Tidal、再生中の楽曲を編集する「Track Edit」機能導入。テンポ変更、フェードイン・アウト、プレイリスト保存
ユーザー拡大のテンポも変わるか
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音楽ストリーミングのTIDALが、モバイル版TIDALアプリに楽曲の簡単な編集機能「Track Edit」を導入しました。再生中の曲の範囲を指定してテンポを変えたり、フェードイン・アウトといった操作がストリーミング中の楽曲に対して行えます。
TIDALの編集機能を使うには曲名を長押しするか曲の右上にあるオプションからTrack Editを選択します。再生中の楽曲に対してできる操作は、曲の選択範囲に対してプラスマイナス16%のテンポ変更と、最大10秒間のフェードイン・アウト。
編集した楽曲はプレイリストに名前をつけて保存でき、それを共有することも可能です。編集そのものはモバイルアプリのみ対応するものの、ウェブプレーヤーで表示したときは「Edited」と表示され、元の楽曲名と自分でつけたタイトルが併記されます。
記事執筆時点では、TIDALはこの機能の提供意図や詳細については公表しておらず、ヘルプページもない状態。今後この機能について詳しいことが判明しましたら追ってお知らせいたします。
ちなみに、TIDALは年初にMQAフォーマットを使用するハイレゾ音質のサービス「TIDAL Masters」を有料プランに追加したばかり。今回のトラック編集機能はそれに続く今月2度目のアップデートでの提供となります。
TIDALはジェイ・Z体制になって以降、オーナーアーティストらを中心に新作の独占配信などでユーザーの拡大をはかってはいるものの、アップルによる買収話が聞こえてきたりと業績的には苦戦が伝えられます。TIDALは日本ではサービスを開始していないものの、今回の新機能はApple MusicやSpotifyなどライバルのサービスにはないものであり、さらに編集機能を強化して独自のリミックスを作れるようになったりすれば、かなり面白い存在になるかもしれません。