米Amazonは6日(現地時間)、同社の開発するバーチャルアシスタントシステム「Alexa」が、独フォルクスワーゲン製の車載システムに搭載されることを発表しました。
米国の大手自動車メーカーであるフォード・モーターが、自社の車載システムにAlexaを統合することを発表したばかりですが(過去記事)、ドイツの自動車産業における雄であるフォルクスワーゲンも、新たにAmazonと手を組む道を選択しました。
車載システムにAlexaが組み込まれることにより、自宅に居ながらにして、車両の燃料の残量を確認したり、カーナビに目的地を設定したりすることなどが可能となるほか、運転中にあっては、自宅の照明や家電機器の操作をすることも可能になるとされています。
また今回、Alexaが統合された車載システムの提供時期などについては明らかにされませんでしたが、計画の詳細については後日改めて発表されるとのこと。
なお、2020年頃には自動運転車の実用化も期待されていますが、SF映画などの世界にしか存在しなかった “AIによって完全に制御される自動車” も、(技術的には)決して遥かな夢物語であるとは言えなくなってきたように思われます。
[Amazon via Android Police]
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