動物関連のニュースは女子の喜びそうなカワイイ話題が多いのですが、イギリスからカワイイとは言い難いアニマルニュースが届きました。
イングランド東部に位置するノーフォークの「ダイナソー・アドベンチャー・パーク」は、巨大な恐竜の模型やアトラクションが楽しめる家族連れに人気のテーマパーク。
ここで飼育されている一匹のカメが、ちょとした話題となっています。
カメのバートが補助輪を付けたトホホな理由とは?
こちらはダイナソー・アドベンチャー・パークで飼育されているケヅメリクガメのバート22歳。
この画像を見れば、誰もが「何でカメに車輪付いてんの?」と疑問に思うはず。
最初に言っておくと「不慮の事故で後ろ足が…」のようなシリアスな理由で、このような姿をしているわけではありません。
バートが身体に車輪を付けた理由…
それは「エッチしすぎたから」なんです!!
ことの発端は2011年のこと。
ブリーディングプログラム、簡単に言うと、産卵のためにメスとオスのケヅメリクガメを引き合わせるプログラムにバートは参加しました。
なんと、そこでバートの性欲が爆発!!
5匹のメスと交尾を繰り返し、多くの子孫誕生に貢献したそうなんです。
しかし、プログラム期間が終了してダイナソー・アドベンチャー・パークに戻ってきたバートの後ろ足は腫れ上がっていました。
獣医の診察結果は「関節炎」。
交尾の時に後ろ足に負担をかけすぎたのが原因…
参考までに、こちらがケヅメリクガメの交尾の模様。
バートは体重が100kgほどあるので、確かに交尾中の後ろ足への負担は大きいはず。
自分の後ろ足を犠牲にしてまで子孫を残したかったのか?
単純に快楽に溺れただけなのか?
理由は定かではありませんが、飼育員はバートの後ろ足への負担を軽減するために、補助輪を装着。
こうして、何ともトホホな理由で車輪亀が誕生したんです。
性欲亀バートが子供に大人気!?
補助輪効果で後ろ足の関節炎は回復し、一旦は車輪を付けずに動けるほどになったバート。
しかし、昨年末から再び関節炎が悪化し、また補助輪生活に逆戻り。
バートにとっては災難ですが、ダイナソー・アドベンチャー・パークを訪れる子供たちには大人気。
訪れた子供たちは、バートが改造手術で車輪を付けたのだと思って大人気です。
あの車輪を使って凄いスピードで走り出すと妄想しているようです。
確かに、車輪で高速移動して敵を攻撃するカメはポケモンにも出てきそうだし、災い転じて若干報われたバートの未来に幸あれ。
ネタ元 – source