15歳はるかぜちゃん、「11歳の哲学者」に助言
15歳はるかぜちゃん、「11歳の哲学者」に助言 「全て悟ったように語るのは早すぎる」 - https://t.co/keep10QddJ pic.twitter.com/etnCv91Gtv
— J-CASTニュース (@jcast_news) 2017年1月12日
春名風花さんは。2017年1月11日のツイッターで、芭旺君に向けて「全て悟ったように語るのは君にはまだ早すぎる」などと呼び掛けた。
「小学生の哲学者」として知られる中島芭旺くん
問題の春名風花さんのツイート
おはようございます
— はるかぜちゃん (@harukazechan) 2017年1月11日
西野さんのところで何度かお見かけしています
春名風花といいます
前から、君に会えたら話したいなと思っていたことを書きます
いまは嫌がらせもたくさんきていると思うので
気持ちが落ち着いたころに、ゆっくり読んでもらえればいいなと思います。 @bao829
いじめは犯罪です。
— はるかぜちゃん (@harukazechan) 2017年1月11日
犯罪者から逃げて自分を守ろうとしたこと、
勇気を出してその想いを
お母さんに言えたことは
とても大切で素晴らしいことです。@bao829
けれど、たった1つの学校と合わなかったというだけで
— はるかぜちゃん (@harukazechan) 2017年1月11日
学校や集団生活をあきらめて
全て悟ったように語るのは
君にはまだ早すぎると思います。@bao829
世の中には学校教育そのものや、学校を良くしようと頑張っている人がいる。
— はるかぜちゃん (@harukazechan) 2017年1月11日
そして、今も逃げずにいじめと闘っている人たちがいることを
君は知っていますか。@bao829
君は、今もこの日本で
— はるかぜちゃん (@harukazechan) 2017年1月11日
多くのフリースクールの先生方や
そこに通っている生徒達や卒業生が
既存の学校教育の数々の問題点と向き合いながら
決して集団生活から逃げず
同じ年頃の仲間と協力して助け合い
より良い学校をつくる為に、どれだけ日々模索している人達がいるのか @bao829
既存の公立の学校に通い
— はるかぜちゃん (@harukazechan) 2017年1月11日
いじめと闘いながらも
それでも、自分達の通う学校を
少しでも良くしようと頑張っている人達が、どれほどたくさんいるのか知っていますか。
また、そういう人達のところへ行って
実際に話を聞いて
見て、知って、考えようとしたことはありますか。@bao829
世界は限りなく広く
— はるかぜちゃん (@harukazechan) 2017年1月11日
学校も生徒も星の数ほどいて
君と一緒に学校で学ぼうとする子供達も
現状の学校教育に対して同じ考えを持っている子供達もたくさんいるのに
君はなぜいつまでも、大人の中でしか遊ぼうとしないのですか。@bao829
親と、持ち上げてくれる大人達の中だけでは
— はるかぜちゃん (@harukazechan) 2017年1月11日
学べないものがたくさんあります。
そして、君の貴重な子供時代は
後からどれだけ懐かしく感じようとも
もう二度と戻ることのない、大切な時間。@bao829
彼らは君をチヤホヤしてくれる事もなければ、特別視もしない。
— はるかぜちゃん (@harukazechan) 2017年1月11日
本の売り上げや知名度upに貢献してくれる事もない。
もしかしたら、君と君のまわりの大人達には、何の役にもたたない
なんの価値もない、つまらない人間達に見えるかも知れません。@bao829
けれど、それこそがぼくは
— はるかぜちゃん (@harukazechan) 2017年1月11日
君に見て、知って、考えて欲しいものなのです。@bao829
良かったら、まだ君の見たことのない
— はるかぜちゃん (@harukazechan) 2017年1月11日
いろんな学校で学ぶ、同じ年頃の子供達に会ってみませんか?
1人でどこへでも行って、誰にでも会えて、何でもできる君だからこそ
君がまだ知らないたくさんの子供達に、いま一番、会ってみて欲しいのです。@bao829
いったいなぜ、ここまで厳しいメッセージを送ったのか。その理由について、はるかぜちゃんは後のツイートで、芭旺君と同じような経験をしてきた自分にしか「かけられない言葉があると思ったから」だと説明している。
ぼくも大人達の中で育ちました。
— はるかぜちゃん (@harukazechan) 2017年1月11日
大人達はいろんな事を知っていて
人間性も素晴らしく経験も豊かなので
毎日、刺激と学びが多くて楽しかったです。
けれどそこで欠落していて
どうしても埋められない部分は、絶対にある。
それは学校の仲間が埋めてくれました。
— はるかぜちゃん (@harukazechan) 2017年1月11日
どれだけ多くの素晴らしい大人達に囲まれていても、ぼくにとってそれは
絶対に必要だった時間でした。
まわりの大人達は彼の判断に従うだけじゃなく
今しか経験出来ない、子ども社会の必要性を
もっと真剣に話してあげて欲しいと思います。
どう思ってくれても構いません。
— はるかぜちゃん (@harukazechan) 2017年1月11日
ぶっちゃけめんどくさいし放っておこうとか
どうせ他人だからどうなってもいいし別にいいかー!って何度も思いました。
ただ、性格的に見て見ぬふりが嫌だったのと
同じ年頃の時に大人の中にいたぼくにしか
かけられない言葉があると思ったから
書いただけです。 https://t.co/b1dzqsAImU
違います。もう一度読んでください。
— はるかぜちゃん (@harukazechan) 2017年1月11日
いじめっ子のいる学校に行く必要は一切ありません。
けれどまだ11歳。
たった1度の経験だけで他の子との交流を捨てるのはもったいない!
きっと友達になれる子はたくさんいます。
同じ年頃の仲間と過ごす時間を諦めないで、と伝えてあげてください。 https://t.co/GAnmQkRvWO
こうしたはるかぜちゃんの一連の投稿には、「すごく核心を突いてる」「本当に大切なことだと思います」と好意的な反応が相次いでいる。
なお、当の芭旺君は12日夕時点で、はるかぜちゃんからのメッセージに対し、ツイッター上では反応を示していない。
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