サーシャ「第一の解答ですが、」サローニャ「サンタクロースちゃんです!」ミ☆
- 2017年01月16日 20:10
- SS、とある魔術の禁書目録
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ロシア。
「プレゼント、何貰えるかな」
「私、ぬいぐるみがいい!」
「Ах, милый барин, скоро святки,♪」
「И ей не быть уже моей;♪Богатый выбрал да постылый,」
「Ей не видать веселых дней".~♪」
サローニャ「…」
サーシャ「…」
サローニャ「…お子ちゃまはいいねぇ。メルヘンな夢を無邪気に信じてられるから」
サローニャ「ああ、トロイカ歌ってた子以外は」
サローニャ「サローニャちゃんなんてロシア成教に帰ってこれたはいいけどそっこーでお仕事ちゃんだってゆーのにさ」
サーシャ「第一の質問ですが、あなたもまだお子ちゃまでは?」
サローニャ「うっせー。15才ちゃんはもう子供じゃないから」
サローニャ「それにしても。総大主教様が私達に何の用ですかにゃ?」
サーシャ「第一の解答ですが、」
サーシャ「どうも私達にサンタクロースをやれとの事です」
サローニャ「え?ジェド・マロースやスネグー・ラチカじゃなくて?」
サーシャ「ええ」
サローニャ「ふーん…?」
サローニャ(この子と私って初めて会うんだよねぇ。元々所属部署違うしぃ?)
サローニャ(むー、仲良くやれるかにゃ?)
サローニャ(この子…なんか…こう、無愛想というか、ぬーんってしてるし)
サーシャ「…」ヌ-ン
サローニャ(とっつきにくぃー!)ヌォォオ!
ロシア成教、総大主教執務室
クランス「ああ来てくれましたか」
サローニャ「はい」
サーシャ「ええ」
クランス「実はですね、学園都市との懇親イベントとしてサンタクロースに扮してクリスマスプレゼントを配るイベントをやろうという話になっています」
サローニャ(うわぁ面倒くさい)
サーシャ(何故私たちが)
クランス「こうなった経緯を簡単に言いますと…」
クランス「『いやーホント操られてたとはいえ第三次世界大戦とか起こしてマジ超ゴメンね!仲直りしようぜ!ほんとマジ反省してっから!』」
クランス「『じゃあやるべ?もーすぐキリストの誕生日だし?クリパとかイベントやるべ?』」
クランス「『『ウィー!!!』』」
サローニャサーシャ((なんだそのチャラいテンション))
クランス「…ですが…御存知の通り、ロシアのクリスマスというのは日本と違って12/25ではなく1/7から」
クランス「そしてニュアンスとしては日本で言う年明けと大晦日を祝うような形になっています」
クランス「来るのもサンタクロースではなく、イベント内容としては家族で過ごし、青い服を着た老人、ジェド・マロースと雪の妖精スネグー・ラチカという妖精が教会でプレゼントを配ります」
クランス「ただ、今回は日本。日本のクリスマスはカップルや友達と過ごしたり家族で過ごして、夜は枕元にサンタクロースと呼ばれる赤い服を着た老人が現れ、良い子へのプレゼントを置いておく…」
クランス「といった風習となっています」
クランス「そしてこのイベントを行うにあたり、今手が空いてるのが貴方達だけなので」
サローニャ「…」
クランス「行ってきてください」ニッコリ!
サローニャサーシャ「「……」」
クランス「二人ともすんごいイヤそうな顔しないでください」
サーシャ「しかし…私はこれからちょっと風邪を引く予定ですし」ケホンカホン
クランス「いやひかないでください。その予定はキャンセルしてください」
サローニャ「サローニャちゃんはちょっとその日グレムリンガールズちゃんで同窓会的な女子会やる予定があったりなかったり」
クランス「じゃあ大丈夫ですね。キャンセルして行ってこい」ニッコリ
サローニャサーシャ「「…」」
クランス「二人とも。そろそろその苦虫を噛み潰した顔やめて早く行かないと七つの大罪術式くらわしますよ」
サローニャ「そんなわけでーー」コホン!
サローニャ(肩出しミニスカサンタ)「サロにゃんクロースです!☆」キャピン
サーシャ(フードと肩かけ付きミニスカサンタ)「サーシャクロースです」ヌ-ン
ワシリーサ(トナカイコスプレ)「トナリーサ。サーシャちゃんに鞭で打たれる係よん♪」ハァハァハァハァハァ
サーシャ「第二の質問ですがとりあえず今ブチますね?」ベチ-ン!
ワシリーサ「あはん!///」
サローニャ「ねぇちょっと…サーシャちゃんは部署とか上司とか、ついていく人とかをもうちょっと選ぶべきじゃにゃいかね?」ヒソヒソ
サーシャ「第二の解答ですが…出来るものなら入信した時に既にそうしています」ベチ-ンベチ-ン
ワシリーサ「あんっ///サーシャちゃんの言葉と物理な鞭がっ♪」
サローニャ「どんびきちゃん」
ワシリーサ「黙れ小娘!私とサーシャちゃんの愛を育む姿がわからぬか!?」
サーシャ「1ミリも育まれてませんから」ベチ-ン!
ワシリーサ「おっふ!///」
サローニャ「…ん?おっ、それ?」
ソリ<キラリン
ワシリーサ「そーよっんっふ!?」
サローニャ「ところで…プレゼントちゃんは誰にどーやって配るの?」
サーシャ「第三の解答ですが、総大主教によりますと…このソリに積まれた白い大きな袋に手を入れれば自動的に配るべきプレゼントが出てくるそうです」
サローニャ「へー」
ワシリーサ「あっ、ちなみに配達先は私が把握してるわ?」
サーシャ「第三の質問ですが…本当にナビゲーターがワシリーサで大丈夫なのかと」
ワシリーサ「安心してっ!私頑張ってソリ引っ張るから!!あっなんならサーシャちゃん背中に乗ってく?!」
サーシャ「だまれしね。シンプルに。しね」つトンカチ
ゴンガンドンバンガンギンドンガングジャ!!!!!! ▼
直後に、原始的な暴力の音が連続した。 ▼
サローニャ「なんかそれ懐かしっ」
ワシリーサ「」ビグンッ!ビグンッ!
ワシリーサ「」
サーシャ「ふぅ…悪魔は滅びました」
ワシリーサ「けど死なないのよね!私はバーバヤーガの命の水のおかげで不死だから!!!」
ワシリーサ「そうつまり永久機関…!サーシャちゃんの愛を受けて死ぬ→一つの愛が完成する→復活→サーシャちゃんprpr→愛を受ける」
サーシャ「第四の質問ですが神よ…何故彼女に一番与えてはいけない能力を」
ワシリーサ「つまり神は言っているという事ね!『サーシャたんを思う存分prprなさい』と!」
サローニャ「サーシャちゃんの上司キャラ濃いね。私あんまし関わりたくないな?」ヒソヒソ
サーシャ「第四の解答ですが、すみません赦してやってください。コイツはこんな奴です」ヒソヒソ
・・・・・・・。
サローニャ「さてと…二人ともソリちゃんに乗りまして」
サローニャ「それじゃ!しゆっぱーつ!」
サーシャ「ではワシリーサ飛んでください」
ワシリーサ「ヒヒーン!!」
サローニャ「馬!?え?!いやほんとにアンタが牽引すんのっていうか飛ぶの?!っうわぉ!?」ガクンッ!!
ビュオン!!!!
シャンシャンシャンシャン♪シャンシャン♪
サローニャ「わーおっ!すごいすごい!!ほんとーにソリちゃんが空飛んでる!」
サーシャ「…第五の質問ですが、夜景が綺麗ですね」
サローニャ「ねー。100万ドルの景色って奴ですかにゃー」
サーシャ「…誰かとこういう景色を見るのも、」
サローニャ「?」
サーシャ「…いえ、第五の解答ですが、何でもありません」
ワシリーサ「ああサーシャちゃんサーシャちゃん。私もサーシャちゃんと100万ドルの景色を見れボガッ」
サーシャ「第六の解答ですが、貴方は私が許可するまで喋らないように」
ワシリーサ「あれっ!?確か私が上司だよね!?」
サーシャ「ちなみにワシリーサは今、何の術式も使ってません」
サローニャ「ええ?!じゃあどういう理屈で」
ワシリーサ「愛!!!愛よ!!?サーシャちゃんのためなら飛べる!!サーシャちゃんを愛してる奴は全員飛べるのよ!!」
サローニャ「バケモノ!?」
ワシリーサ「何言ってるの。愛する人のために空くらい飛べなくてどうするの?」フフン?ドヤァ?
サローニャ「愛すげぇ」
サーシャ「すみませんこういう奴です。…というか『許可なく喋んな』って言いましたよね?お仕置きです」ベシン!
ワシリーサ「あっふん///」
サーシャ「さて…第六の質問ですが、最初はどちらのお宅に?」
ワシリーサ「えー…と」
サローニャ「んー?あっ、こっちにもメモあるよ?なんかねぇ、」ガサゴソ
サーシャ「おお。やりましたね」
サローニャ「?」
サーシャ「第七の解答ですが、飛ぶ手段は他にもありますしこれでワシリーサは要
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