9460461小室哲哉がテレビ番組で、自身がプロデュースしたアーティストが席巻した1990年代の音楽シーンを振り返った。バブル崩壊後の日本の音楽シーンを席巻した小室だったが、「これほどやられた感はない」と思わせたアーティストが98年末にブレークした・・



小室哲哉が受けた宇多田ヒカル登場の衝撃「これほどやられた感はない」


当時15歳の“帰国子女”宇多田ヒカル(33)だった。

小室は「Automatic」を聞き、プロモーションビデオを見て「新しいな! と思った」と明かし、

「生まれたときから英語と聞いて、これはかなわないな(笑)。最初の『Automatic』? 何がAutomaticなのかな? 何回か歌詞を追っても分からない。何が自動なんだろう?」と笑い話も交えながら、受けた衝撃の大きさを表現。


小室哲哉さん 「マツコの知らない世界」で90年代の音楽シーンを振り返る






そして「作詞の概念も変えられてしまった。僕には『Automatic』というのが出てこなかったんで、出ないってこと自体、クリエーター側からすると『出てこないんだ…。自分は…』となるんですよ。

詞のはめ方とか、ラジオをやっているときのしゃべり方から何から何まで自由で、いいなぁ、うらやましいなぁ。こんな好きにしゃべっていいんだ。この業界で大人になってから、これほどやられた感はない」と当時のことを話していた・・