「この塀にこれ以上ぴったり合うイラストなんて存在する?」称賛されていたトルコのストリートアート
この塀にぴったり合うイラストを描くとしたら、どんなものを思い浮かべますか?
トルコのストリートアートが描いた作品が、
「最高にマッチしたグラフィティ(落書き)だ」と称賛されていました。
なんとポパイが元気の源「ほうれん草」の缶を開けているところ!
ほうれん草をイラストではなく、塀の向こうにたまたま生えていた木を活用しているところが見事です。
このポパイに対する、海外掲示板のコメントをご紹介します。
●誰かが気づかずにその木を切ってしまったら悲劇だ。
●きっとブルートがそのブルーの家に住んでいるんだ。
●壁に帽子の部分が加えられているのがいい。
↑きっと95%描き終わったところで、「しまった。絵の比率がいけてない」となったんだ。
●このグラフィティを描いたアーティストは、イスタンブール(トルコ)のセミ・O.K氏だそうだ。
●妻の祖父がポパイの作者だ。今でもこうして人々に好かれているのを見るとうれしいよ。特にアメリカ以外の国でね。
↑確か80年くらい前に亡くなられたが、ここを見せてあげたい。
↑アメリカ以外の人間だが……。
自分はいつも小さなころから野菜が好きで肉が嫌いだった。ひと口の肉を食べるのに要する時間とエネルギーよりも、もっと多くの野菜を食べることができた。
みんなから現実のポパイになりつつあるとからかわれた。
現在の自分はちっともポパイではないが野菜は大好きだよ。そしてもぐもぐ恐竜がほおばるように野菜を口に運ぶのが大好きだ。
言いたいことは、草食の自分がそれほどネガティブなイメージを持たれなかったのは、ほうれん草好きのポパイのおかげ。野菜好きにとって便利な理由をくれたんだ。
●真面目にこういうグラフィティがもっとたくさんあればいいのと思う。こんな風にクリエイティブで才能があって、恐れず、その力をくすっと笑わせるために使いたい。
この手の歩いている途中で笑えたり、笑顔になったりする興味深い絵を愛して止まない。
↑すべては時間と場所だよ。もし誰かが自分の仕事先や家にこれをしたら腹を立てると思う。だから許可を取った上でならどんどんやって欲しい。もし取っていないなら、個人的には公共の器物破損でしかないと思ってる。
ポパイが世に発表(1929年)されてから90年近くが経ちますが、今でも世界中で愛されるキャラクターのようです。
野菜嫌いの子供に食べさせてきた人数を思えば、これほど偉大な作品もありませんね。