モノクロバージョンは想像以上に生々しかった!映画「マッドマックス怒りのデスロード・ブラック&クロームエディション」
マッドマックス 怒りのデス・ロード ブラック&クロームエディション
タイトルが長いね!というわけで、2016年のアカデミー賞で12部門にノミネート、その内6部門を受賞という大ヒット映画「マッドマックス 怒りのデス・ロード」のモノクロバージョンが公開されました。”2015年の劇場公開当時から存在が噂され、監督のジョージ・ミラー本人をして「最高のバージョン」と言わしめる”と言われてきた伝説のバージョン「ブラック&クロームエディション」。
私も早速初日の本日観てまいりました。もうね、想像以上に良かったです。
■モノクロの意義
監督が今回のエディションについて述べているコメントを抽出すると、
「マッドマックス2の編集のとき、音楽を担当したブライアン・メイが作業するためにモノクロの映像を観ていた(カラーフィルムの複製は当時高価だったため)が、この時”この映画は白黒が一番だ”と思った」
「白黒だと映像がもっと抽象的になる
「色の情報が少ないとなぜか魅力的」
「実際に”怒りのデスロードも”何カ所かをモノクロで観てみたが、感激した」
「(白黒にしたことで)映えるシーンもあれば、わかりづらくなったシーンもある」
「全体的には一番良いバージョンだと思う」
とのことです。
■映像が生々しいなー
ノーマルのバージョンも一応観てはいるのですが、その上で今日実際に自分で観て感じたことは、
・映像が、より生々しい感じ
モノクロにすることで、CGっぽさが薄まり、よりリアルな映像のように感じたです。
・コントラストがくっきりと出て、より印象的に
明暗のコントラストがくっきりと出ていて、映像の印象が強くなり、脳裏に焼き付く感じが。
以上の2点でしょうか。あと、個人的にノーマルのバージョンが公開された時に祭りに乗り遅れて劇場に足を運ばなかったため、映画館で観るのが初めて。本作はやっぱり劇場で観るべき映画ですね。本当に素晴らしかったですー。
ちなみに今回の公開は「ブラック&クロームエディション」が2月8日(水)にBlue-ray2枚組で発売されるのに合わせたものです。既に本編を観たよという方も、私のように見そこねていた方も、個人的には大推薦。全てのシーンが美しい、全てのキャラ(特にウォーボーイ達)が愛せる、やり過ぎなカーチェイスなど特筆ポイントは数えきれませんが、興味のある方はぜひともご覧あれ!
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