1972年、ドイツ生まれのアーティストWiebke Maurer(ウィーベ・マウラー)さんの「Talking Pieces」シリーズと「Service Royal」シリーズは金銅、銀で作られたスプーン、ボウル、ソーサー、ティーカップなどで、その装飾の繊細さと優雅さ、美しさ、または技術には目を見張るものがあります。
もちろん、実用的な側面はなく、あくまで、芸術作品として制作されたもので、これらの作品はヨーロッパの伝統的な工芸作品、主にアールヌーヴォー時代のオブジェとジュエリーに影響、礎となってますが、あくまで創造的な出発点であり、伝統的な様式を踏襲しつつ、現代的に再構築、再現しているのだとか。
モチーフは植物や蝶などの昆虫で、繊細な装飾に加え、優雅な気品を漂わせています。Wiebke Maurerさんの作品はアムステルダム市立美術館、ボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン美術館などに所蔵されています。
過去にソーサー、ティーカップなどを制作するロシアのアーティストSvetlana Oreshkinさんの作品を紹介しておりますので、合わせてごらんください。
© Wiebke Maurer
© Wiebke Maurer
© Wiebke Maurer
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