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1: 名無しで叶える物語(かぶらずし)@\(^o^)/ 2017/01/11(水) 01:31:51.37 ID:ARX2oaEB.net
曜「ふぅ……」

ダイヤ「お疲れのようですわね」

曜「いやぁ~、ちょっとこの頃飛び込みの練習も多くって」

ダイヤ「まあ、それは大変ですわね」

曜「でも、こっちの練習もおろそかにはしないよ。わたしは千歌ちゃんといっしょにやるって決めたんだから!」

ダイヤ「立派ですわ。わたくしも何かお力添えできればよいのですが」

曜「その気持ちだけで十分だよ。ありがとう、ダイヤさん」

2: 名無しで叶える物語(かぶらずし)@\(^o^)/ 2017/01/11(水) 01:32:31.50 ID:ARX2oaEB.net
ダイヤ「ふむ……。確かに飛び込みのことは分かりませんし……。あっ! でも疲れをとるならとっておきの方法を一つ知っていますわ!」

曜「ほんと!? 教えて、教えて!」

ダイヤ「はい! お教えしましょう! その方法とは……」

…………

曜「それでダイヤさんに貸してもらったけれど、本当にこんな音声を聞くだけで疲れがとれるのかなあ」

曜「まっ、せっかくだし試してみよ。それじゃあ再生っと」

5: 名無しで叶える物語(かぶらずし)@\(^o^)/ 2017/01/11(水) 01:34:02.97 ID:ARX2oaEB.net
『こんばんは♪ わたし、ミナリンスキーっていいます♪ 今日はあなたとご一緒させていただきますね♪ よろしくおねがいします♪』

曜(かわいい声だなあ。でも、どこかで聞いたことあるような……)

『それでは、まずは深呼吸してリラックスしましょうね♪ ゆっくりと鼻から息を吸って……』

曜「すぅー……」

『ゆっくりと口から息を吐いて……』

曜「ふぅー……」

『お腹が膨らむのを意識して、もう一度繰り返しましょう♪ 吸ってー……、吐いてー……』

曜「すぅー……、ふぅー……」

曜(こんな感じでいいのかな……)

『その調子ですよ♪ それでは……』

…………

6: 名無しで叶える物語(かぶらずし)@\(^o^)/ 2017/01/11(水) 01:35:03.93 ID:ARX2oaEB.net
曜「ダイヤさん、ダイヤさん!」

ダイヤ「あら、曜さん」

曜「昨日貸してもらった音声聞いてみたんだけどね、わたし、いつのまにか眠っちゃってて、目が覚めたらとってもすっきりした気分だったんだ! おかげで今日は絶好調だよ!」

ダイヤ「それは何よりですわ。よろしければもう少しお貸ししましょうか?」

曜「えっ!? いいの!? ありがとう!」

ダイヤ「いえいえ。私はそれとは別にいくつか所有していますから、礼には及びませんわ」

曜「それならもう少し借りておくね! あっ、もう授業始まっちゃう! それじゃあね!」

ダイヤ「はい、また放課後に」

7: 名無しで叶える物語(かぶらずし)@\(^o^)/ 2017/01/11(水) 01:36:24.74 ID:ARX2oaEB.net
曜「さて、昨日の音声はこのフォルダの中に……、あれ? 昨日は気付かなかったけれど、こっちにもなんか入ってる。なんだろ、これ。ファイル名は……催眠音声?」

曜「催眠って確か相手を眠らせちゃうやつだよね。ってことはこれも同じなのかな。今日はこっちを聞いてみよっと。……セットして、再生っと」

『こんばんは♪ わたし、ミナリンスキーっていいます♪ ……こんな音声を聞いちゃうなんて、あなたはイケないコですね♪ わたしがたっぷりお仕置きしてあげます♪』

曜(ん? どういう意味だろう?)

『それでは、まずは深呼吸からしましょうね♪ ……あなたの気持ちは分かるけれど、もうちょっとだけガマンしてくださいね♪』

曜(あっ、やっぱり昨日とおんなじだね。深呼吸っと……)

…………

10: 名無しで叶える物語(かぶらずし)@\(^o^)/ 2017/01/11(水) 01:38:18.05 ID:ARX2oaEB.net
『……はい。よくできました。これでもう少しですよ。もう少しで……ふふっ♪』

曜(頭がボーっとしてる……。もう眠っちゃいそう……)

『今からあなたは階段を降りていきます。わたしと一緒に、一段、一段と降りていきましょうね。……そして、十段降りたところで、あなたは一番下にたどりつきます』

曜(階段……降りる……)

『まずは一段目、ゆーっくりと……』

曜(一段……)

『それから二段目、三段目、急がなくてもだいじょうぶですよ』

曜(二段……三段……)

11: 名無しで叶える物語(かぶらずし)@\(^o^)/ 2017/01/11(水) 01:39:02.26 ID:ARX2oaEB.net
『四段目、五段目、これで半分ですね』

曜(四段……五段……)

『六段目、七段目、あせらないで、落ち着いて』

曜(六段……七段……)

『八段目、九段目、もう少しですよ』

曜(はちだん……きゅうだん……)

『そして……十段目』

曜(じゅう……だ……)

『ふふっ♪ おやすみなさい♪』

…………

12: 名無しで叶える物語(かぶらずし)@\(^o^)/ 2017/01/11(水) 01:40:26.73 ID:ARX2oaEB.net
パチン!

曜「!」

『おはようございます♪ これで準備はできました♪』

曜(あれ? わたし聞いてる途中で眠っちゃって、それで……)

『これであなたは、わたし、ミナリンスキーのおもちゃになりました♪』

曜(え? どういう……)

『もうあなたは自分の意思で身体を動かせませんし、声も出せません♪ わたしが満足するまで付き合ってください♪ ……壊れちゃったら、ごめんね♥』

曜(!? うごかない……!? どうして!?)

『それでは、今からわたしが手をたたきます♪ そうしたら……ふふふっ♪ 言わなくてもあなたのからだが覚えてますよね♪ いきますよ、せーのっ……』

15: 名無しで叶える物語(かぶらずし)@\(^o^)/ 2017/01/11(水) 01:41:51.46 ID:ARX2oaEB.net
パチンッ

曜「んっ……」

曜(からだが……熱い……)

『ふふっ♪ ……それじゃあもう一回……えいっ♪』

パチンッ

曜「んうっ……」

曜(なん……で……)

『これでさいご♪ いくよ♪ せーのっ……』

曜(まっ……)

19: 名無しで叶える物語(かぶらずし)@\(^o^)/ 2017/01/11(水) 01:43:30.59 ID:ARX2oaEB.net
パチンッ!

曜「んあっ……!」

『ふふふっ♪ いやらしい声、わたしにも聞こえちゃったぁ♪ あなたってとってもえっちなんですね♥』

曜(こんなの……おかしい……)

『そんなあなただったら、もうそろそろ我慢できなくなっちゃったかもしれませんね♪ さわりたいところ、あるんですよね♪』

曜(どうすれば……)

『触ってもいいですよ♪ あっ、でも最初はやさしーく、ねっ♥』

曜(!? 手が……勝手に……!?)

23: 名無しで叶える物語(かぶらずし)@\(^o^)/ 2017/01/11(水) 01:44:36.84 ID:ARX2oaEB.net
曜「んっ! んううぅぅぅ……!」

曜(いやあっ! だめっ!)

『どうですか? きもちいい?』

曜「んうっ……! きもちいい…です……。んっ!」

曜(おねがい……とまって……)

『ふふっ♪ そうですよね♪ じゃあ、もっと激しくしてもいいですよ♪ 服の中に手を入れて……』

曜(うそ……やめっ……)

24: 名無しで叶える物語(かぶらずし)@\(^o^)/ 2017/01/11(水) 01:45:39.50 ID:ARX2oaEB.net
曜「んんんっっっ!!!」

『さっきよりずっときもちいいでしょ♪ ほーら、もっと激しく……ねっ♥』

曜「はあっ……はあっ……はぁんっ! んっんっ……!」

曜(だめっ……きちゃう……)

『あっ、一応いっておくけど、勝手にイッちゃだめですよ? お胸だけでイッちゃうなんて、よっぽどの変態さんだけかもしれませんけど♪』

曜「んっんっ……。んうっ! んんぅううっ……!?」

曜(なん……で……)

26: 名無しで叶える物語(かぶらずし)@\(^o^)/ 2017/01/11(水) 01:47:04.54 ID:ARX2oaEB.net
『あれ? もしかしてほんとうに? ……あーあ、わたしが思った以上の変態さんだったんですね♪』

曜(ちがっ……わたしは……)

『だってふつうの女の子はむねを触っただけでそんなことにはなりませんよ? ……おっぱいだけでそんなになっちゃうなんて、あなたは変態さんなんです♥』

曜(わたしは……)

『でもわたし、そんなえっちな女の子、好きですよ♥ ……それじゃあ次はどうしましょうか♪』

曜(…………)

27: 名無しで叶える物語(かぶらずし)@\(^o^)/ 2017/01/11(水) 01:47:59.97 ID:ARX2oaEB.net
『それじゃあ、次はゆっくりと下に手を入れて、なぞるように……』

曜「……ひうっ! んうっ……んうっ……んあうっ!」

『ふふふっ♪ 分かってると思いますけど、イっちゃだめですよ♪』

曜「んっんっ……あぅっ……! うううぅ……!」

『どうですか? きもちいい?』

曜「うぅぅ……きもち……いい……いうっ!」

『んー? もっと大きな声じゃないと、きこえませんよぉ♥』

曜「きもちいい……んうぅっ……きもちいいよぉ……!」クチュクチュ

29: 名無しで叶える物語(かぶらずし)@\(^o^)/ 2017/01/11(水) 01:49:21.90 ID:ARX2oaEB.net
『うふふっ♥ 素直なあなたはと~ってもかわいいですよ♥』

曜「あんっ……! もっと……んっ……もっとぉ……!」クチュクチュ

『ほら♪ もっと激しく、両手を使って……♥』

曜「んんんっ! もう……いうぅっ! むり……いぃぃっ……!」クチュクチュクチュクチュ

『もう我慢できないんですかぁ♪ そうですね……どうしましょうか……♪』

曜「おねがいっ! はやくうぅぅ……うぅんっ! イかせてぇ……!」クチュクチュクチュクチュ

『分かりました♪ あなた、とってもかわいいから特別ですよ?』

30: 名無しで叶える物語(かぶらずし)@\(^o^)/ 2017/01/11(水) 01:51:02.57 ID:ARX2oaEB.net
『それじゃあ今から3つ数えますね♪ これがゼロになったとき、あなたはと~ってもきもちよくなっちゃいますよ♪ ……いきますよ? さーんっ♪』

曜「んっ! んうぅぅ……はやくぅ……」クチュクチュクチュクチュ

『にーいっ♪』

曜「やっ……! だっ……だめっ……んうううっ! 」クチュクチュクチュクチュ

『いーちっ♪』

曜「んあぁっ! き……きちゃう……うぅんっ! きもちいいの……きちゃ……あっ」クチュクチュクチュクチュ

『ふふふっ♪ ……ぜーろっ♪』

曜「んんんうううぅぅぅぅっっっ!!!!!」

『……イッちゃいましたね♪ かーわいい♪ きもちよかったですか?』

曜「はあっ……はあっ……はあっ……」

『またきもちよくなりたかったらいつでもいらしてくださいね♪ といっても、もう聞こえてないかもしれませんけど♪ うふふっ♪ ……それでは、さようなら♪』

31: 名無しで叶える物語(かぶらずし)@\(^o^)/ 2017/01/11(水) 01:52:05.27 ID:ARX2oaEB.net
…………

曜「ダイヤさん、これ……」

ダイヤ「あら、もうよろしいんですの?」

曜「うん。そ、それでね、フォルダの中に……その……」

ダイヤ「ん? なんですの?」

曜「さ、催眠音声ってファイルがあって……」

ダイヤ「えっ……」

曜「それで、聞いてみたら、その、え、えっちなやつが……」

ダイヤ「…………」

32: 名無しで叶える物語(かぶらずし)@\(^o^)/ 2017/01/11(水) 01:54:27.56 ID:ARX2oaEB.net
曜「あの、ごめんね」

ダイヤ「……ああ、ああ」

曜「だ、ダイヤさん?」

ダイヤ「……わたくしのこと、幻滅なさいましたわよね」

曜「え!? そ、そんなことないよ!」

ダイヤ「隠さなくともよいのです。どうか他の方々には内緒にして頂けませんか?」

曜「ほんとに違うってば! それに、わたしも、結局、さいごまで……」

ダイヤ「えっ? よ、曜さんも?」

曜「う、うん。それでさ、その、もしよかったら、なんだけど、……ああいうのって他にもあるのかな……?」

33: 名無しで叶える物語(かぶらずし)@\(^o^)/ 2017/01/11(水) 01:55:56.17 ID:ARX2oaEB.net
ダイヤ「他に?」

曜「……うん。あっ! べ、べつに変な意味じゃなくてね!? え、えっちなのがとかじゃなくて、そ、その、声がかわいいなぁ、とか、思ったり、して、その……」

ダイヤ「…………」

曜「あっ、だから、ほかにも、あったりするのかな、なんて、はは、ははは……!」

ダイヤ「……今週末、空いていますか?」

曜「えっ!? う、うん!」

ダイヤ「わたくしの家まできてください。いろいろとお話ししましょう。……もちろん、あのような音声のことも」

曜「あ、ありがとう! 必ず行くからね! それじゃあ、また放課後に!」

ダイヤ「はい」



ダイヤ「……ふぅ。危ないところでしたわ。ですが、曜さんも……」

ダイヤ「ふふっ、週末が楽しみですわ」

35: 名無しで叶える物語(かぶらずし)@\(^o^)/ 2017/01/11(水) 01:57:38.35 ID:ARX2oaEB.net
とりあえず、以上です。
お付き合い頂きありがとうございました。