提督「…んなっ、何言って」ゲホゴホ
瑞鶴「だ、だって!初夜?だっけ、なにも無かったし!ケッコンの時だっt」
提督「OK、落ち着け瑞鶴」
瑞鶴「落ち着いてるわよ。ただ今は提督さんg」
提督「今 は 食 事 中 で す 」
瑞鶴「…ごめんなさい」
提督「…んなっ、何言って」ゲホゴホ
瑞鶴「だ、だって!初夜?だっけ、なにも無かったし!ケッコンの時だっt」
提督「OK、落ち着け瑞鶴」
瑞鶴「落ち着いてるわよ。ただ今は提督さんg」
提督「今 は 食 事 中 で す 」
瑞鶴「…ごめんなさい」
129: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/11/17(木) 20:38:28.60 ID:l0yCT83oo
~食事後~
提督「ごちそうさま。美味しかったよ」
瑞鶴「ありがと。それじゃ提督さん」
提督「ん?」
瑞鶴「し…しっし…しよっか」スススス
提督「落ち着こう。まだ食事終わって1分経ってない」ガシッ
瑞鶴「ま、またそうやって逃げるんだから……」グググ
提督「逃げるとか逃げないとか…」グググ
瑞鶴「提督さんは、嫌なの?」
提督「…嫌じゃ、ない。けど」
瑞鶴「けど?」
提督「食べたあと運動すると腹痛くなるから。また今度な」
瑞鶴「」プクー
提督「ごちそうさま。美味しかったよ」
瑞鶴「ありがと。それじゃ提督さん」
提督「ん?」
瑞鶴「し…しっし…しよっか」スススス
提督「落ち着こう。まだ食事終わって1分経ってない」ガシッ
瑞鶴「ま、またそうやって逃げるんだから……」グググ
提督「逃げるとか逃げないとか…」グググ
瑞鶴「提督さんは、嫌なの?」
提督「…嫌じゃ、ない。けど」
瑞鶴「けど?」
提督「食べたあと運動すると腹痛くなるから。また今度な」
瑞鶴「」プクー
130: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/11/17(木) 20:46:08.76 ID:l0yCT83oo
提督「そう膨れるなよ」
瑞鶴「」プクー
提督「…怒ってる?」
瑞鶴「」ツーン
提督「(どうすれば……)」
瑞鶴「……ぁ」
提督「…?」
瑞鶴「…その、提督さん」ソワソワ
瑞鶴「どうした」
瑞鶴「…今日、さ。お菓子貰ったんだ」ドキドキ
提督「お菓子?」
瑞鶴「この前のが余ったって、加賀さんから」スッ
提督「(…ポッキーだよな。これ)」
提督「…あ」
瑞鶴「」プクー
提督「…怒ってる?」
瑞鶴「」ツーン
提督「(どうすれば……)」
瑞鶴「……ぁ」
提督「…?」
瑞鶴「…その、提督さん」ソワソワ
瑞鶴「どうした」
瑞鶴「…今日、さ。お菓子貰ったんだ」ドキドキ
提督「お菓子?」
瑞鶴「この前のが余ったって、加賀さんから」スッ
提督「(…ポッキーだよな。これ)」
提督「…あ」
131: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/11/17(木) 20:48:07.04 ID:l0yCT83oo
瑞鶴「あ、あのさ、提督さん」
提督「…回りくどいぞ」クスッ
瑞鶴「…そっかな」
提督「あぁ。少女マンガレベルだ」
瑞鶴「……いい?」
提督「…ん」
チュッ
提督「…回りくどいぞ」クスッ
瑞鶴「…そっかな」
提督「あぁ。少女マンガレベルだ」
瑞鶴「……いい?」
提督「…ん」
チュッ
143: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/12/13(火) 17:09:15.84 ID:FafvSijFo
~書く前に注意事項~
このお話には
・今思い付いたガバガバ展開
・若干のキャラ崩壊
・覚えたての男子中学生が"ウホッ"っとなる描写
等が含まれております。要するにまぁ…そういうことよね
無理なら見ないでオリョールかドイツに技術技術貰いに行ってらっしゃい
このお話には
・今思い付いたガバガバ展開
・若干のキャラ崩壊
・覚えたての男子中学生が"ウホッ"っとなる描写
等が含まれております。要するにまぁ…そういうことよね
無理なら見ないでオリョールかドイツに技術技術貰いに行ってらっしゃい
144: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/12/13(火) 17:14:10.60 ID:FafvSijFo
~執務室~
提督「~~」パラパラ
コンコンコンコンッ
提督「入れ」
ドアガチャ
曙「…」
提督「曙か。…どうした?」
曙「…用は、無いわ。顔見に来ただけ」
提督「気にしてくれたのか?嬉しいね」
曙「調子乗ったこと言ってると殴るわよ」
提督「」
提督「~~」パラパラ
コンコンコンコンッ
提督「入れ」
ドアガチャ
曙「…」
提督「曙か。…どうした?」
曙「…用は、無いわ。顔見に来ただけ」
提督「気にしてくれたのか?嬉しいね」
曙「調子乗ったこと言ってると殴るわよ」
提督「」
145: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/12/13(火) 17:19:59.02 ID:FafvSijFo
曙「…何見てんのよ。それ」
提督「ん?…これか。今度来る娘の資料」ヒョイ
曙「へぇ…空母なんだ」パシッ
提督「戦艦から設計変えたらしい。また資材が減りそうだ」フフッ
曙「…の割には、嬉しそうじゃない」
提督「仲間が増えるのは、良いことだしな」
曙「………」パラパラ
提督「…なぁ、曙」
曙「……何」パタン
提督「…ここ、おいで」ヒザトントン
曙「……は?」
提督「ん?…これか。今度来る娘の資料」ヒョイ
曙「へぇ…空母なんだ」パシッ
提督「戦艦から設計変えたらしい。また資材が減りそうだ」フフッ
曙「…の割には、嬉しそうじゃない」
提督「仲間が増えるのは、良いことだしな」
曙「………」パラパラ
提督「…なぁ、曙」
曙「……何」パタン
提督「…ここ、おいで」ヒザトントン
曙「……は?」
146: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/12/13(火) 17:27:13.09 ID:FafvSijFo
曙「何言ってんのアンタ」
提督「いや…最近そういうこと無いしなー…って。たまにはほら、な?」
曙「な?じゃないわよ変態。何する気よ」
提督「…俺のイメージどーなってるんだ」
曙「発情期の雄犬よ。馬鹿」
提督「(犬と馬と鹿…キメラか?)…俺は曙に、膝に座っていて欲しい」
曙「知らないわよ。ほら、真面目に仕事したら?」
提督「その資料の確認が今日のお仕事。終わったし、今フリーだぞ?」
曙「……あっそ。」
提督「他の娘との予定も無いし…あー今日暇だなー…誰か……曙が一緒に居てくれないかなー」
曙「…分かった。分かったわよ!座れば良いんでしょ!座れば!」
提督「いや…最近そういうこと無いしなー…って。たまにはほら、な?」
曙「な?じゃないわよ変態。何する気よ」
提督「…俺のイメージどーなってるんだ」
曙「発情期の雄犬よ。馬鹿」
提督「(犬と馬と鹿…キメラか?)…俺は曙に、膝に座っていて欲しい」
曙「知らないわよ。ほら、真面目に仕事したら?」
提督「その資料の確認が今日のお仕事。終わったし、今フリーだぞ?」
曙「……あっそ。」
提督「他の娘との予定も無いし…あー今日暇だなー…誰か……曙が一緒に居てくれないかなー」
曙「…分かった。分かったわよ!座れば良いんでしょ!座れば!」
147: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/12/13(火) 17:31:45.82 ID:FafvSijFo
曙「」チョコン
提督「」ギュー
曙「いきなり?」
提督「抑えろって方が…無理かな」ナデナデ
曙「……はぁ」ギュー
提督「…背、伸びたか?」
曙「え?」
提督「いや…なんとなく」
曙「言われれば…そうね」
提督「(朧も胸大きくなった…とは言わないでおこう)」
提督「」ギュー
曙「いきなり?」
提督「抑えろって方が…無理かな」ナデナデ
曙「……はぁ」ギュー
提督「…背、伸びたか?」
曙「え?」
提督「いや…なんとなく」
曙「言われれば…そうね」
提督「(朧も胸大きくなった…とは言わないでおこう)」
148: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/12/13(火) 17:36:29.74 ID:FafvSijFo
提督「……ん?」
曙「今度は何よ。クソていt…」
サワッ
曙「くっ!?」
提督「…曙は相変わらずだな」サワサワ
曙「あ…っ…!?…っばっか!何やってんのよ!」ジタバタ
提督「…いや、背と一緒に大きくなったかなって」
曙「余計なお世話よ!」ゴッチーン
提督「(頭突き!?)っ……」
曙「良い気味…」
サワサワ
曙「………アンタ、馬鹿でしょ」
提督「…いや、何か、止まんない」
曙「今度は何よ。クソていt…」
サワッ
曙「くっ!?」
提督「…曙は相変わらずだな」サワサワ
曙「あ…っ…!?…っばっか!何やってんのよ!」ジタバタ
提督「…いや、背と一緒に大きくなったかなって」
曙「余計なお世話よ!」ゴッチーン
提督「(頭突き!?)っ……」
曙「良い気味…」
サワサワ
曙「………アンタ、馬鹿でしょ」
提督「…いや、何か、止まんない」
149: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/12/13(火) 17:47:30.29 ID:FafvSijFo
曙「…服に手入れるって、私じゃなかったらアンタ通報されてるわよ……」
提督「曙は通報しないのか?」サワサワ
曙「っ………。馬鹿じゃないの…」
提督「…あばら浮いてるぞ。飯食ってるか?」スリスリ
曙「心配されるほどじゃないし、食べてる…」
提督「…ブラ変えた?」
曙「聞くなっ!」ゴッチーン
提督「ワブッ……」
曙「今日なんかおかしいわよ…」
提督「二人でじっくりするのは、久しいだから…か?」
曙「ぇ…す、するって…」
提督「…いや、何でもない」
曙「……」ムスッ
提督「…何だ、したかったか?」
曙「ッー!」ブンッ
提督「あぶっ!?」ヒョイッ
提督「曙は通報しないのか?」サワサワ
曙「っ………。馬鹿じゃないの…」
提督「…あばら浮いてるぞ。飯食ってるか?」スリスリ
曙「心配されるほどじゃないし、食べてる…」
提督「…ブラ変えた?」
曙「聞くなっ!」ゴッチーン
提督「ワブッ……」
曙「今日なんかおかしいわよ…」
提督「二人でじっくりするのは、久しいだから…か?」
曙「ぇ…す、するって…」
提督「…いや、何でもない」
曙「……」ムスッ
提督「…何だ、したかったか?」
曙「ッー!」ブンッ
提督「あぶっ!?」ヒョイッ
150: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/12/13(火) 17:54:42.68 ID:FafvSijFo
~数分後~
曙「っ………」プルプル
提督「…(固くなってきた)」コリコリ
曙「………っは……」
提督「(…顔も赤いし、息も荒くなってきた…な)」
カプッ
曙「いっ!?はぁ……っ!」ブルッ
提督「どうだ?」
曙「…耳、やめて……ダメ…」フルフル
提督「何で、好きだろ?こっち触りながら弄られるの」
曙「…ダメ……だからっ……」
提督「説得力無い顔して……」クスクス
スルルッ…ヌルッ
提督「どうする?こっちはもう大丈夫そうだけど」
曙「…………バ…カぁ…っ」
曙「っ………」プルプル
提督「…(固くなってきた)」コリコリ
曙「………っは……」
提督「(…顔も赤いし、息も荒くなってきた…な)」
カプッ
曙「いっ!?はぁ……っ!」ブルッ
提督「どうだ?」
曙「…耳、やめて……ダメ…」フルフル
提督「何で、好きだろ?こっち触りながら弄られるの」
曙「…ダメ……だからっ……」
提督「説得力無い顔して……」クスクス
スルルッ…ヌルッ
提督「どうする?こっちはもう大丈夫そうだけど」
曙「…………バ…カぁ…っ」
152: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/12/24(土) 19:46:57.94 ID:guzDeKEZo
~執務室~
葛城「メリークリスマス!提督!」ドアバァン
提督「うおっ!?ビックリしたっ!?」ビクッ
葛城「何よ、変な事でもしてたの?」
提督「いや、勢い良くドアを開けられたら誰でもビビるぞ……」
葛城「そう?」
提督「えっと、メリークリスマス?」
葛城「うん。はい、これ」
提督「………ありがとう。意外だな」
葛城「何が?」
提督「いや、一応ライバルだろ?」
葛城「瑞鶴先輩の事?」
提督「」コクリ
葛城「メリークリスマス!提督!」ドアバァン
提督「うおっ!?ビックリしたっ!?」ビクッ
葛城「何よ、変な事でもしてたの?」
提督「いや、勢い良くドアを開けられたら誰でもビビるぞ……」
葛城「そう?」
提督「えっと、メリークリスマス?」
葛城「うん。はい、これ」
提督「………ありがとう。意外だな」
葛城「何が?」
提督「いや、一応ライバルだろ?」
葛城「瑞鶴先輩の事?」
提督「」コクリ
153: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/12/24(土) 19:53:48.16 ID:guzDeKEZo
葛城「それは、そうね。ライバルよ。でも」
提督「でも?」
葛城「…悪いことだと思うけど、あなたの事も好きよ。私」
提督「プールで言ってたな。そういえば」
葛城「そういえば!?」バァン
提督「うっ!?」
葛城「けっ…結構恥ずかしかったんだから!勢いでも!」
提督「そりゃ…悪かったよ」
葛城「…返事、もらえる?」
提督「……分かった」
葛城「………」
提督「……好きだよ。葛城」
葛城「っ……!」
提督「…何かアレだな。ロマンチックだな」クスクス
葛城「っそ……そう、ね」
提督「でも?」
葛城「…悪いことだと思うけど、あなたの事も好きよ。私」
提督「プールで言ってたな。そういえば」
葛城「そういえば!?」バァン
提督「うっ!?」
葛城「けっ…結構恥ずかしかったんだから!勢いでも!」
提督「そりゃ…悪かったよ」
葛城「…返事、もらえる?」
提督「……分かった」
葛城「………」
提督「……好きだよ。葛城」
葛城「っ……!」
提督「…何かアレだな。ロマンチックだな」クスクス
葛城「っそ……そう、ね」
154: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/12/24(土) 19:56:44.91 ID:guzDeKEZo
提督「……ん?」
葛城「何?」
提督「…」ジー
葛城「やっ、何お腹見てるのよ!」
提督「ちょっと待ってろ」ガサゴソ
葛城「………?」
提督「あ、そこ横になってて、ソファーで」
葛城「え…もう?」カアァァ
提督「違うわっ!」
葛城「何?」
提督「…」ジー
葛城「やっ、何お腹見てるのよ!」
提督「ちょっと待ってろ」ガサゴソ
葛城「………?」
提督「あ、そこ横になってて、ソファーで」
葛城「え…もう?」カアァァ
提督「違うわっ!」
155: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/12/24(土) 19:58:59.11 ID:guzDeKEZo
~数分後~
提督「お待たせ、始めるか」
葛城「え?何を?」
提督「へそ掃除」
葛城「…え、おへそ?」
提督「そう。おへそ」
提督「お待たせ、始めるか」
葛城「え?何を?」
提督「へそ掃除」
葛城「…え、おへそ?」
提督「そう。おへそ」
156: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/12/24(土) 20:02:41.20 ID:guzDeKEZo
提督「普段掃除してないな?」
葛城「あ…あまり意識してないかも」
提督「…垢が見えた」
葛城「言わなくていいからっ!」マッカッカ
葛城「あ…あまり意識してないかも」
提督「…垢が見えた」
葛城「言わなくていいからっ!」マッカッカ
157: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/12/24(土) 20:11:28.13 ID:guzDeKEZo
提督「はい、仰向けになって」
葛城「……どうするの?」
提督「教えるから、今度から自分でやれよ?……この液体を…」
葛城「……ベビーオイルじゃない」
提督「…この棒に……」
葛城「綿棒でしょ……変な言い方しないで」
提督「…綿棒の先につけて」
提督「ゆっくり拭き取る」
ピトッ
葛城「冷たっ……」
提督「ん?ごめん、ちょっと我慢してくれ」
葛城「……どうするの?」
提督「教えるから、今度から自分でやれよ?……この液体を…」
葛城「……ベビーオイルじゃない」
提督「…この棒に……」
葛城「綿棒でしょ……変な言い方しないで」
提督「…綿棒の先につけて」
提督「ゆっくり拭き取る」
ピトッ
葛城「冷たっ……」
提督「ん?ごめん、ちょっと我慢してくれ」
158: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/12/24(土) 20:26:12.76 ID:guzDeKEZo
提督「………」フキフキ
葛城「……ねぇ」
提督「?」
葛城「何か……変な感じするんだけど…」
提督「…ごめん。ちょっと力、強かったかな」
葛城「……ここ、ぴりぴりするの」マタオサエ
提督「…強くし過ぎたか。ごめん」
葛城「……今、クリスマスイブじゃない?」
提督「(……無駄に色っぽい顔しやがって…)」
葛城「………」
提督「………今、掃除中だぞ」コシコシ
葛城「…変な気分にさせたのは、そっちじゃない」
提督「…はい。おしまい」ポンポン
葛城「……うん」
提督「…部屋に戻って良いぞ」
葛城「…………」
ギュウ
提督「………初めては瑞鶴にやるんじゃなかったのか」ギュッ
葛城「…それは、そうだけど」
葛城「……ねぇ」
提督「?」
葛城「何か……変な感じするんだけど…」
提督「…ごめん。ちょっと力、強かったかな」
葛城「……ここ、ぴりぴりするの」マタオサエ
提督「…強くし過ぎたか。ごめん」
葛城「……今、クリスマスイブじゃない?」
提督「(……無駄に色っぽい顔しやがって…)」
葛城「………」
提督「………今、掃除中だぞ」コシコシ
葛城「…変な気分にさせたのは、そっちじゃない」
提督「…はい。おしまい」ポンポン
葛城「……うん」
提督「…部屋に戻って良いぞ」
葛城「…………」
ギュウ
提督「………初めては瑞鶴にやるんじゃなかったのか」ギュッ
葛城「…それは、そうだけど」
159: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/12/24(土) 20:31:19.19 ID:guzDeKEZo
提督「………だけど?」
葛城「途中までは、良いでしょ?」
提督「途中まで……」グラッ
葛城「………ね」
提督「」グラグラ
瑞鶴「途中まで………何するの?」
葛城「」ビクゥッ
提督「!?」
葛城「途中までは、良いでしょ?」
提督「途中まで……」グラッ
葛城「………ね」
提督「」グラグラ
瑞鶴「途中まで………何するの?」
葛城「」ビクゥッ
提督「!?」
160: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2016/12/24(土) 20:35:14.08 ID:guzDeKEZo
提督「えっ、あ」
葛城「ず、瑞鶴せんぱっ」
瑞鶴「…聖夜に…そういうことしちゃうんだ…」
提督「………」
葛城「………」
瑞鶴「…流星改の用意、できてるわよ?」
この後全力で謝り倒した
葛城「ず、瑞鶴せんぱっ」
瑞鶴「…聖夜に…そういうことしちゃうんだ…」
提督「………」
葛城「………」
瑞鶴「…流星改の用意、できてるわよ?」
この後全力で謝り倒した
164: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2017/01/04(水) 00:02:21.32 ID:HrAsHgJCo
~提督の部屋~
提督「……」パラパラ
神通「……」ソワソワ
提督「?」カリカリ
神通「………ぁ」
提督「どうした?神通」
神通「っ!」ビクッ
提督「何か…あったか?」
神通「ぃぇ……」フルフル
提督「(薄い本がチラ見え…いや、それはないな)」
カリカリ ペラッ カリカリ
提督「……」パラパラ
神通「……」ソワソワ
提督「?」カリカリ
神通「………ぁ」
提督「どうした?神通」
神通「っ!」ビクッ
提督「何か…あったか?」
神通「ぃぇ……」フルフル
提督「(薄い本がチラ見え…いや、それはないな)」
カリカリ ペラッ カリカリ
165: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2017/01/04(水) 00:09:29.90 ID:HrAsHgJCo
神通「…あ」
提督「……?」チラ
神通「………」サッ
提督「…何だ。後ろめたい事か?」
神通「ち、違っ……ぃ、ます」
提督「なら、遠慮はいらないだろ?」
神通「……あの…その…とても、恥ずかしくて……」
提督「おう、どんな話でも来い。バッチリ受け止めて……」
神通「結婚、して…くだ……さぃ……」
提督「………………」
神通「………」ブルブル
提督「…………え?」
神通「」ビクッ
提督「…け、っこ…ん?」
神通「ごめんなさい…ダメ、ですよね」
提督「な訳無い!」
神通「っ…!」ビクッ
提督「あ、ごめん…その、気づかなくて。ありがとう」
神通「…………」
提督「あぁ。結婚しよう。神通」
提督「……?」チラ
神通「………」サッ
提督「…何だ。後ろめたい事か?」
神通「ち、違っ……ぃ、ます」
提督「なら、遠慮はいらないだろ?」
神通「……あの…その…とても、恥ずかしくて……」
提督「おう、どんな話でも来い。バッチリ受け止めて……」
神通「結婚、して…くだ……さぃ……」
提督「………………」
神通「………」ブルブル
提督「…………え?」
神通「」ビクッ
提督「…け、っこ…ん?」
神通「ごめんなさい…ダメ、ですよね」
提督「な訳無い!」
神通「っ…!」ビクッ
提督「あ、ごめん…その、気づかなくて。ありがとう」
神通「…………」
提督「あぁ。結婚しよう。神通」
166: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2017/01/04(水) 00:18:27.52 ID:HrAsHgJCo
~数分後~
神通「提督、これに、サインを…」
提督「ん…(もう神通の所に名前…)」
神通「その後、大淀さんの所に…行きましょう」
提督「…大分調べたんだな」
神通「ぁ……いえ、その……」カアァァ
提督「…ありがとう。そんな考えてくれて」
神通「……はい。どう、いたしまして…」コクリ
神通「提督、これに、サインを…」
提督「ん…(もう神通の所に名前…)」
神通「その後、大淀さんの所に…行きましょう」
提督「…大分調べたんだな」
神通「ぁ……いえ、その……」カアァァ
提督「…ありがとう。そんな考えてくれて」
神通「……はい。どう、いたしまして…」コクリ
167: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2017/01/04(水) 00:34:43.25 ID:HrAsHgJCo
~数十分後~
大淀「…はい。確認しました。記入漏れも無いですし……。ご結婚、おめでとうございます。提督」
提督「…ありがとう」
大淀「神通さんも」
神通「ありがとう…ございます」
大淀「後は、こちらでやっておきますね」
提督「あぁ。頼んだ。ありがとう」
大淀「いえ、仕事ですから」
提督「それじゃ、行こうか」
神通「………はい」
スタスタ
大淀「…羨ましい……」ボソッ
明石「焼きもちですか?」
大淀「っ!?」バッ
明石「いい人ですしね。提督」クスクス
大淀「い、いえ、そういう訳じゃ…」
明石「いっそ、凄い浮気でもしてくれれば、そっちに意識が逸れて楽なんでしょうけどね。」
大淀「明石さんも、ですか?」
明石「いえいえ!そんな訳無いじゃないですか!」ケラケラ
大淀「(凄い浮気…ですか、でも、それでも…どうでしょうか)」
大淀「…はい。確認しました。記入漏れも無いですし……。ご結婚、おめでとうございます。提督」
提督「…ありがとう」
大淀「神通さんも」
神通「ありがとう…ございます」
大淀「後は、こちらでやっておきますね」
提督「あぁ。頼んだ。ありがとう」
大淀「いえ、仕事ですから」
提督「それじゃ、行こうか」
神通「………はい」
スタスタ
大淀「…羨ましい……」ボソッ
明石「焼きもちですか?」
大淀「っ!?」バッ
明石「いい人ですしね。提督」クスクス
大淀「い、いえ、そういう訳じゃ…」
明石「いっそ、凄い浮気でもしてくれれば、そっちに意識が逸れて楽なんでしょうけどね。」
大淀「明石さんも、ですか?」
明石「いえいえ!そんな訳無いじゃないですか!」ケラケラ
大淀「(凄い浮気…ですか、でも、それでも…どうでしょうか)」
168: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2017/01/04(水) 00:37:22.97 ID:HrAsHgJCo
~数週間後、執務室~
雷「どう司令官!雷が1番頑張ったんだから!」ドヤッ
提督「おぉ、頑張ったな」ナデナデ
雷「~~♪」
神通「………」ハッ
雷「どう司令官!雷が1番頑張ったんだから!」ドヤッ
提督「おぉ、頑張ったな」ナデナデ
雷「~~♪」
神通「………」ハッ
169: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2017/01/04(水) 00:44:04.32 ID:HrAsHgJCo
~数日後、執務室~
提督「出撃、お疲れ様。凄い戦果じゃないか」
神通「いえ…こんな私でも、提督のお役にたてて……」ソワソワ
提督「それじゃ入渠して、後はゆっくり休んでおいで」
神通「…え」
提督「ん?あ、今日の執務か?大丈夫だ。もう残り少ないし…」
神通「いえ…その……」
提督「…?」
神通「……大丈夫、です。少し、休んできますね」シュン
提督「……あ、待ってくれ」ガタッ
神通「?」
スタスタ
ギュッ
神通「!」ピクッ
提督「…これで、良いかな?」
神通「……はい」ギュッ
提督「出撃、お疲れ様。凄い戦果じゃないか」
神通「いえ…こんな私でも、提督のお役にたてて……」ソワソワ
提督「それじゃ入渠して、後はゆっくり休んでおいで」
神通「…え」
提督「ん?あ、今日の執務か?大丈夫だ。もう残り少ないし…」
神通「いえ…その……」
提督「…?」
神通「……大丈夫、です。少し、休んできますね」シュン
提督「……あ、待ってくれ」ガタッ
神通「?」
スタスタ
ギュッ
神通「!」ピクッ
提督「…これで、良いかな?」
神通「……はい」ギュッ
170: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2017/01/04(水) 00:46:41.86 ID:HrAsHgJCo
~入渠ドック~
神通「………♪」
瑞鶴「神通さん、何か嬉しそうね」
加賀「今日の戦果から考えれば自然な事よ。貴女も精進なさい」
瑞鶴「…はーい」
神通「………♪」ニコニコ
神通「………♪」
瑞鶴「神通さん、何か嬉しそうね」
加賀「今日の戦果から考えれば自然な事よ。貴女も精進なさい」
瑞鶴「…はーい」
神通「………♪」ニコニコ
171: 名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI 2017/01/04(水) 00:47:49.42 ID:HrAsHgJCo
おしまい!
待たせてごめんね?(´・ω・`)蒼龍はまぁ…そう、そうねぇ…時間かかりそう?
待たせてごめんね?(´・ω・`)蒼龍はまぁ…そう、そうねぇ…時間かかりそう?