フォトグラファーのOmar Reda(オマール・レダ)さんは南部のエチオピアに滞在し、オモウ谷という場所を訪れた際に、部族の女性たちのポートレイトを撮影しています。
Omar Reda(オマール・レダ)さんが訪れたオモウ谷には3つの異なる部族の人々が暮らしています。ムルシ(Mursi)族は、口の唇に大きな穴を空けて、模様の描かれた皿をはめ込んでいる部族で、ダサネフ(Dassanech)族はトウモロコシ、カボチャ、豆を栽培してくらす部族、ハマール(Hamar)族の女性たちは、髪を太い縄状の房に編み分けることで知られています。
この3つの部族は、それぞれの部族で言語、ライフスタイル、儀式などが異なります。身につけている衣服についても同様で、女性たちはそれぞれの慣習にあったものを身につけ、着飾っています。
果物や貝、動物の皮や角、鳥の羽など自然にある様々なものを使い、おしゃれをしています。中には時計のベルト部分を飾りにしている女性もいます。
ムルシ(Mursi)族
©Omar Reda
ムルシ(Mursi)族
©Omar Reda
ムルシ(Mursi)族
©Omar Reda
ダサネフ(Dassanech)族
©Omar Reda