日本古来から伝わる「おまじない」
2017年01月15日:20:00
- カテゴリ:風習・文化
1: 天之御名無主 03/01/16 22:54
例:歯が抜けたら屋根の上に投げて「鼠の歯と取り替えろ」と唱えると、丈夫な歯が生えてくる
など、あなたの知っているおまじないを教えて下さい。
など、あなたの知っているおまじないを教えて下さい。
2: 山野野衾 ◆UJr4Al4ZYM 03/01/16 22:55
歯が抜けたら「鼠の歯と替えとくれ」と言って上の歯なら床に、
下の歯なら天井に向けて投げると丈夫な歯が生えて来る。
下の歯なら天井に向けて投げると丈夫な歯が生えて来る。
3: 天之御名無主 03/01/16 22:59
私が知っているのは、上の歯なら雀と、下の歯なら鼠と
「どっちがはやく生えてくるか競争しましょ」と言いながら投げると言うもの。
「どっちがはやく生えてくるか競争しましょ」と言いながら投げると言うもの。
4: とてた 03/01/16 23:01
悪い夢を続けて見るなら、「枕をひっくり返して三回撫でる」。
獏がやってくるそうです。
獏がやってくるそうです。
6: 山野野衾 ◆UJr4Al4ZYM 03/01/16 23:04
「からくれないにみずくくるとは」と唱えながらやると絡まった糸が解ける。
7: 天之御名無主 03/01/16 23:07
>>6
語感的なものなのかな。初めて聞きましたが面白いですね。
ネタもひとつ。
便所のそばには白い南天を植えると悪いことがおこらない。
語感的なものなのかな。初めて聞きましたが面白いですね。
ネタもひとつ。
便所のそばには白い南天を植えると悪いことがおこらない。
9: 山野野衾 ◆UJr4Al4ZYM 03/01/16 23:13
>>7
歌は在原業平朝臣のもの。明治に出雲で言われていたものです。
出掛けに針は使わない(破れているところを繕わない)。出針といい、怪我をするという。
歌は在原業平朝臣のもの。明治に出雲で言われていたものです。
出掛けに針は使わない(破れているところを繕わない)。出針といい、怪我をするという。
13: 天之御名無主 03/01/16 23:21
>>9
怪我をするというのは針で刺してしまうということ?
それとも、ほかに悪いことが降り掛かるという意味ですか?
怪我をするというのは針で刺してしまうということ?
それとも、ほかに悪いことが降り掛かるという意味ですか?
16: 山野野衾 ◆UJr4Al4ZYM 03/01/16 23:28
>>13
勿論事故に遭うということです。一種の類感呪術ですね。
勿論事故に遭うということです。一種の類感呪術ですね。
8: 天之御名無主 03/01/16 23:09
大舞台の前には「人」という字を三回書いて飲み込むと緊張しない、
というのはいつごろからあるおまじない?
「3」という数字は日本っぽいけど。
というのはいつごろからあるおまじない?
「3」という数字は日本っぽいけど。
10: 天之御名無主 03/01/16 23:16
映画「千と千尋の神隠し」であった、千尋と釜ジイがやる「えんがちょ」。
漏れが子供の頃も、似たような事してたけど、これも「おまじない」かな?
漏れが子供の頃も、似たような事してたけど、これも「おまじない」かな?
12: 天之御名無主 03/01/16 23:19
>>10
「えんがちょ」って言葉は知ってるけど、
どういうときに使うか知らないです……教えていただけますか?
千と千尋も観てないもので。
「えんがちょ」って言葉は知ってるけど、
どういうときに使うか知らないです……教えていただけますか?
千と千尋も観てないもので。
24: BB 03/01/18 08:29
>>12
キタナイものを避ける
キタナイものを触った奴が「わー、きたねっ」とか言って自分になすりつけられそうになった時とかに使います
「えんがちょ」と言えばなすりつけられないというルールになっている
キタナイものを避ける
キタナイものを触った奴が「わー、きたねっ」とか言って自分になすりつけられそうになった時とかに使います
「えんがちょ」と言えばなすりつけられないというルールになっている
11: 天之御名無主 03/01/16 23:18
日本のおまじないって、「良いことがおこるように」ってよりは
「悪いことがおこらないように」って方向のものが多い気がするなぁ。
「~~~してはいけない」禁止タイプばっかり浮かんでくる。
例えば、夜に爪を切ってはいけない、とか。
「悪いことがおこらないように」って方向のものが多い気がするなぁ。
「~~~してはいけない」禁止タイプばっかり浮かんでくる。
例えば、夜に爪を切ってはいけない、とか。
18: 天之御名無主 03/01/17 00:51
確かに前向きなおまじないって思い付かないのな。
なんか無いんだろうか。うーん。
なんか無いんだろうか。うーん。
17: ◆pZerrorZ2A 03/01/17 00:14
火災の類焼を防ぐ咒歌
「焼亡は 柿の本まで来れども 赤人なれば そこで人丸」
柿本人麻呂=人麻呂が訛って火止まる、ここから火防の神様に。
「焼亡は 柿の本まで来れども 赤人なれば そこで人丸」
柿本人麻呂=人麻呂が訛って火止まる、ここから火防の神様に。
23: とてた 03/01/17 21:35
いんじゃん(じゃんけん)の前に、
「手の指を組み合わせて相手を覗く」のも、「おまじない」ですかね。
効果は相手の「手」を知るためですが。
「手の指を組み合わせて相手を覗く」のも、「おまじない」ですかね。
効果は相手の「手」を知るためですが。
26: 天之御名無主 03/01/19 02:20
夜に新しいものをおろすとき
「つるかめ」と3回唱えてから使う。
「つるかめ」と3回唱えてから使う。
29: 天之御名無主 03/01/19 18:24
まだ出てないようですが
「痛いの痛いの飛んでけ~」も立派なおまじないですね
「痛いの痛いの飛んでけ~」も立派なおまじないですね
36: 天之御名無主 03/04/07 05:29
メンボウ(目に出来る出来物)
が出来たときによその家で何か物をもらうと良くなるらしい。
なので自分の地元ではメンボウのことを「物貰い」とも呼ぶ。
が出来たときによその家で何か物をもらうと良くなるらしい。
なので自分の地元ではメンボウのことを「物貰い」とも呼ぶ。
37: 天之御名無主 03/04/08 23:29
飼い犬・猫がいなくなってしまった時:
在原行平の和歌
「立ち別れいなばの山のみねに生ふるまつとし聞かば今かへり来む」を紙に書いて、
犬(猫)がいつも使っているごはんの入れ物に貼ると間もなく戻ってくるそうだ。
在原行平の和歌
「立ち別れいなばの山のみねに生ふるまつとし聞かば今かへり来む」を紙に書いて、
犬(猫)がいつも使っているごはんの入れ物に貼ると間もなく戻ってくるそうだ。
41: 天之御名無主 03/04/30 00:44
まじないじゃないかもしれないけど
夜に爪を切ると親の死に目に会えない
夜に爪を切ると親の死に目に会えない
47: 天之御名無主 03/05/03 00:30
>>41
そりは、夜詰めからきてます。
武士の夜勤ですな。
そりは、夜詰めからきてます。
武士の夜勤ですな。
43: 天之御名無主 03/05/02 14:32
夜に笛を吹くと鬼が現れる。
朝蜘蛛を殺すな夜蜘蛛は殺せ。
ってガキの頃に親から教わった。
朝蜘蛛を殺すな夜蜘蛛は殺せ。
ってガキの頃に親から教わった。
46: 天之御名無主 03/05/03 00:22
>>43
うちは朝夜問わず家の中に蜘蛛がいると泥棒が来るから殺すんだと教えられたよ~
うちは朝夜問わず家の中に蜘蛛がいると泥棒が来るから殺すんだと教えられたよ~
212: 天之御名無主 2007/01/22(月) 22:30:37
午後に履物をおろすときは、スミ(多分墨)で汚しておく。
とばあちゃんが言ってた。
とばあちゃんが言ってた。
213: 天之御名無主 2007/07/18(水) 05:05:54
まず、母から聞いたもの。
>>43に似ているが、
「日没後に楽器は鳴らすな、邪が寄って来る。」
「朝の蜘蛛は良い知らせをもたらすものだから殺してはならない、
夜の蜘蛛は悪い知らせをもたらすから殺せ。」
お陰で小学生のときのリコーダーの課題や習っていたピアノの練習も夜はさせてもらえなかった…。
悪いモノがやって来るから、って。
蜘蛛の話は地域で結構変わるものらしいな。
高校のときの友人の家では「朝の蜘蛛を殺せ、夜の蜘蛛は殺すな」と言っていた。
既出だが「夜爪を切ると親の死に目に会えない」
これも母から聞いたな。
母親(私からすると祖母)の死に目に会えなかったときは気にしてたな。
ありえないだろうと思う一方で、その所為だったら悔やみきれないと言っていた。
>>43に似ているが、
「日没後に楽器は鳴らすな、邪が寄って来る。」
「朝の蜘蛛は良い知らせをもたらすものだから殺してはならない、
夜の蜘蛛は悪い知らせをもたらすから殺せ。」
お陰で小学生のときのリコーダーの課題や習っていたピアノの練習も夜はさせてもらえなかった…。
悪いモノがやって来るから、って。
蜘蛛の話は地域で結構変わるものらしいな。
高校のときの友人の家では「朝の蜘蛛を殺せ、夜の蜘蛛は殺すな」と言っていた。
既出だが「夜爪を切ると親の死に目に会えない」
これも母から聞いたな。
母親(私からすると祖母)の死に目に会えなかったときは気にしてたな。
ありえないだろうと思う一方で、その所為だったら悔やみきれないと言っていた。
214: 天之御名無主 2007/07/18(水) 05:06:51
次は祖母ちゃんに聞いたもの。
>>212と類似だが、
「新しい履物は朝おろせ。
夜、どうしても下ろさなければならないときは、鍋底か竈の煤で裏を汚せ。
そうしないと足を怪我する。」
今時、竈がある家ってほとんどないよなw
鍋底に煤がつくようなこともほとんどないだろうし、どうしろって言うんだ…。
もう一つ、危険回避の為のまじないらしいんだが、
何か危ない目にあいそうなとき、
「まんぜろく、まんぜろく、まんぜろく…(リピート)」
と言うと回避できる、と言うもの。
実際祖母ちゃんはよく言ってる。車壁に擦りそうになった時とかw
因みにうちは東北の代々続く農家なんだが、誰かこれの語源か由来か謂れのようなもの知らないか?
祖母ちゃんも何でそういうのか、ってことは知らないらしいんだ。
一瞬、萬歳楽がなまったものかとも思ったんだが、それじゃ意味通じんし…。
誰か聞いたことある奴いない?
つーか、意外にうちってまじない根付いてる…?
すぐに思い出せるだけでこれだけあったよww
しかも、今でも普通に実行されてるし。
>>212と類似だが、
「新しい履物は朝おろせ。
夜、どうしても下ろさなければならないときは、鍋底か竈の煤で裏を汚せ。
そうしないと足を怪我する。」
今時、竈がある家ってほとんどないよなw
鍋底に煤がつくようなこともほとんどないだろうし、どうしろって言うんだ…。
もう一つ、危険回避の為のまじないらしいんだが、
何か危ない目にあいそうなとき、
「まんぜろく、まんぜろく、まんぜろく…(リピート)」
と言うと回避できる、と言うもの。
実際祖母ちゃんはよく言ってる。車壁に擦りそうになった時とかw
因みにうちは東北の代々続く農家なんだが、誰かこれの語源か由来か謂れのようなもの知らないか?
祖母ちゃんも何でそういうのか、ってことは知らないらしいんだ。
一瞬、萬歳楽がなまったものかとも思ったんだが、それじゃ意味通じんし…。
誰か聞いたことある奴いない?
つーか、意外にうちってまじない根付いてる…?
すぐに思い出せるだけでこれだけあったよww
しかも、今でも普通に実行されてるし。
48: 天之御名無主 03/05/03 00:32
寝間着を裏返しに着て寝ると夢に意中の人が現れる
49: 天之御名無主 03/05/05 18:19
くしゃみをしたら、厄除けに「くさめ」と唱える・・・のはおまじない?
『拾芥抄』には、くしゃみをしたときには「休息萬命 急急如律令。」
と唱えるように、とあって「クサメト云ハ是也」とまで書かれている。
それから、『枕草子』を見てると、宮中行事として、随分たくさんのおまじない(?)が登場するよね。
重陽の日に、菊の花に綿をかぶせておいて、その露を長寿の薬として飲むとか、赤ちゃんが生まれたら決まった日に魔よけの「薬玉」をお祝いとして持っていってあげるとか。
でも、こういうのはほとんど中国伝来のものなのかな?
『拾芥抄』には、くしゃみをしたときには「休息萬命 急急如律令。」
と唱えるように、とあって「クサメト云ハ是也」とまで書かれている。
それから、『枕草子』を見てると、宮中行事として、随分たくさんのおまじない(?)が登場するよね。
重陽の日に、菊の花に綿をかぶせておいて、その露を長寿の薬として飲むとか、赤ちゃんが生まれたら決まった日に魔よけの「薬玉」をお祝いとして持っていってあげるとか。
でも、こういうのはほとんど中国伝来のものなのかな?
53: 天之御名無主 03/05/07 00:24
>>49
今でも俗に言われている
「自分に関する噂をされるとくしゃみが出る」は
くさめくさめの名残り。
今でも俗に言われている
「自分に関する噂をされるとくしゃみが出る」は
くさめくさめの名残り。
56: 天之御名無主 03/05/09 22:33
>>53
ナルホドー。外国にも、現在にも、何か共通するものがあるのですね。
厄払いをしたくなるような雰囲気がありますもんね。
ナルホドー。外国にも、現在にも、何か共通するものがあるのですね。
厄払いをしたくなるような雰囲気がありますもんね。
57: 山野野衾 ◆F6mxNHihgE 03/05/09 22:38
>>56
「くしゃみをするのは誰かが悪口を言ったせい」というのは実は誰かが呪いをかけて早死にさせようとしている、というのが本来の意味であるという説があります。
「くさめ」というのも中世からあった罵倒語の「糞喰らえ」が転訛したものだという説があります。
それとくわばら云々ですが『日本霊異記』にある話がもとでしょう。
「くしゃみをするのは誰かが悪口を言ったせい」というのは実は誰かが呪いをかけて早死にさせようとしている、というのが本来の意味であるという説があります。
「くさめ」というのも中世からあった罵倒語の「糞喰らえ」が転訛したものだという説があります。
それとくわばら云々ですが『日本霊異記』にある話がもとでしょう。
58: 山野野衾 ◆F6mxNHihgE 03/05/09 22:42
「くさめ」の補足説明。つまり罵倒(=呪詛返し)により呪詛をはじき返すという意味があったと。
64: 天之御名無主 03/05/12 01:55
>>57
へぇ!「糞喰らえ」が転じて「くさめ」ですか。
つまり、どちらかというと、くしゃみをした本人の内にある災厄を払うというよりも、他人から寄越されたものを弾き返すための呪文、ということなのですね。
ためになりました。「日本霊異記」もちゃんと読んでみたいです。
どうもありがとうございました。 >>56でした。
北枕で寝た日は、ちょっと寝つきがよくなる気がします。
多分、気がするだけですよね。
へぇ!「糞喰らえ」が転じて「くさめ」ですか。
つまり、どちらかというと、くしゃみをした本人の内にある災厄を払うというよりも、他人から寄越されたものを弾き返すための呪文、ということなのですね。
ためになりました。「日本霊異記」もちゃんと読んでみたいです。
どうもありがとうございました。 >>56でした。
北枕で寝た日は、ちょっと寝つきがよくなる気がします。
多分、気がするだけですよね。
54: 天之御名無主 03/05/08 20:11
ベタだけど
雷が鳴ったとき
「クワバラ クワバラ」
と唱えるとヘソが取られない。
昔はよく言われたもんだけど最近あんまり聞かない。
雷が鳴ったとき
「クワバラ クワバラ」
と唱えるとヘソが取られない。
昔はよく言われたもんだけど最近あんまり聞かない。
66: 天之御名無主 03/05/12 02:15
>>54
雷が鳴ったときの
「クワバラ」は
菅原道真公の領地が桑原だったことからという話を聞いたことがある。
つまり、雷を操る道真公に
ここはあなたの領地ですから勘弁してね。
という意味なのであろうなぁ。
誰か詳細キボンヌ
雷が鳴ったときの
「クワバラ」は
菅原道真公の領地が桑原だったことからという話を聞いたことがある。
つまり、雷を操る道真公に
ここはあなたの領地ですから勘弁してね。
という意味なのであろうなぁ。
誰か詳細キボンヌ
60: 天之御名無主 03/05/10 20:06
北枕ってのもそうだよな。
北枕で寝るとあの世に連れて行かれるって言う話。
北枕で寝るとあの世に連れて行かれるって言う話。
62: 天之御名無主 03/05/11 21:28
>>60
北枕が縁起が悪いのは、釈迦入滅の時に北枕にしたから、ということだが。
でも地球って南北方向に磁力が働いてるから、北枕にするのは、体にイイ。
その事を釈迦は教えたかったのでは。
などとデンパな事を書いてみる。
北枕が縁起が悪いのは、釈迦入滅の時に北枕にしたから、ということだが。
でも地球って南北方向に磁力が働いてるから、北枕にするのは、体にイイ。
その事を釈迦は教えたかったのでは。
などとデンパな事を書いてみる。
63: 天之御名無主 03/05/12 00:09
>>62
>北枕が縁起が悪いのは、釈迦入滅の時に北枕にしたから
元ネタはそうだね。漏れもそう聞いている。
>北枕にするのは、体にイイ。
ガキの頃その話は聞いたことがあるけど、北枕で寝るのは気が引けたなぁ。
ま、今じゃ全く気にしてないんだけどね。
>北枕が縁起が悪いのは、釈迦入滅の時に北枕にしたから
元ネタはそうだね。漏れもそう聞いている。
>北枕にするのは、体にイイ。
ガキの頃その話は聞いたことがあるけど、北枕で寝るのは気が引けたなぁ。
ま、今じゃ全く気にしてないんだけどね。
61: 天之御名無主 03/05/11 06:14
うちでは枕を踏むと悪い夢見るって言う。
95: ほととぎす 03/05/22 14:37
厠で「がんばり入道郭公」と唱えれば怪異に出会わずに済むそうです。
99: ほととぎす 03/05/25 18:57
「見越し入道、見ー越した」っていうのもまじないの類ですよね。
104: 山野野衾 ◆F6mxNHihgE 03/05/26 09:37
寝嵩(ねがさ。寝た時の布団の盛り上がり)の減った人間は死ぬ。
思い出話を突然やり出した人間は死ぬ。烏が物悲しく啼くと人が死ぬ。
寝転がっている人をまたぐとまたがれた人が小さくなる。
思い出話を突然やり出した人間は死ぬ。烏が物悲しく啼くと人が死ぬ。
寝転がっている人をまたぐとまたがれた人が小さくなる。
107: 天之御名無主 03/05/28 16:58
麦刈りで手が痛んだ時、太陽に向かって
「東が恋しいわけではないが 手がいたくてこらわらん」
と言って手を数回たたいて拝むと手の痛みが治るそうな。
「東が恋しいわけではないが 手がいたくてこらわらん」
と言って手を数回たたいて拝むと手の痛みが治るそうな。
108: おばばに聞いた 03/05/28 17:01
呪いたい相手の年の数だけ線香を焚いて恨み言を言うと相手によからぬことが起きるそうな
116: 天之御名無主 03/06/02 21:49
「白主あれ、白主あれ」夜用
怪異に遭ったり、怖くなったら唱える。
「彼(か)の名を問う」←明け方用
「誰(たれ)の名を問う」←夕方用
白主は、蛇の神様で「まじないと知識と夜を司り、怪異を作り出した神様」と言われている
「彼・誰」は、名前を問うて、答えたら名前の後に「○○よ、去ね」と言うと言霊で消える。
名乗らない場合は「彼(誰)の名は○○と与える、○○っ!(この時反論が無ければ決定)帰るがよい」
と言う(名付け親には逆らえない)名乗ったら、名前を唱えて去らせる」
これがバアチャンに聞いた、物の怪撃退法。力じゃ敵わない。逃げたら負けだそうです。
これは儀式で、白主との約束事によって作法が決まっているそうです(^^;
怪異に遭ったり、怖くなったら唱える。
「彼(か)の名を問う」←明け方用
「誰(たれ)の名を問う」←夕方用
白主は、蛇の神様で「まじないと知識と夜を司り、怪異を作り出した神様」と言われている
「彼・誰」は、名前を問うて、答えたら名前の後に「○○よ、去ね」と言うと言霊で消える。
名乗らない場合は「彼(誰)の名は○○と与える、○○っ!(この時反論が無ければ決定)帰るがよい」
と言う(名付け親には逆らえない)名乗ったら、名前を唱えて去らせる」
これがバアチャンに聞いた、物の怪撃退法。力じゃ敵わない。逃げたら負けだそうです。
これは儀式で、白主との約束事によって作法が決まっているそうです(^^;
117: 天之御名無主 03/06/02 21:58
カコイイ!
「白主」ってなんて読むんですか?
「白主」ってなんて読むんですか?
118: 天之御名無主 03/06/02 23:01
>>117
>「白主」ってなんて読むんですか?
そのまま、「しろぬし」様です
>「白主」ってなんて読むんですか?
そのまま、「しろぬし」様です
119: 天之御名無主 03/06/03 14:16
「十二月十二日(水)」と書いた紙を家の柱に貼る。→火事にならない
121: 天之御名無主 03/06/03 17:30
耳が病んだ時
柊の枝にイワシの頭を刺したものを玄関の入り口に飾ってある
家に行きその柊に刺さったイワシの頭を耳に覗かせると
耳の病が治る
柊の枝にイワシの頭を刺したものを玄関の入り口に飾ってある
家に行きその柊に刺さったイワシの頭を耳に覗かせると
耳の病が治る
139: 天之御名無主 04/06/08 19:35
古来かどうか知らないが、
長寿のおまじない。
「たまのをを むすびかためて よろずよも みむすびのかみ みたまふゆらし」
長寿のおまじない。
「たまのをを むすびかためて よろずよも みむすびのかみ みたまふゆらし」
163: 天之御名無主 04/06/30 11:47
探し物をする時のまじない。
「清水の音羽の水は濁れども○○(探しているものの名前)の出でぬことなし」
おそらく母方の祖母から聞いたものだったと思う。
「清水の音羽の水は濁れども○○(探しているものの名前)の出でぬことなし」
おそらく母方の祖母から聞いたものだったと思う。
175: 天之御名無主 04/12/20 22:14:45
>>163
能「田村」にこんな文句あらあな。
「げにのどかなる 音羽の滝の 白糸の
繰り返し 返しても 面白や 有難やな
地主権現の 花の色も 異なり
ただ頼め しめじが原のさしも草
我世の中に あらん限りはの御請願
濁らじ物を 清水の 緑もさすや 青柳の…」
別に「田村」とは関係ないと思うけど、
かなり古い迷信?なんじゃないかなーと思ってね。
能「田村」にこんな文句あらあな。
「げにのどかなる 音羽の滝の 白糸の
繰り返し 返しても 面白や 有難やな
地主権現の 花の色も 異なり
ただ頼め しめじが原のさしも草
我世の中に あらん限りはの御請願
濁らじ物を 清水の 緑もさすや 青柳の…」
別に「田村」とは関係ないと思うけど、
かなり古い迷信?なんじゃないかなーと思ってね。
164: 天之御名無主 04/06/30 12:17
もうひとつ。
着たまま繕い物をするときのまじない。
「弘法は旅の衣に急がれて、着せて縫うのも目出度かりけり」
着たまま繕い物をするときのまじない。
「弘法は旅の衣に急がれて、着せて縫うのも目出度かりけり」
165: 天之御名無主 04/07/01 21:58
>>164
うちでは「脱いだ」と言ってから縫っておりました。
うちでは「脱いだ」と言ってから縫っておりました。
180: 天之御名無主 05/01/24 23:15:24
「ほのぼのと、まことあかしのうらなれば、われにもみせよと、ひとまつのつか」
子供の頃に読んだ本に載っていたおまじないです。
これを起きたい時間と同じ数だけ唱えれば(6時だったら6回)
寝坊せずに起きられるとのことでした。でも意味は全然分からない。
子供の頃に読んだ本に載っていたおまじないです。
これを起きたい時間と同じ数だけ唱えれば(6時だったら6回)
寝坊せずに起きられるとのことでした。でも意味は全然分からない。
182: 天之御名無主 05/02/10 01:45:55
正座とかで足がしびれたら、おでこに3回ツバつける。
これ効く。
これ効く。
185: 天之御名無主 05/02/13 19:54:03
午後に新しい服をおろすときはつばをかけてから着るっていうのをばあちゃんから聞いたことがある。
194: 天之御名無主 2006/01/02(月) 23:29:03
まじないじゃないけど・・
自分の両手を(祈る感じで)握り合わせた時に、左手の親指が上だと前世は男、右が上だと前世は女だ、と聞いた事がある。逆かもだけど。
でも上に来る方は自然に決まってるので、逆にすると気持ち悪い。
あとうちは何が何でも蜘蛛は殺しません。
ヤモリも殺しません。
自分の両手を(祈る感じで)握り合わせた時に、左手の親指が上だと前世は男、右が上だと前世は女だ、と聞いた事がある。逆かもだけど。
でも上に来る方は自然に決まってるので、逆にすると気持ち悪い。
あとうちは何が何でも蜘蛛は殺しません。
ヤモリも殺しません。
195: 光 2006/03/02(木) 23:46:56
私は
ヤモリは家の守り神
蜘蛛も殺してはいけない・・・
蜘蛛が家から居なくなったら、火事かなにかの災害が家に起こるんだとか・・・
なんか、直前に逃げるらしいです
とおそわりましたねw
ヤモリは家の守り神
蜘蛛も殺してはいけない・・・
蜘蛛が家から居なくなったら、火事かなにかの災害が家に起こるんだとか・・・
なんか、直前に逃げるらしいです
とおそわりましたねw
196: 天之御名無主 2006/03/05(日) 22:51:04
ひゃっくりが出たひとに、
「豆腐はなにで出来ている?」
と聞き、「大豆」と答えるとひゃっくり止まってる
っていうのもおまじないですかね。
「豆腐はなにで出来ている?」
と聞き、「大豆」と答えるとひゃっくり止まってる
っていうのもおまじないですかね。
197: 天之御名無主 2006/03/06(月) 03:26:34
「ひゃっくり」って何かと思って調べたら「しゃっくり」のことなのね
198: sage 2006/03/10(金) 20:16:13
初めまして。私はしゃっくりが出た時は友達などに
「ナスの色は?」と聞いてもらい
「紫」と答えます。それを3回繰り返すと止まります。
なんで紫なんですかね??
話は変わるのですが、婆ちゃんが「家の中に燕が入ってくると駄目だ」
「家の中に入ってきた蛍はすぐに追い出せ」などと言ってました。
なんでなんですかね・・・?霊魂とか持っていってしまうのでしょうか??
「ナスの色は?」と聞いてもらい
「紫」と答えます。それを3回繰り返すと止まります。
なんで紫なんですかね??
話は変わるのですが、婆ちゃんが「家の中に燕が入ってくると駄目だ」
「家の中に入ってきた蛍はすぐに追い出せ」などと言ってました。
なんでなんですかね・・・?霊魂とか持っていってしまうのでしょうか??
202: 天之御名無主 2006/03/21(火) 07:14:38
>>198
直接関係あるかどうかはわからないけど、
燕は星の形(頭、翼、分かれた尾が各頂点になる)の鳥で、霊を天に運ぶのだとか。
蛍は死人の霊だとかは言われることがあるからそのせいかも。
家に入ってくる虫とかを霊や予兆に見立てることはよくあるみたいだね。
直接関係あるかどうかはわからないけど、
燕は星の形(頭、翼、分かれた尾が各頂点になる)の鳥で、霊を天に運ぶのだとか。
蛍は死人の霊だとかは言われることがあるからそのせいかも。
家に入ってくる虫とかを霊や予兆に見立てることはよくあるみたいだね。
203: sage 2006/03/29(水) 19:50:47
>>202
なるほど。じゃあ燕=霊鳥と考えてもいいのでしようか?
カラスは霊鳥といわれますが、燕も・・・???
なるほど。じゃあ燕=霊鳥と考えてもいいのでしようか?
カラスは霊鳥といわれますが、燕も・・・???
210: 天之御名無主 2006/11/27(月) 21:21:24
>>203
燕はもっとも代表的な霊魂を運ぶ鳥の一つだよ。
あの世とこの世を行き来するらしい。
神話の天若比子の葬儀シーンにも出てくる。
また風葬が残る土地では、今でも棺の上には燕の彫刻がついていることが多い。
たたし魂といっても、先祖が鳥の姿を借りて戻って来ているわけなので守り神ではなく、忌避しようとするのは初耳です。
燕はもっとも代表的な霊魂を運ぶ鳥の一つだよ。
あの世とこの世を行き来するらしい。
神話の天若比子の葬儀シーンにも出てくる。
また風葬が残る土地では、今でも棺の上には燕の彫刻がついていることが多い。
たたし魂といっても、先祖が鳥の姿を借りて戻って来ているわけなので守り神ではなく、忌避しようとするのは初耳です。
249: 天之御名無主 2009/11/30(月) 17:53:26
初物を食ったら西の方を向いて笑えと言われる
初物が食卓に並んだ日は父を中心として食卓に乾いた笑いが響く
マタギは雪崩を避けるために出立前に煎り豆を食うそうだがなんでだろう
初物が食卓に並んだ日は父を中心として食卓に乾いた笑いが響く
マタギは雪崩を避けるために出立前に煎り豆を食うそうだがなんでだろう
250: 天之御名無主 2009/12/04(金) 15:43:19
>>249
うちは逆だ。
初物は東を向いて食べろって。
だから初物が食卓に並ぶと、椅子の向きが西向きな家族は後ろを向いて食べる。
うちは逆だ。
初物は東を向いて食べろって。
だから初物が食卓に並ぶと、椅子の向きが西向きな家族は後ろを向いて食べる。
114: 天之御名無主 03/06/02 00:49
ガキの頃祖母から色々なお呪いを教わった。
絶対に唱えてはいけない破滅の呪文とかも。
絶対に唱えてはいけない破滅の呪文とかも。
115: 天之御名無主 03/06/02 19:49
>>114
バルスかよ
バルスかよ
▼合わせて読みたい
実際に叶うおまじない教えて意味のわからない不思議な禁忌
『"オニコカエシ"という奇妙な風習』他 土地にまつわる変わった風習教えて
実話?轟音が響き渡り空から落ちてきた化物がいた…他、地元の民話を収集したので紹介する
民俗学っていいよな。ということで民俗学好きな奴ちょっと来い
この記事が気に入ったら
イイね!しよう
不思議.netの最新記事をお届けします
おススメ記事ピックアップ(外部)
過去の人気記事ランダムPICK UP
おススメサイトの最新記事
コメント
親から聞いた話だと、夜に爪を斬ると~は昔は明かりが無いor弱かったので、そんな状態で爪を切ろうとすると怪我をする=そんなに余裕の無い生活をしていると親の死に目に会えないとか言ってたな。似たような物で、新しい履き物は夜に下ろすなっていうのは馴染んでない履き物で夜道を歩くと危ないからって感じだった。
うちは夜に笛は蛇だったような
ミミズにオシッコをかけるとチンが腫れると聞いた。寝言に答えてはいけないというのも聞いたけど、なんでだろう。
地震のとき『ゆらぐとも、よもや抜けじの要石、鹿島の神のあらんかぎりは』これを3回唱えるとおさまる。
仏像を盗むと国が亡ぶ
リテ・ラトバリタ・ウルス アリアロス・バル・ネトリール
沖縄ではくしゃみの時「クスケー(糞食え)」って言うけど、他県でも同じ意訳なんだなぁ。
「クスケー」については、由来が沖縄の昔話として読めるので、調べてみると面白いかもね。
「クスケー」については、由来が沖縄の昔話として読めるので、調べてみると面白いかもね。
うちは夜に口笛を吹くと泥棒がくるだったな。
新しい物を身に着ける時は塩をかけて、みはつよくいしょうはよわくと唱える
※5
某国のことやんけww
某国のことやんけww