Business Insiderは6日(現地時間)、米国の野村證券に務めるアナリストのジェフリー・クヴァール氏およびグレゴリー・マクニフ氏によって、年内に発売される「iPhone 8」の販売台数に関する最新の予測が発表されたことを報じています。
「iPhone 8」のコンセプト画像
現在、「iPhone 8は、かつて7450万台という記録的な販売記録を樹立した「iPhone 6」シリーズをも上回り、発売直後の3ヶ月間において最大8000万台を売り上げる」との予測が、アナリスト界隈において概ねの一致をみていますが、クヴァールおよびマクニフの両氏は今回、さらに “前向き” な見通しを明らかにしました。
両氏によると、iPhone 6シリーズの発売は、AndroidスマートフォンなどからiPhoneへの大々的な “鞍替え” を誘発し、iOSプラットフォームのユーザー基盤を最大35%ほど増大させたほか、その後に発売された「iPhone 6s」および「iPhone 7」シリーズによって、さらにおよそ5~10%の拡大に成功している模様。
iPhone 6が発売された当時と比較して、45~50%ほど肥大したユーザー基盤が存在する状況において発売されるiPhone 8は、2017年内に最大8600万台を売り上げる見込みとのことです。
また、iPhone 6sおよびiPhone 7シリーズへの機種変更を見送ったiPhone 6シリーズの所有者が、iPhone 8にとって潜在的な最大の購入層になるとされています。
なお、iPhone 8においては、フレキシブル有機ELディスプレイの搭載や完全なベゼルレス化の達成のほか、物理ホームボタンの廃止にガラス素材製の筐体の採用など、iPhone 6以来では初となるフォームファクタの大刷新が図られる見通しです。
iPhoneシリーズに限った話ではなく、人気シリーズの販売予測が実際の数字よりも大きく発表されるケースはしばしば散見されるものですが、ここ数年、劇的な変化に飢えていたiPhoneファンの期待の大きさを察するに、iPhone 8は予測に違わぬ人気を博することとなりそうです。
[Business Insider via 9to5Mac]
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やったー(≧▽≦)☆ 1コメだぁ~